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#統計 X̅-Y̅-Δμが平均0と分散E[S²]=σ²を持つ正規分布に従い、それとS²が独立なとき、T=(X̅-Y̅-Δμ)/√S²が従う分布をt分布で近似するためには、S²が従う分布をχ²分布の定数倍で近似すればよく、S²と同じ期待値と分散を持つχ²分布の定数倍を求めればよい。 Welchのt検定の導出はたったこれだけのこと。 x.com/genkuroki/stat…

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黒木玄 Gen Kuroki@genkuroki

#統計 Z~Normal(0,1)とY~χ²(ν)/νが独立なときZ/√Y~t(ν)なので、X̅-Y̅-Δμ~Normal(0, σ)と独立なS²が近似的にχ²分布の定数倍に従い、E[S²]=σ²ならば、近似的にS²/σ²~χ²(ν)/νとなるので、 T=(X̅-Y̅-Δμ)/√S²=((X̅-Y̅-Δμ)/σ)/√(S²/σ²) とおくと、近似的に T~t(ν). これがWelchのt検定の基礎。

黒木玄 Gen Kuroki@genkuroki

みんなのコメント

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#統計 Studentのt検定の導出について理解している人であれば、1つ上の投稿にあるアイデアさえインプットすれば、自力でWelchのt検定も導出できないとおかしいです。 多くの教科書がWelchのt検定の出し方の解説をしない方針になっている状況はちょっと病的な感じがします。

黒木玄 Gen Kuroki@genkuroki

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