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#読書2024 70冊目。ひとりでカラカサさしてゆく/江國香織。八十代の男女3名が大晦日の夜に猟銃自殺をする。家族や友人、知人たちの生活、当事者たちの回想など、群像劇の面白さはあるしどのように生きても自由なんだろうけど、自分で自分の命にケリをつけるカッコつけ方は、わたしは受け入れられない… pic.twitter.com/hVDfMXafsB
#読書2024 69冊目 トゥルー・ストーリーズ/ポール・オースター。エッセイ集。著者が体験した偶然の重なりによりありえない話とか、作家になるまでの貧乏話とか。サン・テグジュペリの星の王子さまとの奇縁とか。つい最近亡くなられてさみしい。この文庫本は現在Amazonでエラい高値になっている。 pic.twitter.com/Rpn36FXLcY
#読書2024 68冊目 あらゆることは今起こる/柴崎友香。ADHDという診断を受けた著者がそういう障害をもつ自分自身の困ったことや他人のわからないこと、伝えることのむずかしさ、日常とは、など途中で余談もたくさん入れて考察している。知らない世界を知ったし著者の小説を読む上での参考書にもなる。 pic.twitter.com/NS5YiKFs8g
#読書2024 67冊目。終わりと始まり/ヴィスワヴァ・シンボルスカ、沼野充義訳 。 始まりはすべて/続きにすぎない/そして出来事の書はいつも/途中のページが開けられている 使われる言葉は難解ではなく、ところどころ心に残る言葉に出会う。何度も読んで身に沁み込ますにはちょうどよい厚みの詩集 pic.twitter.com/qdXkUvSSgz
#読書2024 66冊目。アカネちゃんの涙の海/松谷みよ子。アカネちゃんが何でも言えて泣くことのできる女の子に、モモちゃんはしっかり者でちょっと乱暴者にも見えるお姉ちゃんになったけど、ほんとは初めの巻の小さい頃と少しも変わらずみんないい子😭ママもパパもママもそれぞれの生き様を見せてくれた pic.twitter.com/Fs1itvaxiX
#読書2024 65冊目。モモちゃんとアカネちゃん/松谷みよ子。妹のアカネちゃんがかわいい。双子の靴下となかよしで、ここにママとパパの離婚もからんで思い返すだけで泣けてくる。モモちゃんはすっかりお姉ちゃんになっていて、猫のプーがしばしばさみしそう。こんなすごいお話ってちっとも知らなかった pic.twitter.com/3nqwPQDtNo
#読書2024 64冊目 続きと始まり/柴崎友香。新型コロナウイルスまん延下の数年の三人の登場人物の生活と人生。ものごとはどんどん忘れてしまう。この小説で受けたものも忘れてしまうんだろうか。この小説でたびたび引用されていたヴィスワヴァ・シンボルスカの『終わりと始まり』も読もうと思う pic.twitter.com/t8s5jhDqcR
#読書2024 63冊目 ちいさいモモちゃん/松谷みよ子。まずこの表紙の絵に惹かれて、それから子供の本だな、かわいいなと思っていたらけっこういろいろこわい話もでてきたりウシオニとか、ママの臨死体験とか、プーの恋とか、せんそうの話とか。マジックリアリズム。またどこかで偶然会えたら。 pic.twitter.com/uHKywMiw38
#読書2024 62冊め 海の鳥・空の魚/鷺沢萠。短編集。 海の鳥や空の魚のように自分の居場所に戸惑いを覚える人たちの人生における一瞬の輝き。この頃は携帯電話はなく、とても昔の時代のように感じてしまうけど、自分自身の生きてきた時代でもあり、古臭く感じない。この作者の50代の作品も読みたかった pic.twitter.com/akKQD024Tf
#読書2024 61冊目 ケナリも花、サクラも花/鷺沢萠。作家になってから祖母が韓国人であったことを知った作者の半年間のソウルへの語学留学での体験記。ときどき冗談めかした書き方をすることがあってもひたすら自分とはなにかまっすぐ問うているような、とても正直でなおかつ切れ味のある文章。 pic.twitter.com/bopMrO2rCF