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その中世以前の、中動態的な世界観が失われていくことを誰よりも嘆いていたのが夏目漱石だと思うのよね。事実、後期の作品『行人』『明暗』では文体に中動態が多様されるようになる。それが『天』の視点である『則天去私』

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サトウサオリ@saori_akita

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夏目漱石は、150年後の日本語が主客二項対立に囚われて、生きづらい人が溢れることを予測できていたと思う。だから、令和の哲学者によって「中動態」が論じられることに、私は運命めいたものを感じちゃう。

サトウサオリ@saori_akita

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