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修養の程度を確かめる 存養の足るとたらざるとは、 宜しく急遽なる時の事に於て自ら験すべし。 📝慌てている時にも、 気持ちを落ち着け対処できるか。 精神修養すべし。 #言志晩録 #言志四録 #佐藤一斎 pic.twitter.com/4XrtjL4GwW
赤子と老人 赤子の一啼一咲は、 皆天籟なり。 老人の一話一言は、 皆活史なり。 📝子供から穏やかな時間を、老人からは体験からの歴史を学ぶ。 #言志晩録 #言志四録 #佐藤一斎 pic.twitter.com/ThUWs9abWZ
得意の時、失意の時 人、 得意の時は輒ち言語𩜙く、 逆意の時は即ち声色を動かす。 皆養の足らざるを見る。 📝常に平常心でいたい。素直な心で力を抜いて。 #言志晩録 #言志四録 #佐藤一斎 pic.twitter.com/2Sjo7WaKnS
恕と譲 怨に遠ざかるの道は、 一箇の恕の字にして、 争を息むるの道は、 一箇の譲の字なり。 📝大切なのは、思いやり、へりくだり、譲ること。 #言志晩録 #言志四録 #佐藤一斎 pic.twitter.com/U6Ea2FFnxv
日本が戦後失ってしまった"心のふるさと"を探しに、ぜひこの夏は岐阜県へ。 明知鉄道からの車窓は実にノスタルジックでした。 線路は続くよ、どこまでも。 選挙は続くよ、どこまでも。 #佐藤一斎 #明知鉄道 pic.twitter.com/aVHIGSJ4WR
世渡りの方法 言を察して色を観、 慮りて以て人に下る。 世を渉るの法、 此の二句に出でず。 📝相手の気持ちを十分に慮る。 #言志晩録 #言志四録 #佐藤一斎 pic.twitter.com/xS0oGZep9c
だます者はだまされる 人を欺かざる者は、 人も亦敢て欺かず。 人を欺く者は、 卻って人の欺く所と為る。 📝人を騙さす素直な人になる。 #言志晩録 #言志四録 #佐藤一斎 pic.twitter.com/iGO345j9Vx
試練が人を成長させる 薬物は、 甘の苦中より生ずる者多く効有り。 人も亦艱苦を閲歴すれば、 則ち思慮自ら濃やかにして、 恰も好く事を済す。 此れと相似たり。 📝艱難辛苦は自らを成長させる。 #言志晩録 #言志四録 #佐藤一斎 pic.twitter.com/1PNO3MHH72
学は足らざるを知ること 人各々分有り。 当に足るを知るべし。 但だ講学は則ち当に足らざるを知るべし。 📝学問は足ることがない。学び続けること。 #言志晩録 #言志四録 #佐藤一斎 pic.twitter.com/iGYN3KkyRP
愛敬の心 愛敬の心は、 即ち天地生生の心なり。 草木を樹芸し、 禽虫を飼養するも、 亦唯だ此の心の推なり。 📝慈しみ敬う心を忘れずに #言志晩録 #言志四録 #佐藤一斎 pic.twitter.com/UabmYu3zTE
人を玩べば徳を失う 愛敬の二字は、 交際の要道なり。 傲視して以て物を凌ぐこと勿れ。 侮咲して以て人を調すること勿れ。 旅獒に「人を玩べば徳を失う」とあるは、 真に是れ明戒なり。 📝人を侮らず、愛し敬う心を忘れず！ #言志晩録 #言志四録 #佐藤一斎 pic.twitter.com/8zICM5C5jM
貧富は天の定めるところ 富人を羨む勿れ。 渠れ今の富、 安んぞ其の後の貧を招かざるを知らんや。 貧人を侮る勿れ。 渠れ今の貧、 安んぞ其の後の富を胎せざるを知らんや。 畢竟天定なれば、 各々其の分に安んじて可なり。 📝分相応を受け入れ最善を尽くす #言志晩録 #言志四録 #佐藤一斎 pic.twitter.com/KlV0gG6ilm
敬を以て逆順を貫く ➡️ 宜しく其の逆に処して敢て易心を生ぜず、 其の順に居りて敢て惰心を作さざるべし。 惟だ一の敬の字、 以て順境を貫けば可なり。 📝くさらず、怠けず、ただ敬を心がけること。 #言志晩録 #言志四録 #佐藤一斎 pic.twitter.com/9wizfRHZaW
敬を以て逆順を貫く 人の一生には、 順境有り、 逆境有り。 消長の数、 怪むべき者無し。 余又自ら検するに、 順中の逆有り、 逆中の順有り。 ⬇️ #言志晩録 #言志四録 #佐藤一斎 pic.twitter.com/Pz9dBN6g8M
実響と虛声 名誉は、 人の争いて求むる所にして、 又人の群りて毀る所なり。 君子は只だ是れ一実のみ。 寧ろ実響有りとも、 虚声有ること勿れ。 📝名よりも、実を選ぶ。 #言志晩録 #言志四録 #佐藤一斎 pic.twitter.com/qAmJBMOn2F
敬する者は火の如し 敬を持する者は火の如し。 人をして畏れて之れを親しむべからしむ。 敬せざる者は水の如し。 人をして狎れて之れに溺るべからしむ。 📝慎み敬う態度を心がけること。 #言志晩録 #言志四録 #佐藤一斎 pic.twitter.com/CpGCtit381
心の安否を尋ねる 人は当に自ら吾が心を礼拝し、 自ら安否を問うべし。 吾が心は即ち天の心、 吾が身は即ち親の身なるを以てなり。 是れを天に事うと謂い、 是れを終身の孝と謂う。 📝自分自身に自問自答して、自らの心を確認、自立する。 #言志晩録 #言志四録 #佐藤一斎 pic.twitter.com/BQ04WjYYTx
今この瞬間に集中する 心は現在なるを要す。 事未だ来らざるに、 邀うべからず。 事已に往けるに、 追うべからず。 纔かに追い纔かに邀うとも、 便ち是れ放心なり。 📝過去でもなく、未来でもなく、今ここに全てを傾ける。 #言志晩録 #言志四録 #佐藤一斎 pic.twitter.com/OTSeGLK7t5
我が身に問え 我が言語は、 吾が耳自ら聴くべし。 我が挙動は、 吾が目自ら視るべし。 視聴既に心に愧じざらば、 則ち人も亦必ず服せん。 📝自らの言動は、まずは自分の心に問う。 #言志晩録 #言志四録 #佐藤一斎 pic.twitter.com/HrjLLWyc1S
質問のこつ 事を人に問うには、 虚懐なるを要し、 毫も挟む所有るべからず。 人に替りて事を処するには、 周匝なるを要し、 稍欠くる所有るべからず。 📝公平でわだかまりの無い心で問う。用意周到を心がける。 #言志晩録 #言志四録 #佐藤一斎 pic.twitter.com/55i9GqHQnh
決断のよりどころ 果断は義より来る者有り、 智より来る者あり、 勇より来る者有り、 義と智とを并せて来る者有り、 上なり。 徒勇のみなるは殆し。 📝決断と実行には正義感と知恵をもって行う！ #言志晩録 #言志四録 #佐藤一斎 pic.twitter.com/n8XbNj3Pie
人情の向背 人情の向背は、 敬と慢とに在り。 施報の道も亦忽せにすべきに非ず。 恩怨は或は小事より起る。 慎むべし。 📝人からの恩に報いる事を怠らず、 小さなことにも注意し感謝する！ #言志晩録 #言志四録 #佐藤一斎 pic.twitter.com/t2PsEYYHh3
恩と怨 恩怨分明なるは、 君子の道に非ず。 徳の報ずべきは固よりなり。 怨に至っては、 則ち当に自ら其の怨を致しし所以を恨むべし。 📝恩に報いる。怨は原因を考え自らに問う。 #言志晩録 #言志四録 #佐藤一斎 pic.twitter.com/Rv8N8vPux3
経書の真意を読む 経を読むには、 宜しく我れの心を以て経の心を読み、 経の心を以て我れの心を釈くべし。 然らずして、 徒爾に訓詁を講明するのみならば、 便ち是れ終身曾て読まざるなり。 📝書の表面的な言葉よりも真意についてよく考える #言志晩録 #言志四録 #佐藤一斎 pic.twitter.com/2ulX54LJEj
志、 人の上に出ずるは、 倨傲の想に非ず。 身、 人後に甘んずるは、 萎苶の陋に非ず。 📝志は高く。態度は謙虚に！ #言志晩録 #言志四録 #佐藤一斎 pic.twitter.com/1eeCcD6hIt
📸輪王寺庭園“逍遥園”⑩ 「逍遥園」の命名は江戸時代後期の儒学者 #佐藤一斎 の命名。庭園の一角には明治天皇の行在所もある＝天皇も愛でられた庭園でもある——(2024年時点は行在所は大規模な修繕中でした) 庭園と隣接する宝物殿は1983年の開館。長いお寺の歴史の中では比較的新しい建物ですが、⇨ pic.twitter.com/Oa5R7lN7bX
人の長所を視る 我れは当に人の長処を視るべし。 人の短処を視ること勿れ。 短処を視れば、 則ち我れは彼れに勝り、 我れに於て益無し。 長処を視れば、 則ち彼れは我れに勝り、 我れに於て益有り。 📝相手の長所を見ると自分自身もその様に在りたいと奮起する。 #言志晩録 #言志四録 #佐藤一斎 pic.twitter.com/1XKJzwoGqg
学問の意義 少にして学べば、 則ち壮にして為すこと有り。 壮にして学べば、 則ち老いて衰えず。 老いて学べば、 則ち死して朽ちず。 📝始めるのはいつからでも遅くはない！ #言志晩録 #言志四録 #佐藤一斎 pic.twitter.com/TxCJF9eHrm
静と動 余の義理を沈思する時は、 胸中寧静にして気体収斂するを覚え、 経書を講説する時は、 胸中醒快にして気体流動するを覚ゆ。 📝よく考える為にも、心を穏やかに！ （朝から心が騒がしい） #言志晩録 #言志四録 #佐藤一斎 pic.twitter.com/QGCBLUsCeS
一燈を頼め 一燈を提げて暗夜を行く。 暗夜を憂うること勿れ。 只だ一燈を頼め。 📝信じるものか一つでもあるなら、憂うことなくそれを信じて進む。 #言志晩録 #言志四録 #佐藤一斎 pic.twitter.com/duj4eWR8mG
克己復礼 濁水も亦水なり。 一たび澄めば則ち清水と為る。 客気も亦気なり。 一たび転ずれば則ち正気と為る。 逐客の工夫は只だ是れ克己のみ。 只だ是れ復礼のみ。 📝元気が出ない時も、カラ元気を出していたらいつの間にか元気になる。私欲がそれを追い払う。 #言志晩録 #言志四録 #佐藤一斎 pic.twitter.com/tCpO8LfpAK
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