ポスト
わたしの振袖、一枚目は十三詣の折に着た母譲りの水色の中振袖、二枚目は成人式前に親が仕立ててくれた(出入りの呉服屋さんや百貨店の外商が毎週反物を持ってきてました)クリーム地の本振袖、三枚目は三十路でうっかり血迷って(血迷い過ぎ)自分で仕立てた黒地の中振袖、全部京友禅です。着倒しました。
メニューを開くみんなのコメント
メニューを開く
言い訳すると、黒地の振袖は元々訪問着を仕立てるつもりだったのです。ところが気に入った反物、というか仮絵羽が振袖だったんですね。お袖を切って訪問着として仕立てられますか?とお聞きしたら「まあお嬢様!勿体無い、ぜひ振袖のままお仕立てなさいませ!」(わたし三十路)と勧められて……(事故)