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#メモ用詩 # 食べては 美味い鳥がいた その歌声も美しく 賢さも人語を操るほどに あるとき 父は娘に 鳥を贈り 娘は鳥を可愛がり いつしか鳥は 良き話し相手 ある日 貴人が訪れて 鳥の肉を 所望した 娘は 鳥守るため 訴えど 父は無惨に 翼もぎ 貴人を饗した 鳥は娘を慰めて 言葉をかけるが

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おんじっこ(12/1 文学フリマ東京39 同人誌『汽水域』に参加予定)@Morning_Weather

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娘は涙で 目を腫らし 鳥は哀しみ 癒やすため 妙なる歌声 聞かせれば 娘の心に 光が灯る その歌声を 聞いた貴人 次は歌声望み 金銀財宝 山ほどつみて 父親の目を 曇らせた 娘は哀しみ 言葉かけ 鳥よ鳥よ どうか逃げて 鳥は娘に 伝えます 翼なく どこへ 逃れられましょう どうか娘よ 殺してください

おんじっこ(12/1 文学フリマ東京39 同人誌『汽水域』に参加予定)@Morning_Weather

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