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俺がこれまで紹介した濡れ場文学ベスト3 車谷長吉『赤目四十八瀧心中未遂』 開高健『珠玉』 ゴルゴ13シリーズ 『陋巷に在り』を入れると早くも四作だが、他に北方謙三『水滸伝』シリーズの扈三娘の末期のまぐわいも入ってくるだろう。五作あるやん。
車谷長吉『赤目四十八瀧心中未遂』 敗残者ばかり出てきて読んでいて楽しいものではないが夢中でページを繰った。登場人物の心理が腑に落ちすぎる所が不満でもあったが。例えば、太宰治作品には自己愛と自己嫌悪がごちゃ混ぜになり過ぎて「自分で自分が分からなくなっている」ような凄みがあるが。 pic.x.com/yupoetrogx
車谷長吉「赤目四十八瀧心中未遂」、即買いました。 x.com/hironobutnk/st…
即買いました。 そういえば、車谷長吉「赤目四十八瀧心中未遂」の書き出しもノミネートしないと話にならんすな。 #第1回全日本小説書き出しグランプリ x.com/kqmpb540/statu…
即買いました。 そういえば、車谷長吉「赤目四十八瀧心中未遂」の書き出しもノミネートしないと話にならんすな。 #第1回全日本小説書き出しグランプリ x.com/kqmpb540/statu…
車谷長吉『妖談』(文春文庫)読了。34の掌編小説。人間の欲望、食欲、性欲、金銭欲、名誉欲、権力欲、自己顕示欲をあからさまに描く。著者はそれらに強い嫌悪感を持ち自らを律しているようだが現実社会で生きれば矛盾が生じる。危うい著者の生きる動機となったのはあの嫁さんの存在につきるのだろう。
車谷長吉の「癲狂院日乗」が届いたので寝る前の読み物にする。ちんぷんかんぷんって漢字で書けるんだな、ってことを知る。この救いのない、というかそもそも救済の存在すらも否定しているような圧倒的な孤立感の手触りをひさびさに思い出す pic.x.com/bcn33n4yzu
車谷長吉『癲狂院日乗』を読んだ。 『赤目四十八滝心中未遂』執筆中の停滞期に、埴谷雄高『死霊』全巻を読んで精神を回復させ、執筆を再開させることができたとある。『癲狂院日乗』中「私の精神を生き返らせてくれた」という評価をする作品も珍しい。他に高評価なのは高橋隆「犯行」ぐらいか。
知らない宇宙論の本かな、と思って均一棚から引き抜いてみたら、新宿にあった文壇バー「火の子」の十周年を記念して作られた本でした。残念。でも、執筆陣がちょっとすごいんです。谷川俊太郎、大江健三郎、古井由吉、山口昌男、舟越保武、宇佐見英治、武満徹、後藤明生、細川周平、車谷長吉、浅田彰、 pic.x.com/4icvxcnfou
なんだろうね 小説家って。というより なんだろうね 人間って。 『癲狂院日乗』(車谷長吉 著・装画/新書館) 『赤目四十八瀧心中未遂』(文藝春秋)しか読んでいない。まだ私が元気だった頃(死にたいとも思っていた頃)。共感はしてないから。ただ引き摺られて行くのを感じて呆然としているだけ。 pic.x.com/tbl7jdur6j x.com/honyomu_pen/st…
うちの夫婦 知り合って40年 結婚して33年だってさ。 『この世の道づれ』(高橋順子 著、車谷長吉 装画/新書館) この本のように 君のこと語れるかな 私のこと思い出してくれるかな なんてことを考えた。お互い「ふーん」と ぜんぜん違う遠くを見ながら考えた。 こりゃ『癲狂院日乗』も読まなきゃ。 pic.x.com/dmgwh06msf
【告知】 2024年9月6日号『週刊読書人』に著:車谷長吉『癲狂院日乗』(新書館)の書評を寄稿しています。 同社から同時刊行された著:高橋順子『この世の道づれ』からも引用しています。 pic.x.com/3s9wduv7kj x.com/Dokushojin_Clu…
9月6日号、出来! 巻頭特集:奥泉光著『虚史のリズム』(集英社)を読む【評=蔓葉信博】 <イメージの奔流に圧倒せよ!> dokushojin.net pic.x.com/lluekjtfw7
9月4日は #串の日 「私」はアパートの一室でモツを串に刺し続けた。向いの部屋に住む女の背中一面には、迦陵頻伽(かりょうびんが)の刺青があった──。 救いのない人間の業と情念を見事な文章と技法で直木賞受作。 『赤目四十八瀧心中未遂』車谷長吉 books.bunshun.jp/ud/book/num/97…
日曜日あたりから読まねばならぬ本が読めない。それでも(だからこそ?)車谷長吉『癲狂院日乗』の頁を繰ることはできている。しばらく車谷に耽って、変わらないようなら『葛西善蔵全集』を引っ張り出すか。手持ちの津軽書房版は重いんですけどね。
#読了 「車谷長吉の人生相談 人生の救い 」 車谷長吉 朝日新聞出版(朝日文庫) 感想 作家車谷長吉の人生相談。回答がかなり個性的で強烈。信念があるため説得力がある。また、普段解説を読まない人も今回は万城目学の解説を読むことをオススメする。 publications.asahi.com/product/14477.… @asahi_pub_PRより
追悼の 詩人の言葉 秋に読む 河彦 かつて連句の指導を受けた詩人、高橋順子さんが詩人、新川和江さんを悼む文章を新聞に寄稿。彼女は俳句も嗜み、「泣魚句集」を今年初めにいただいた。亡夫と記された作家、車谷長吉さんとの句会の作品も。文学部仏文同級生だが、大学時代には面識がなかった。
追悼の 詩人の言葉 秋に読む 河彦 かつて連句の指導を受けた詩人、高橋順子さんが詩人、新川和江さんを悼む文章を新聞に寄稿。彼女は俳句も嗜み、「泣魚句集」を今年初めにいただいた。亡夫と記された作家、車谷長吉さんとの句会の作品も。文学部仏文同級生だが、大学時代には面識がなかった。
鹽壺の匙 /#車谷長吉 『詩や小説を鬻ぐことは、救済の装置であると同時に、一つの悪である。』と作者は言う 彼が生涯書き続けたことは、確かに魂の救済でもあったが、 私小説であるために、周囲の人を傷つける悪でもある 小説とはそうならざるを得ないと、残酷な真実を突きつけるような短編集 pic.x.com/olj451vwx6
車谷長吉『癲狂院日乗』(新書館)、読了。 『赤目四十八瀧心中未遂』で直木賞を受賞する前後の日記。当然、当時刊行されていてもおかしくないはずだったが、これまで日の目を見なかった理由は高橋順子さんのあとがきにくわしい。
返信先:@ryokuchapanda文体独特ですよね。確かにスラスラは読めません。 第二の西村賢太を探して色々枝葉を広げているのですが、それこそ車谷長吉のように局地的に面白い作品はあれど作家まるごと「推し」になるには至らず、です。西村作品の中毒性は異常。
返信先:@ryokuchapandaそのうちの一人です。 『赤目〜』が面白かったので『鹽壺の匙』にも手を出したのですが、思ってたのと違って途中投げ出し…(^^;; とはいえ本来の車谷長吉の作風はそちら寄りな気がします。
車谷長吉『癲狂院日乗』(新書館)読了。1998年4月14日から1999年4月13日までのことが綴られている。一人、知っている方の記述があり、複雑な気持ちになった。その方の屈託に触れた思いがしたからである。著者、精神疾患や胃痛に悩まされながら、よくこれほどハイペースで読書できるものだと感心した。