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法華経(生命絶対平等の思想)に反する思想=謗法に浸かってしまって自分が謗法だとわからない人々についてのたとえ。 ・蓼喰う虫が蓼の葉(とても辛い)を食べてばかりで、舌がバカになって、蓼を辛いと思わない。 ・ハエが便所(昔は物凄く臭い)の周りにいて臭いと思わなくなっている pic.twitter.com/EEx4Y1FzIY
谷崎潤一郎「蓼喰う虫」読了。妻が(今でいう)不倫をし(ただし夫公認)、離婚間近という夫婦の物語。谷崎は、好き嫌いで言えば好きな作家ではないのだが、文章は非常に美しい。川端康成よりも、私は谷崎の文章を好む。この物語には、なんだか「小田原事件」の影がちらついている気がしなくもない。
ドストエフスキーの次に読んでいるのは、谷崎潤一郎「蓼喰う虫」なのですが、これに出てくる主人公の子供の名前が「斯波弘」(しば・ひろし)。磁石の力で鋼鉄ジーグになりそうな名前です(笑)。 ※「鋼鉄ジーグ」の主人公の名前は、司馬宙(しば・ひろし)
『蓼喰う虫』谷崎潤一郎 今までの谷崎潤一郎のイメージを残しつつも自分自身が抱いている谷崎潤一郎のイメージとは少し違った印象を受けた。所々で交わされる会話の中に、男と女の刹那的な情愛が滲み出ており、人との繋がりはなんとも儚いものなのだと思わされる。 #読了 pic.twitter.com/hMr5gDHhvG
用例②: 図書カード:蓼喰う虫 (谷崎 潤一郎) aozora.gr.jp/cards/001383/c… #青空文庫 初出:1928(昭和3)年 「そりゃあ君が女性崇拝者[ルビ:フェミニスト]のせいなんだろう、フェミニストと云う者は母婦型よりも娼婦型を喜ぶんだから」
「そりゃあ君が女性崇拝者(フェミニスト)のせいなんだろう、フェミニストと云う者は母婦型よりも娼婦型を喜ぶんだから」(谷崎潤一郎「蓼喰う虫」昭和3) 今の人たちが見たら目を回しそうな「フェミニスト」という言葉の使い方。 pic.twitter.com/21DZapY7hH