2集団の母分散が未知で等しい場合ってどういう状況やねん

備忘録 Kirk (1994) p.144~ 対比較 ・各群のサンプルサイズが等しく、各群の母分散も等しい⇒Tukey's HSD ・各群のサンプルサイズは等しくないが、等分散⇒Tukey-Kramer

分散(標本分散、母分散どちらにせよ)を考える時に、単純に差(偏差)を足し合わせて平均しちゃうと(つまり、相加平均を取ってあげると)、当然、プラスとマイナスの項の総和の絶対値が等しいから全て打ち消し合って0になる で、こんなの意味ないよねってことになってくるから、相乗平均(ぽい)ことをする

#統計 Welchの方法は不等母分散の場合に使うという説明はよく見る典型的な誤解です。等母分散の可能性があってもWelchの方法は使えます。 そもそも母分散が未知なのに等しいことがなぜか分かっているという設定を躊躇無しにできること自体に問題あり。伝統的なStudentのt検定推しは科学的に不合理。

問17　二項分布の正規近似 　　　　標本比率 → N（P，P（1－P）/n）にしたがう 片側検定（＜，＞）と両側検定（≠） 問18 母分散が未知で等しい場合の母平均の差の検定 　　　正規化，χ二乗分布（pooled variance） 　　　→　2標本ｔ統計量（統計学入門Ｐ206～207あたり）難しい