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#意味がわかると怖い能「松山天狗」 14/n 崇徳院が辞世の長歌を託したのは、謡曲「忠度」「俊成忠度」でもお馴染みの藤原俊成でした。 西行、寂然、俊成はいずれも互いに親しく、崇徳院歌壇で活躍した人物です。 俊成に長歌が届けられたのは崩御後のことで、 📚 長秋詠藻 muhenko.com/shisho/7143817… pic.twitter.com/p160NyolPw
#意味がわかると怖い能「松山天狗」 13/n 写真の鼓岡神社(坂出市府中町乙)は崇徳院が讃岐に8年いたうち、崩御するまでの6年を過ごした場所だといわれます。 崇徳院の配所がどこにあったかははっきりとしていません。 定説では最期は鼓岡にいたことになっています。 西行と親交の深かった寂然は、 pic.twitter.com/Zxb3fpR31W
#意味がわかると怖い能「松山天狗」 12/n 山家集では讃岐にいる崇徳院とのやりとりが西行その人によって述べられます。 生きながら天狗の姿になったといわれた崇徳院は、本当はもっと穏やかな心境で亡くなったことがわかっています。 ところがどうやら崇徳院は、 📚 山家集 muhenko.com/shisho/7143817… pic.twitter.com/97e3tCoM7M
#意味がわかると怖い能「松山天狗」 11/n 鼓岡神社(坂出市府中町乙)にはホトトギスを供養する杜鵑塚があります。 その鳴き声を聞くと崇徳院が都を思い出すので、かわいそうに思った里人が退治したところ、この辺りで鳴かなくなったといいます。 鳴けば聞く 聞けば都の 恋しきに 此里すぎよ 山時鳥 pic.twitter.com/r8F5v9CpAa
#意味がわかると怖い能「松山天狗」 10/n 撰集抄「新院ノ御基讃州白峯ニ有(レ)之事」と似た書物に世阿弥の金島書「泉」があります。 どちらも他国辺土に配流された天皇の廟所を訪ねる章で、過去と現在を対比させ、「いふならく~」の歌を引きます。 📚 金島書「泉」 muhenko.com/shisho/2298451… pic.twitter.com/9rwrZMEVU4
#意味がわかると怖い能「松山天狗」 9/n 撰集抄「新院ノ御基讃州白峯ニ有(レ)之事」では、同種異巧の三首が主題歌となっています。 西行の「よしや君~」の歌は、崇徳院を悼む歌としてふさわしいでしょうか。 他国辺土の山中に葬られた知己に「よしや君~」と詠みかける心境を考えてみてください。 pic.twitter.com/Gkt1eaKAnJ