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谷君は遅れている子だった。学年最下位の成績だったし、高3になってもヘルメットを付けて自転車通学しているのは彼だけだった。 でも、そのヘルメットが「安全を尊重している」と集会で校長に誉められたのだ。 僕は利己的な行動が賞賛されるのを初めて見た。 「17」 #架空小説書き出し

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安全な場所@Itissaferight

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