石原慎太郎氏の父君は、激務に激務を重ねて早逝した。小林信彦氏の父上は戦災で繁盛していた和菓子屋を焼いたのみならず、土地までも騙しとられてしまう。銀行員をしていた江藤淳の父は〔略〕暮らしぶりのすべてを失い、王子の場末の社宅に一家で逼塞しなければならなくなった 『美智子皇后と雅子妃』

俺が夏目漱石の『こころ』（新潮文庫）を読んだのは1978年7月16日（日）。高2の16歳の時だった。読んだのは1回きりなのになぜか断片を覚えているのは、たぶん現国の授業でやったからなのと、江藤淳や柄谷行人、島田雅彦らの漱石論を読んだからだろう。漱石は『坂の上の雲』の登場人物でもある。

高校・大学はちょうど70年安保の頃で、クラシック音楽漬けのノンポリだったから”運動”をやっている連中の傲慢がイヤでならなかった。福田恆存、矢沢永一、江藤淳、山本七平らにハマった。 日本共産党や社会党はダメだから仕方なく自民党にずっと投票していた。…

返信先:@encouragehoimin大本営発表　巨悪は捕まらない 話飛びますが　組織的政略結婚🇷🇴 小和田雅子　父方は水俣病のチッソ　母方は江頭姓 小和田２世代前を辿れず　母方のはずの江頭本家ではそんな人知らないと言われる　雅子さんの従兄弟の作家江藤淳がショックを受ける。雅子は池田大作の娘説ありますね

このオールドメディアの歪みを修正・・・いやリストラしない限り、日本の未来は明るくならないでしょう。 #統制　#GHQ #日本に与うる新聞遵則　#日本出版法　#言論の自由　#検閲　#江藤淳　#閉ざされた言論空間　#プレスコード ameblo.jp/warmheart2003/…

服装にはウルサイ人だったからね。いつか文春の前でさ、こっちが迷彩柄のダッフル・コートで無精髭か何かを生やして、よたって歩いてたら、中から三つ揃いを着た江藤先生が出ていらしてさ。本当に不愉快そうな顔をされてたもの。 『江藤淳という人の厄介さ、堪らない魅力は『妻と私』だけでは捉え…』

家みたいなものって、実際にあったのか〔略〕唯一成り立った瞬間があるとすれば、向田邦子的というか、それは江藤淳的なものに通じるのだろうけれど、昭和初年代の、久世光彦なども書いているような東京のブルジョア家庭などの空間ぐらいじゃないかと思うんです。 『世紀末新マンザイ』

江藤淳の章は正直自分の理解力を超えてた …とりあえず『シン・仮面ライダー』を再見するか…

江藤淳氏がいまご存命なら、進次郎のことをどう評価するだろうか。アメリカの占領政策と戦後の言論空間に位置付けて歴史的に見事に論じてくれただろう。あるいは論じる価値すらないと放棄するかもWw。

返信先:@kuranonorihikoじゃあ江藤淳は『墓地裏の家』を書いたことに……

柄谷行人が「憲法の無意識」で天皇と9条がもたれあっていると書いたのは、あの人は天皇があってもいいと思っているからで、そこは國分君がどう思っているのかは知らないが、もともと江藤淳派だった人だからね

『江藤淳は甦える』読んでて、『夏目漱石』でデビューする江藤の妻である慶子夫人が、子宮摘出手術の後に精神病んで診てもらった主治医が『漱石の病跡』の著者千谷七郎だったと知り、たまげる。

返信先:@Unga_Asamiya怖い！ちなみにAIによると、倉野憲比古は『漱石とその時代』が代表作らしいです……ってそりゃ江藤淳dayo！

忘れたことと忘れさせられたこと　江藤淳　1979年初版 amzn.asia/d/hHjXIAZ

落ちこぼれ商学部生→美大院卒が、今、考えるⅣ⑯ 三島由紀夫と江藤淳の太宰治批判からみる近代日本文学の存在基盤の問題 🤔 #gooblog blog.goo.ne.jp/yoko-2-1/e/a6c…

ああいう死に方だけはしない人だと思ってたからね。絶対自分より長生きすると思っていたもの。オレが無茶やって早死にしてさ、江藤先生が文芸誌かなんかに「福田君のおもひで」かなんかいって追悼文を書いて下さる、っていうのが、オレの人生設計の一部だったくらいでさ。 『江藤淳という人の厄介…』

そもそも自民党が「右派」「保守派」なのか？という前提に疑問を持つ事なく、「左派」「リベラル」という立ち位置を正義と誤解しているのは、アメリカによって洗脳された戦後の価値観のせいではないですかね？江藤淳はそのアメリカを批判したせいで左派から右派のレッテルを貼られて批判されました。 x.com/ekodayuki/stat…

江藤淳の方は、なんか書き出しからエモーショナルが溢れすぎてて、中村光夫とかを文芸批評のスタンダードとして入った自分からしたら、胡散臭くてすごい最初から疑わしい目で読んでしまう（笑）こんな人がある意味冷徹な目線の究極みたいなところのある小島信夫の文章をどう読むのかが楽しみ。

佐々木敦先生の対談イベントに向けて小島信夫の『抱擁家族』、江藤淳の『成熟と喪失』を読み進めてる。『抱擁家族』はその前後の仕事に比べたら過渡期的だし、シリアスすぎて面白みに欠けるのだけど、小島信夫が小説を書く時の姿勢みたいなのが浮き彫りになっている分かりやすい作品なのかも。

好評の新刊 『批評回帰宣言 　安吾と漱石、そして江藤淳』 著者の先崎彰容先生からコメントを頂きました。 文藝批評…と身構えずに、ぜひ言葉の力を体感してみてください minervashobo.co.jp/book/b648916.h… pic.x.com/x4xr3ckwwp

ウォー・ギルト・インフォメーション・プログラムの文書のコピーを江藤淳に渡したレイ・A・ムーア教授とは？ note.com/zenika/n/ne682…

天皇論　江藤淳と三島由紀夫 (文春e-book) #ad amazon.co.jp/dp/B0894B4NDJ?…

同感です。「閉ざされた言語空間」(江藤淳)などの騒ぎでなく、 米帝毒蛇の管制ハイジャック。 直視しない「保守」言論人は毒蛇のお使い x.com/gqWCSMtwfkAUCu…

やっぱり僕は江藤さんにある意味師事した人間だから、少なくとも自分が書いてる文芸誌と、いくつかの論壇誌というのがバイタルな場であり続けることへの責任と、あとそういう何かを作るという責任はあると思っていて。 『江藤淳と私たち』

佐々木敦「成熟の喪失　庵野秀明と〝父〟の崩壊」#読了 庵野秀明、「シン・エヴァンゲリオン」論をきっかけに江藤淳の「成熟」を現代版にアップデートする文芸評論。過去の批評家、哲学者の論を引用して思考していく様がスリリング。言葉の持つ力はすごい！ 面白かった！ amzn.to/3MOB504

坂本忠雄さんから聞いた話だけども、江藤さんはでてきたときから小林を批判するということよりも、小林秀雄の場所を簒奪するってことに非常に強い意思を持っていたんだって。で、小林にとってはかなり本質的な勝負だったんじゃないかなという気がしますね。 『江藤淳と私たち』

井上ひさし、大江健三郎、ニュージャーナリズム、フィリップ・ロス、高橋三千綱、村上龍、津島佑子、澁澤龍彦、吉行淳之介、SF、江藤淳、開高健、吉本隆明、丸山健二、中上健次、ラテンアメリカ文学、村上春樹、立松和平。この中でいいのは意外と開高健論。旅の高揚と空虚は川本三郎にも通じるテーマ。

久々に読書をしている。江藤淳『国家とはなにか』（文藝春秋）。意外と今に繋がる話題をしている部分もあり、文体も読みやすい。

江藤淳とは何者かという問題が残されている。

⑤．形式そのものへの好みというものは、モチーフや題材に対する好みと同じように、どんな分野にも必ず存在すると思うのだけれど、同時にほとんど全ての表現の原理的なものとして、例えば江藤淳なら「サブカルを表現にしたいなら、作者の意識はサブカルを越えていないと駄目」と言うであろうし、

日本にとってのアメリカに相当する文化的位置に、マレーシアでは日本がいる／いたと言えないこともなさそうなんだけど、だとしたら、マレーシアの江藤淳や加藤典洋が誰なのかが知りたいん。

「われわれに伝統などというものはない。新旧こちゃまぜに、遠近法的にではなく、平面的に、また構成的にではなく無定型に、雑然と混在しているのが「実状」である」江藤淳

そういえばこの本の最初の方で偽物のことをフォニイと言っていて脳内に可不が流れた。1970年代中盤に江藤淳が「フォニイ考」という批評を出してるので、その頃の流行ワードなのだけど。 x.com/fay_4step_sub/…

【本日入荷した新刊本】1/2 『少女には向かない完全犯罪』方丈貴恵 『何かの家』静月遠火 『私の源氏物語ノート』荻原規子 『批評回帰宣言 安吾と漱石、そして江藤淳』先崎彰容 pic.x.com/2z7apwljsu

確か江藤淳だったと思うが、戦後占領軍の記事検閲が続くと、社内で自然とアメリカが有利なように自己検閲するようになると言っていたのは 江藤淳「占領軍の検閲と戦後日本」 pic.x.com/2lsavn9pae x.com/economistweekl…

すでに「治者」として生きることに疲れ切っていた自身を小林秀雄に重ねているように読める。江藤淳が手首を切ったのは対談が行われた3年後であった。 #今読む価値のない福田和也の本をあえて読む

江藤関連だけで優に100枚を超える分量を書いたであろう。文學界に載った「江藤淳の文学と自決」は力作でとりわけ胸に迫るものである。江藤の生前に発表されたI部では、本人との対談「小林秀雄の不在」がやはり印象的。晩年の小林(『本居宣長』)が何故にかつてのクリスプさを失ったかを問う福田。

「江藤淳という人」福田和也 「学弟」を自称する福田が師について綴ったものを纏めた本。半分を構成するⅡ部は追悼文からなっており、この時の福田の稼働は半端ない。「朝日」「毎日」新聞にも「諸君」「新潮」にも寄稿しており、「文學界」には50枚の評論を書いている。 pic.x.com/ocswchfph8

返信先:@takfujimaki他1人自宅でランニングした後でサプリメントを服用し、まもなく亡くなったという記事を読んだ記憶があります。また、江藤淳は入院先で洗面器に顔を漬けて自死したと記事で見ました。洗面器で自殺できる人がいる⁈と驚いたことを覚えています。今はどこを探してもその話は出て来ません。中川氏も同様かな。