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1997年 サンヨーオールスターゲーム in神宮球場 セパ両軍の応援団が大集結。外野に上がった旗の数は40本近くを数え、上段は錚々たる顔ぶれ。立ち見席にまで応援団の旗が広がっている。先頭の稲葉篤紀が浴びる法政大学の応援歌はあまりにも分厚く、本人が神宮じゃないみたいだと言っていた。
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桧山が打席に入ると突然太鼓が鳴り出した。阪神のやんちゃである。直後報燕が血相を変えて飛び込んでいったのは言うまでもない。この日神宮に詰め掛けた応援団は、両軍合わせ400人を数えた。あれから27年、神宮にあれ程の数、応援団が集った日は一度もない。そして、未来にもないだろう。
