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東大地理で、「昔の地図は、南北方向と比べて東西方向の精度が明らかに悪いが、それはなぜか(大意)」っていう問題があったんだけど、めっちゃ感動した覚えがある まさに思考力を問う問題だと思う x.com/cherry_n_s/sta…
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南北の位置は太陽なり星なりを観測して簡単に特定できるが、東西は正確な時間差がわからないと特定できないためそんな簡単ではない。江戸は日出日の入りの間をそれぞれ6等分した時間を使ってるので時間の精度はそこまで高くなさそう
●南北(緯度)は北極星の高度だから、分度器で測る。 ●東西(経度)は南中時刻のズレだから、南中高度と時計で測る。 江戸時代の時計は精度が高くないのが経線の誤差が大きい原因 _(:3 」∠ )_ posfie.com/@Count_Down_00…
こういう問題を「測量ってどうやってやったら精度を上げられるかな?」と考えて解かせる問題と捉えるか、それとも昔の人の手法と苦労に関して知ってたかどうかだけの知識問題だと捉えるかで差があると思います 勉強は暗記だ!と思ってる人は後者の立場を取りがちです
南北は南中時の太陽の角度で測定可。 それに対して東西は、基準時地点x0との日の出or日の入時刻の時刻差Δt、地球の自転速度vで、基準地点との東西距離x=vΔtで求まる。 基準地点での日の出、日の入時刻は記録済。 海上では船の揺れで振り子時計が使用不能なため、機械式時計の発明者に懸賞金が出ました
360°÷24=15°なのでA地点とB地点で太陽の南中に1時間の時差があれば経度にして15度の差があると求められますが、精確に測定するには1日に約3秒以内でしか狂わない時計がないと不可能なんですよね… ガリレオ、ホイヘンス、ニュートンですら不可能だったのをヨークシャーの大工が解決しましたが pic.x.com/sHbMuPPBKa
緯度はコンパスと天測によりほぼ正確に取れる。経度は基本は正確な時計が無いと無理。GPSが出る前は正確な位置を取る事は不可能だった。時計、電波灯台ロラン、デッカ、衛星と進歩した。 ジョン•ハリソンのH4とかジョン•アーノルド、トーマス•アーンショウの特許とかすごい👍。
南北(緯度)は星や太陽の高度で比較的簡単に測定できる一方、東西(経度)を算出するには正確な時計が必要でこれが難しかったから かな。海洋国家時代の大英帝国なんて正確な時計を発明したやつに莫大な褒美をやる、なんて国家コンテストしてたぐらい(優勝がフランス人だった気もする)