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#読了 #カズオ・イシグロ 『充されざる者』 カフカ的不条理小説と言われる作品。 確かに不条理で語りや人物関係に明らかな矛盾を仕込んでいたりするが、実はテーマがしっかりしていたり伏線回収もあったりする。 e-hon.ne.jp/bec/SP/SA/Deta…
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メインテーマはおそらく、何度も繰り返されるモチーフ、「不仲な家族の中での子の傷つき」だと思われる。 主人公ライダー、支配人の息子シュテファン、ライダーの妻(?)ゾフィー、ライダーの息子(?)ボリス、みな家族関係に緊張感を持ってその中でなんとか関係を修復しようともがいている。