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遣唐使で中国に渡った日本使節、皇帝から賜った物品を換金してその金で本を購入して持ち帰ってるんだけど、中国人研究者の王勇さんによると「旧唐書や新唐書に見られる五十数カ国の遣唐使の記録を調べる限り、日本使ほど書籍を好んで求める国使は他に無い」との事で、日本の遣唐使の気合を感じる。

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みんなのコメント

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先進国の法制や思想文化を学んで現地で書籍買いまくって帰国して自国を発展させる、それによって自らも立身する、そういった横溢する気概に溢れている、すげえなと思う。

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貴重な補足を頂きましたので貼っておきます。 まあしかしながら皇帝の下賜を換金して本を買って帰国するというのが遣唐使の目的としては当然ですが、知識欲や勉強熱心やらですげえなあ、という所はそれはそう思います、ということで… x.com/ishiwinozomu/s…

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王羲之の書籍を、当時の刊行されていた全巻を買って正倉院に納められていて、嵯峨天皇の御代に宮中に遷されて返還されず…。 これが嵯峨天皇の漢籍や文化面での事業を支えて、以降の朝廷で帝や廷臣の貴重な教材となり貢献したのでしょうが、もしも令和まで正倉院に収まっていれば…。

武図書@take10syo

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なので、中国が辛亥革命やその後の戦闘、文化大革命を経て、あらゆる知識本を破壊してしまったので、台湾と日本にしか写本がないという状況になったので、1980年代には中国から日本へ留学し、日本語漢文の読み方を覚えて読む、という留学生が何人もいました。簡体字しか彼らは知らないので。

かえる姫🐸@めんどくさい難病闘病リハビリ中くるしゅうないぞ🪭👑@aminah2500

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吉川幸次郎も書いています。つ清朝の何かの随筆に、諸夷狄のうち日本もっともよく中国の書を購う、というのを読んだ記憶がある。加賀百万石の藩主前田綱紀は役人を長崎に特派し、「唐本」を満載した船が入港すると船ごと買いとらせたと伝えられる。

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実は遣唐使の中に真正レベルの書痴が混じってて、ありとあらゆる財貨を換金して全ジャンルの本を買いあさって積読しとくタイプの人とかだったとしても、何も違和感ない・・・・・(笑)

ふうらいぼう@kumahanaya

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藤原道長が日記に三國志コンプしたって書いて自慢してましたね 正倉院に保管されてて21世紀に入ってから調査したら既に中国では欠落してる数冊見付かったとかで歴史的な発見になってました 書が残ってるのも凄いですが日記が残っているのも凄いです

61式戦車@t61mbt_2

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そして それらが正倉院とかに残ってる〜 がその反動で今は文書すてるすてるw

やまだはるひろ@uziyamada

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今で言う視察研修、海外視察に行くのに物見遊山ではなく目的と役割をしっかり理解されてたんですね

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本読んで律令制導入したが、班田収授など日本の現実には適合しない制度を造り、数十年で大幅修正、やがて形骸化。ベトナムなどは中国の制度が自国に適合しないことを見抜いていたのだろうか?

T-80UD@80udT

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