ダクトに大きな番号が付いているのはドーザー車のみであるが、これは号車とは関係ない(戦車本体がA9やHQ9ではない)。また、PSCC製43年5月頃の生産車として3038~で始まる登録番号とした。尚、砲塔側面の星は塗りつぶされたか書かれていないかのどちらかが実写から確認できる。#ノルマンディ上陸作戦 pic.twitter.com/hWH063uoYm

上陸前の実写通りドーザー車はブレード両脇にバンパーコードを書くが、第741戦車大隊で2輌だけ第610工兵中隊が運用した際の特殊な表示法は不明なので推測。また、フード前の国旗マークは単に国籍を表すのではなく、防水処理が完了されたことを示す検査済ステッカーで必須である。#ノルマンディ上陸作戦 pic.twitter.com/IUDLXHodCU

マーキングはNo.9。 オマハビーチの741戦車大隊のドーザー車でNo.9~16番のうち9と10番だけは第610工兵中隊が運用したとされる。この際のマークは不明だが、ダクト基部側の番号左上に何かコードが書かれているのが不鮮明ながら実写から見てとれるため、推測で610Eとした。#ノルマンディ上陸作戦 pic.twitter.com/40AGOCjb7i

基本塗装。 オマハビーチの重苦しい空気を演出するべく、当時のカラー写真で見られるような青黒い鈍重な色合いにしてみたい。グレーグリーンをベースに舞鶴海軍工廠色やフタロシアニンブルー、明灰緑色やOD、明度調整にホワイト、隠し味にパープル等々を加え絶妙な色合いにした。#ノルマンディ上陸作戦 pic.twitter.com/e4jqSFOUNh

パープルの上からブルーグレーのランダム吹きで下地作製。前にも書いたが、このやり方は下地色を生かした退色や変色はもちろん基本色に色気と深みを与えつつ、後工程で想定される色変化を初期工程にまとめることができるので、工数の大幅省略と見栄えを同時に稼ぐことができる。#ノルマンディ上陸作戦 pic.twitter.com/WcGTcLXUr1

いつものメカサフでサフ吹き。 戦車長も用意した。 当日の乗員だが、DD戦車の場合は沈没に備えて救命胴衣(おそらく海軍のカポックベスト)を着用していたようで、ダクト付き戦車もLCTごと沈む可能性に備え、同じく身に付けていたと推測(尚、LCTには救命筏も備え付けられている)。#ノルマンディ上陸作戦 pic.twitter.com/5pmNjvPXzE

サフ吹き。 あまり興味のない車輌だったが、ノルマンディ80周年記念をきっかけに見直してみると、QF95mm榴弾砲の短砲身や独特の運用方法など、大変ユニークで魅力的な存在感を放っており、なんだかクセになりそうな戦車だ。 #セントー #ノルマンディ上陸作戦 pic.twitter.com/PQVk4iWUPS

シャーマンに続き、 ケンタウロスも御用意。 #ノルマンディ上陸作戦 #セントー pic.twitter.com/QjVNcOYWlB

ドーザー付きM4組み立て完了。 ドーザーブレードは塗装時に大いに邪魔になるため、中央の油圧ジャッキとサスアダプター部分は接着せずに取り外せるようにしてある。また、戦車本体の溶接跡の表現をよりPSCC車らしくするべくWiltzの現存車輌を参考に目立つ部分は全て張り替えた。#ノルマンディ上陸作戦 pic.twitter.com/TKSxr01oud