カミーノの巡礼事務所で巡礼証明書を受取り時計を見ると11時45分。 正午からミサがあったはず。カテドラルにリュックは持ち込めない。一時預かりに３ユーロ払い荷物を預けた。 満員の堂内。柱の前のピンポイントに立つ。ミサがが終わり、偉い方々が退出すると準備が始まった。 #サンティアゴ巡礼北の道 pic.twitter.com/ZapwRaRK8P

サンティアゴ・デ・コンポステーラに到着した後、カテドラル前で写真撮影してから巡礼事務所に向かう。 事務所の前は人もまばらで15分程度で証明書は発行された。巡礼証明書と一緒に距離証明書も発行して貰った。100キロ歩くと移動手段に関係なく出発地点が記されるんだ。 #サンティアゴ巡礼北の道 pic.twitter.com/17pfXBSYCp

到着、サンティアゴ・デ・コンポステーラ。 残り数キロの地点で地元のオジサマから花を一輪もらった。 花と100キロ地点で山越えの際に拾った杖代わりの枝を携えてカミーノ入り。 2017年に訪れた時は修復中だった外観も修復完了。 巡礼証明書と距離証明書を記念に添える。 #サンティアゴ巡礼北の道 pic.twitter.com/56hyqzNNlE

まだ暗いうちに宿を出発し、ひたすら歩いた。6時を過ぎると日が昇り始めた。 小さな教会の前に人が立ち寄る。 スタンプを押すためだ。 到着後巡礼証明書の発行には、最低限①100キロ歩く、②1日に最低2箇所スタンプが必要。 残り一箇所はカフェは休憩するカフェで押した。 #サンティアゴ巡礼北の道 pic.twitter.com/1AaGg6tFTq

サンティアゴ・デ・コンポステーラまで残り20キロ。 いつもより早い朝５時に出発した。サンティアゴに昼前に到着しかったからだ。 少し歩くと森に入った。 森の中は暗い。しばらくは他に歩く人もいなかった。さすが怖い。 この日ほど日の出を待ちわびたことはなかった。 #サンティアゴ巡礼北の道 pic.twitter.com/r1ZsSEHwbK

カミーノまで20キロの場所、オピノに宿泊。ネットで予約したプライベートのアルベルゲは快適だが近くに店がない。 唯一あるレストランは値段が高め。スーパーまで片道4キロ。昼間は暑くて歩きたくない。 レストランで30ユーロのランチを食べた。巡礼後も含め一番高い昼食だ。 #サンティアゴ巡礼北の道 pic.twitter.com/ambq66cM9Q

アルスーアを出発すると残り40キロ。フランスの道と合流したから人が一気に増えた。 高校生のグループが前を歩き、カフェは長蛇の列だった。森の中ではパフォーマンスする人が現れたりと、道中賑わっていた。この日はオピノで宿泊。 念の為予約しておいたから宿難民にならず。 #サンティアゴ巡礼北の道 pic.twitter.com/WP1d39mn7f

ソブラードを出発し目指したのはアルスーア。 ここは北の道とフランスの道の合流地点。これまでよりもまちなかでバックパックを背負った巡礼者を見かけることが多かった。 公営ではなく、プライベートのアルベルゲに宿泊。 キッチン、ダイニング部分はオシャレ。一泊15ユーロ #サンティアゴ巡礼北の道 pic.twitter.com/taM9xN8zAh

巡礼中の日曜日は辛い。バルが休みの場合があるから。 この日は途中トイレに行きたかった。ようやくバル発見。 コーヒーを注文しトイレを借りた。アジアンタイプのトイレだ。用足の際にドアに向かうか、お尻を向けるかの話になった。 後者だと話すとスペイン人の笑いを誘った #サンティアゴ巡礼北の道 pic.twitter.com/TTBxiHJb3C

巡礼中の出来事。昼食を終えて店を出た。 店の前でオジサマ達が飲んでいた。 そして魚の干物をつまんでいた。 オジサマと目があった。 日本も酒のツマミに干物食べると魚を指さして話した。 せびっている人と間違われ皿を差し出された。 魚が食べれないから丁重にお断りした。 #サンティアゴ巡礼北の道 pic.twitter.com/ph2w1dSqsX

山道は相変わらず続くが、この日の巡礼路は車道と並行するように作られていたからわかりやすい。この日の宿泊先はソブラド・ドス・モンシェス。突如姿をあらわす教会がランドマークでもある。教会併設の修道院が有名らしく宿泊も可能。うっかり別宿を予約したのが悔やまれる。 #サンティアゴ巡礼北の道 pic.twitter.com/VSQmHEv7c4

ミラスで昼食後、ロシカを目指した。地元民は、暑いから午前中に歩いた方がよい、と言った。 明日楽をしたいので先を目指した。 遮るもののない荒野の道がしばらく続いた。暑い。ようやく木立が見えた。 14時過ぎにロシカに到着。 山越えもあり、いつになく厳しく感じた道のり #サンティアゴ巡礼北の道 pic.twitter.com/QSLZCiEkSg

サンティアゴ北の道巡礼は急遽決めた。手頃な本を入手できなかった。 日本カミーノ・デ・サンティアゴ友の会の行程表と サンタンデルのドミで見つけた地図を参考にした。 バアモンデのアルベルゲでアプリを教えてくれた。 アナログ人だから前夜に地図を見て道標を追って歩いた #サンティアゴ巡礼北の道 pic.twitter.com/aYCQ6sScPi

バアモンデの段階で残り100 キロ。 ここから先は道が分岐し山越えルート。マイナールートに入ったらしく15キロぐらいは巡礼者だけではなく誰にも会わなかった。 霧が立ち込め、一抹の不安を感じつつ道標をよすがにひたすら歩いた。セイソンに着くと集落があり、ホッとした。 #サンティアゴ巡礼北の道 pic.twitter.com/L02ez68KRJ

バアモンデに到着。18キロと楽勝。途中すれ違った猛者たちは更に13キロ先のミラスまで歩くようだが私には無理。 バアモンデは最初で最後の公営アルベルゲに宿泊。シーツも毛布もない。枕はある。 この日は寒かった。寝袋無しの私はライトダウンを着て寝た。トコジラミ対策か。 #サンティアゴ巡礼北の道 pic.twitter.com/3PdrGlMbZw

巡礼中は朝6時過ぎに出発し、12〜13時到着を目指していた。 １日の歩行距離は20〜30キロ。 途中10キロぐらい歩くとトイレ休憩も兼ねてバルでコーヒーを一杯。1.2〜1.5ユーロぐらい。朝食は出発前に宿で済ます。 この日は前夜に降った雨が上り、虹が見えた。幸先良さそう。 #サンティアゴ巡礼北の道 pic.twitter.com/G431qAWyLl

アヴァディンの町に到着。中世の雰囲気が残る町の外れのホテルに泊まる。 巡礼中にホテルに泊まるのはこれで最後。翌日以降はアルベルゲで泊まることになる。 ランチは開いていたバルで摂る。ビールを頼むとパンとオムレツが一切れずつ付く。しまったメインもオムレツだった。 #サンティアゴ巡礼北の道 pic.twitter.com/1mdaCD1ak9

ヴィラルバまで約21キロ。前日と異なり山越えがなく平坦な道のりだから歩きやすい。 前半10キロは誰にも会わなかった。昔からあまり変わっていないだろう様相の道が続く。 時折、十字架が立つ。 巡礼者を見守るように。 もう少し歩いたらトイレ休憩も兼ねてバルに寄ろう。 #サンティアゴ巡礼北の道 pic.twitter.com/dbdo22VkJG

次の宿がなくアバディーンを目指した。17キロと通常より短いが、山越えだった。途中から道標の距離表示が消える。しかも誰にもあわない。そんな時見つけた小さな宿。尋ねると今はメインの巡礼路は変わったみたい。牧場を通りぬけ、しばらく歩くとようやく本線に合流した。 #サンティアゴ巡礼北の道 pic.twitter.com/OUB7FCJHeT

歩行距離の参考にしたのは日本カミーノ・デ・サンティアゴ友の会のサイト。歩き始めて2日目の宿がモンドニェード。予め予約。2日で36キロを1日目で25キロ歩いた。早く到着し手持ち無沙汰だった。宿は快適。 驚いたのが30人定員のドミに他に客がいいから、怖いぐらいだった。 #サンティアゴ巡礼北の道 pic.twitter.com/oyTUleNYh3

巡礼路はバリエーションも様々。一般的道はもとより、舗装されていない山の小道だったり、私有地？みたいな集落の道もある。 青地に黄色の帆立印の道標を見るとほっとする。水飲み場があるとありがたい。 北の道は水道水が煮沸無しで飲める地域が多く助かった。 #サンティアゴ巡礼北の道 pic.twitter.com/vNWPP08MvN

歩いて巡礼初日の宿泊地はロウレンサ。リバデオから27キロ。猛者たちは更にモンドニェードに向かった。こちらは36キロ。 海沿いのルートに憧れて北の道を選んだが、リバデオから先のルートは山に入る。サンティアゴまで海をみることはなかった。 #サンティアゴ巡礼北の道 pic.twitter.com/7nODLLfqOC

2週間歩いて巡礼していると雨に出くわすこともある。 朝はこんなにいい天気だったのに。 突然の雨、運良く退避できる場所あり。 雨が止むまでの時間の会話もまた楽しい。一期一会の出会いを味わった。宿に到着してから唯一開いていたバルで一息。日曜だからしかたがなし。 #サンティアゴ巡礼北の道 pic.twitter.com/l9Rj4yA3m6

日曜の朝早く、リバデオの町を出発した。ここからサンティアゴまで約200キロ徒歩巡礼がはじまる。 町を出ると迷いそうな場所に標識がたつ。しばらく歩くと朝焼けと共に眼下に湖が広がる。 そして再び舗装されていない道を歩き続けた。 巡礼者に出会ったのは、数キロ先だった。 #サンティアゴ巡礼北の道 pic.twitter.com/ZkXWngVoEf

バスでリバデオに向かった。到着してアルベルゲに向かった。 14時過ぎに到着すると連絡したが鍵は閉まっている。 中に人の気配を感じ開けて貰う。管理人は他の宿も兼任、来るのは夕方みたい。 急ぎ昼食を食べに行く。前菜の豆料理の量に圧倒された。久々にたらふく食事した。 #サンティアゴ巡礼北の道 pic.twitter.com/tIv3UrTjhu

サンタンデールからバスに乗ること3時間、ヒホンに到着。教会に巡礼スタンプを貰いに行った。堂内で事務室を探したが見つからない。お祈りをしていたマダムと目があった。尋ねると祭壇の裏側にあるみたい。自力だとわからない。スタンプを貰いお礼を言ってから教会を出た。 #サンティアゴ巡礼北の道 pic.twitter.com/qlkOrijpXi

サンティリャーナ・デル・マルからバスで移動したサンタンデール。 夏の離宮のある海辺の町。 カテドラルに立ち寄り巡礼スタンプを貰い、海辺を散策。 帆船が停泊中。民族衣装を着た人たちがおりイベント開催中だった。帆船見学ができるので列に並んだ。 嬉しい偶然だ。 #サンティアゴ巡礼北の道 pic.twitter.com/UtLEOrewXf

サンティリャーナ・デル・マル、中世みたいな町並みが残る小さな町。 ふと寄り道したくなった。 ビルバオからバスで行く場合、直行便はないがバスを乗り継いで足を伸ばした。石畳の道を巡礼者の自転車で巡礼する姿は今どきなんだろうな。乗馬は昔からあっただろうが。 #サンティアゴ巡礼北の道 pic.twitter.com/JODnuozUfA

ビルバオのカテドラルでサンティアゴ巡礼開始のスタンプを貰い、宿に戻った。宿はカプセルホテル。 ビルバオにカプセルホテルがあるんだ。キッチンとダイニングは白を基調としたインテリア。 寝室の通路はブルーライトが点灯。 宇宙船の中みたい。 時間の感覚が怪しくなる。 #サンティアゴ巡礼北の道 pic.twitter.com/qVM2rpLYCH

サンティアゴ巡礼路のひとつ北の道は、フランスとの国境イルンからはじまる840キロの道。途中までピスケー湾に沿った海沿いの道が続く。 ビルバオからサンティアゴまでは630キロ。 ここからしばらくはバスで移動した。写真は旧市街とカテドラル。 #サンティアゴ巡礼北の道 pic.twitter.com/rZ5cVLiGZj