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「ん?どした?」 同じく宝石より貴重なご飯を傍らに置き、女の子の前にしゃがみ込む。 女の子は、迷彩服の大きなおっさんが近くに来たことで更に緊張したらしい。 目に涙をためて息を飲むと、一気に話した。 「じえたいさん、まもってくれて、ありがとー!これ、たべて!」 #100文字の架空戦記
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人生でこれほど衝撃をうけた瞬間はこの時をおいて無い。溢れ出る涙をこらえつつ、女の子の手にある缶詰を両手で受け取った。 「ありがとう!これでおじさんたちは元気がすごく出たよ。だからもうお腹いっぱいになっちゃった。これは持って帰ってお父さんお母さんと食べて、ね?」 #100文字の架空戦記