石川九楊「谷川雁「無〈プラズマ〉の造形」」1976 （『図録石川九楊大全』左右社、2024.6.15） #日本オルタナ出版史補遺 pic.twitter.com/BhcLA5EZSt

赤みのつよい「黒っぽい焦茶」な気がしますねー。 #日本オルタナ出版史補遺 pic.twitter.com/Bl6nRESNW9 x.com/ymnktakeshi/st…

「出版は二重の断念の上に立った虚数の営為である。それ故、凡ゆる戦術を駆使し凡ゆるエネルギー回路を想定する自由をもつ」 （八木俊樹「出版の図式、又は若い編集者へ」、装訂：石川九楊『逆説の対位法　八木俊樹全文集』八木俊樹全文集刊行委員会、2003.7.22） #日本オルタナ出版史補遺 pic.twitter.com/dr1jUfIqzn

社会組織が個人を囲いこむ種々の絆の内部において、個人にいくらかの行動の自由をゆるす可能性のあるものすべてを奨励すべく、力を尽くす以外は」 （冨原眞弓訳、シモーヌ・ヴェイユ『自由と社会的抑圧』岩波文庫、2005.3.16） #日本オルタナ出版史補遺 pic.twitter.com/C8JeI9e8gM

「本の存在理由はそこに閉じ込められた意味の亡霊にではなく、本の空間にあるべきではないだろうか。鳥の羽のように折りたたまれ、本を開くことによって象徴的にくりひろげられる空間……」 （宮川淳、［装幀：吉岡実］『引用の織物』筑摩書房、1975.3.20） #日本オルタナ出版史補遺 pic.twitter.com/lHZ6fs3Lw5

そうして短い生涯と活動のことごとくを、いわば言語像に封じ込めて生身を消した。いや、生身は言語像としてここに残されたというべきだろう」 （種村季弘「宮川淳著作集 刊行に寄せて　編集委員より」、同前） #日本オルタナ出版史補遺 pic.twitter.com/iQ4M3bhASm

《水晶》があらわれるのはまさしくこのような言語の達成の頂点において、しかもその言語そのもののイメージとしてではなかっただろうか」 （宮川淳「言語の結晶学　『漆あるいは水晶狂い』をめぐって」、［装幀：吉岡実］『引用の織物』筑摩書房、1975.3.20） #日本オルタナ出版史補遺 pic.twitter.com/wIWdhQFj0G

しかしそれはつねにsimulacreであり、予感でしかありえない。しかしそのことによって、詩は世界に〈裂け目〉をつくり出す。そのとき〈明晰でしずかな狂い〉とはこの詩人にとって詩そのものにほかならないだろう」 （宮川淳「白紙の周辺」『ユリイカ 』1969年9月号、青土社） #日本オルタナ出版史補遺 pic.twitter.com/3CBqIwh2mz

渋沢孝輔「水晶狂い」『本の手帖』1969年2・3月合併号、特集「現代詩」、昭森社 #日本オルタナ出版史補遺 pic.twitter.com/NByt8um7ny

渋沢孝輔、装幀：加納光於『漆あるいは水晶狂い』思潮社、限定500部、1969.10.10 #日本オルタナ出版史補遺 pic.twitter.com/iiGWUYyMpZ

森林太郎訳『即興詩人』上巻、春陽堂、1902.9.1、5版1910.4.5 小林秀雄『文芸評論』白水社、1931.7.10 #日本オルタナ出版史補遺 pic.twitter.com/abIKp8WQRX

鈴木信太郎訳 ステファヌ・マラルメ「海の微風」 アルチュウル・ランボオ「母音」 #日本オルタナ出版史補遺 pic.twitter.com/6RWMCjgCK6

佐々謙自・酒井潔・梅原北明『世界好色文学史』第二巻、文芸市場社、1929.6.5 #緑色印刷 #日本オルタナ出版史補遺 pic.twitter.com/8gtesw8uFz

酒井潔『薫苑夜話』（三笠書房、1933.6.5）は口絵が緑色でしたー。 #緑色印刷 #日本オルタナ出版史補遺 pic.twitter.com/PVf4OQbLhx

「死があたかも一つの季節を開いたかのやうだつた」 （堀辰雄『聖家族』江川書房、1932.2.20） #日本オルタナ出版史補遺 pic.twitter.com/cktwDM402n

郡淳一郎「僕のユリイカ 「ユリイカ増刊 稲垣足穂」編集後記自註」『日本古書通信』2006年11月号 #日本オルタナ出版史補遺 pic.twitter.com/Hg5wDHSIRv