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||◤ #bar十誡書籍紹介📚 ◢|| 太宰治『女生徒』 令和だろうと、昭和だろうと必ず訪れる思春期ならではの厭世感。 乙女の内面性の移ろいがリズム感ある文体でつづられ、発表当初、因縁のあった川端康成が作品を認めたことでも知られています。… pic.twitter.com/sLbAA7pyGU
川端:「古都」というのは割合自己嫌悪は出ていないのです 三島:そうですね 川端:それは眠り薬のせいかもしれない(笑)酔っぱらったようないい気持だから。小説としてはおかしいところが非常にあるのですけれども、一部分はちょっといいところもあるのですよね *1962年12月「川端康成氏に聞く」
百合の日なのでオススメしたい4冊😊 川端康成『乙女の港』←少女小説。ミッションスクールでの三角関係 吉屋信子『帰らぬ日』←短編集。表題作が特に好き Emma Donoghue(エマ・ドナヒュー)『Kissing the Witch』←童話。ちょっと詩的 林家志弦『思春期生命体ベガ』←マンガ。アクションコメディ pic.twitter.com/nc14l149wv
その一方で、旧鹿屋航空基地に海軍報道班員として滞在していた川端康成の特攻隊員への死生観が印象に残った。「私は特攻群員の死をことさら費災する気持ちはない。かといって大死などと期強する気持ちも持ちあわせていない。特攻取員は立派だったというのは不数であり、調時にあれは
川端:実は、僕が思うのにはね、僕の小説はだいたい自己嫌悪、自己否定があるのですね 三島:川端さんがいやだとおっしゃるのは、小説家としてのご自分がいやなんですか、もっと奥底にある自分の存在がいやなのですか 川端:そうでしょうね、そのあとのほうですか *1962年12月「川端康成氏に聞く」
#この帯がそそる選手権 この帯文句に勝てる作品があるでしょうか! 永遠に解けない問いかけの文学 ノーベル賞受賞作品 幽玄妖艶 美意識の結晶 千羽鶴/川端康成 pic.twitter.com/FUiyeaTaMi
國境の長いトンネルを抜けると雪國であつた 夜の底が白くなつた ー川端康成さん『雪國』ー 但し新潟ぢやなく、車窗外に見ゆる親子の服装からも、此処は寒さ一層厳しき北欧の何処かでせう されど酒壜の形は、酒處新潟を思はせます 作品のイメージと随分異なるこの感想文も、物語性を感じるゆゑです x.com/nishi__hara/st…
三島:「禽獣」などというのは、お好きではないのではありませんか 川端:ええ 三島:それから「眠れる美女」もあまりお好きではないのではありませんか 川端:ええ、あれは恥しいのです(笑) 三島:僕は、困ったことには、お嫌いなものがとくに大好きなんで(笑) *1962年12月「川端康成氏に聞く」
「古典と違い、近くて生々しい言葉を扱うのは難しいと思っていた。しかし…『悪筆論』で川端康成、中上健次、松本清張らの書や原稿を調べたところ、その…筆蝕…はこれから生まれる作品の語彙や文体、筋書きを未然形ではらんでいることに気付いた」… 2024.6.22.日経40面「石川九楊大全」展(中野稔)
偉大さ比べがわからない。 比較が難しい。スポーツ選手もアーティストも個性のあるものなので単純に比較はできない。でも、何がなんだかと思う事はある 日本の文豪で海外で評価が高いのは、川端康成と谷崎潤一郎と三島由紀夫。太宰治は何なんだろうとか。芥川龍之介は何なんだろうとか
そこで氏が世間の目に半ば謎のやうにみえてゐる理由も判然とする。氏自身の精神には毫も秘密がないのに、氏は自ら与へた秘密の事物に充ちた森に囲まれてゐるからだ。その森には禽獣が住んでゐる。美しい少女たちが眠つてゐる。*1962年12月「川端康成読本序説」
返信先:@yitD934cs2TThwW川端康成は「片腕」を読んでこういうのも書くんだ!と思ったものの、短編にはそこまで触れた事がなく… また近い内に読みたいです こちらこそよろしくお願いします!
返信先:@dendenfisherman自分も主要なのを挙げるとそういう面々になりそうです。後は川端康成とかはいかがですか?掌編が良かったです。南條範夫、乱歩、山田風太郎あたりも楽しく読みましたね。おかげで最近の人には疎いです…。
川端康成『古都』は川端が睡眠薬中毒時に書かれて本人も記憶がないと言ってるので「AI川端」作品かもしれない。 乱歩の『影男』も「あまりに急いで書いたので記憶がない。ゆえに自分の趣味が出てしまってるかも」 変態的なこの作品は「AI乱歩」が書いた作品
川端康成 『千羽鶴』 茶道が素晴らしい文化として描かれるのでは無く寧ろ醜いもののように描かれ、それと対称的に女性の純粋さの美が置かれていたように感じた 川端の描く女性にはどれも寂しさ・哀しさが漂っていて、ちょっとした描写につい目が潤んでしまったりする pic.twitter.com/DffVi1S1L1
舞台は昭和24年暮れ。汽車で京都から東京まではまだ10時間程の長旅。三姉妹のひとり、麻子は対面式座席で向かい合わせになった赤子連れの男と、琵琶湖に立つ虹を見た事をきっかけに言葉を交わします。同じものを見て異なる価値観が人の道を分ける美しくも儚い冒頭数頁です。(川端康成『虹いくたび』) pic.twitter.com/dgP9XYwziA
川端康成が戦前に書評をやってて「最近は猫も杓子もプロレタリアばかりでプロレタリアさえやれば売れると思ってる」とか嘆いてた。貧困テーマならまだ現世にいるんだけど。既に極楽浄土ってことは、末法思想なんでせうかね…
【洋書】はじまりは東京へ向かう汽車の車窓からみえた琵琶湖湖上の美しい虹。虹を見た後のしびれるようなダイアログ!終戦後、ある異母三姉妹が戦前戦中戦後それぞれの体験と価値観に翻弄されながら生きる姿。京都を舞台に描く、川端康成の《虹いくたび》(新潮文庫、新潮社) 英語版『The Rainbow』。 pic.twitter.com/NqYZRMfeLt
氏自身はダリの画中の人物のやうに、風とほしのよい透明きはまる存在であるのに、私は氏に接してゐると、氏が自分の外部世界のお気に入りの事物へ秘密を賦与してゆく精妙な手つきが見えるのであつた。*1962年12月「川端康成読本序説」
川端康成の小説で、松江に引っ越した主人公が東京の親友から贈り物を受け取って、そのデパートの包装紙に都会の華やかさを感じる描写があるのだけど、一畑百貨店もまたそういう“ハレ感”を山陰の各地に届ける存在であったのだろうと思うものだ。
死亡した年に重なる❗ 川端康成先生が、自害された年に、私は、この世に生を受けております。つまり、昭和47年、西暦にすると、1972年生まれです。何かご縁のようなものを感じます❗というのは、嘘で何の関係もありませんね❗
土居豊の京アニ関連の評論本 『ハルキとハルヒ 村上春樹と涼宮ハルヒを解読する』(大学教育出版) kyoiku.co.jp/00search/book-… 『沿線文学の聖地巡礼 川端康成から涼宮ハルヒまで』(関西学院大学出版会) kgup.jp/book/b146062.h…
夏目漱石 口語体で理解しやすい文章。多彩な文体を使い分ける器用さがある文豪。 川端康成 情景描写や比喩が秀逸。感受性が強く、繊細な文章。 森鴎外 漢文調で明晰な文章。重々しさを感じさせるが、それが良い。 三島由紀夫 絢爛で詩的な文体。優雅を重んじた耽美的な作風。
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