ウィークエンド 2011年アンドリュー・ヘイ作品。「異人たち」の原石のような映画。肉体関係だけで結ばれた性格も境遇も全く異なる2人。ぎこちない会話から、自転車2人乗りで一気に心が繋がるシーンの疾走感が好き。2人が熱論を交わす真摯さも心を打つ。欠点あれど良作。 693/1000 #映画マラソン1000 pic.twitter.com/bltGQZQh9h

セーヌ川の水面の下に 駅で見たポスターに釣られ鑑賞。セーヌ川に巨大なサメが現れる。荒唐無稽だが、五輪を前に汚いセーヌ川で泳ごうとしているイダルゴ市長やマクロンの政治ショーに対する辛辣な皮肉だと捉えると興味深い。テーマはうっすら「悪は存在しない」を想起。 692/1000 #映画マラソン1000 pic.twitter.com/kmEmbvzpWQ

ボレロ ボレロ誕生秘話を中心にラヴェルの半生を描く。パリでは終わりかけだが日本では8月公開。母、バスク、第一次大戦、ジャズ、魔術などラヴェル関連エピソード満載。同性愛者だったこと（噂）は意外にもほぼ触れられず。監督は「夜明けの祈り」の監督で安定の良作。 691/1000 #映画マラソン1000 pic.twitter.com/p9kPyTRIh0

Mondays パリの映画館で絶賛上映中の22年の日本のコメディ映画。メトロの中とか街で結構広告を見るのでびっくり。話もジョークも演技も面白く観客から大きな笑いが沢山上がっていた。漫画やヒップホップなど日本のカルチャーも満載でそりゃパリで受けるわなと思った。 690/1000 #映画マラソン1000 pic.twitter.com/wSN2KDcJgO

影武者 1980年パルムドール作品ということで久々鑑賞。どのシーンも絵のように美しく、壮大なスケール、仲代達矢の日本人離れしたかっこよさなど全てが完璧なのだが、黒澤の往年の傑作群に比べると何かが物足りない。流れがやや悪い？女性がほとんど登場しないのも驚く。 689/1000 #映画マラソン1000 pic.twitter.com/m2GzXvSPQg

小早川家の秋 パリの名画座で。満員御礼。最初から最後までずっと神シーン。経済成長と共に幕を開けた個人主義の時代。大家族と家父長制の古き日本への美しい鎮魂歌。しかし小津も60年経ってパリの映画館でこんなに熱狂的に迎えられてるって、知ったら驚くだろうなあ。 620/1000 #映画マラソン1000 pic.twitter.com/iBRhiyIM6s

エルドラド　ナチスが憎んだ自由 バビロンベルリンのLGBTに寛容だった1920年代からナチス迫害、刑法175条、90年代まで同性愛が違法だったドイツの同性愛迫害の歴史を追ったドキュメンタリー。見応えあり。この辺の歴史は日本語の本で読みたいな。存在しないかもだけど。 604/1000 #映画マラソン1000 pic.twitter.com/qljSA3lftr