【喪なくして慼（いた）めば憂い必ず讎（むく）ゆ】#春秋左氏伝・僖公五年 　人が死んだわけでもないのに悲しみにくれていると、ほんとうの不幸がやってくるという意から、正当な理由もなく事にあたれば、不利な結果を招来することになるということ。 #かきくけこじせいご #故事成語 #漢文

【己に如かざる者を友とすることなかれ】#論語・学而 　自分より劣った者を友とするな。自分より優れた者を友とせよということ。 #かきくけこじせいご #故事成語 #漢文

【道傍の苦李】#世説新語・雅量 　見捨てられ、顧みる者のないたとえ。人に捨てられるたとえ。「苦李」は、苦い李のこと。たとえ道端の取りやすい所に実がなっても、苦い李ではだれも取ろうとはせず、見捨てておくということからきた言葉。 #かきくけこじせいご #故事成語 #漢文

【温淸定省】#礼記・曲礼・上 　子が親に対して孝行すべき心がけを教えている言葉である。親孝行するには、季節や時間に応じて、その時々にふさわしい心づかいが必要だということ。 #かきくけこじせいご #故事成語 #漢文

【我を非として当たる者は吾が師なり】#荀子・修身 　自分の欠点をしっかりと批判してくれる人は、自分の師である。「当」は、しっかりと相手に向かう意。 #かきくけこじせいご #故事成語 #漢文

【知行合一】#伝習録・上 　知識と行動は表裏一体をなしているということ。真の知識があれば必ず行えるのであり、行ってのちに初めて知ったことになるのである。「知」は、知識・知恵。「行」は、行為・行動・実践。 #かきくけこじせいご #故事成語 #漢文

【尾大掉わず】（びだいふるわず）#春秋左氏伝・昭公十一年 　上の者が弱小で下の者が強大であると、制御できないこと。下の者を自由に動かすことができないこと。「尾大」は、動物の尾が大きいこと。「掉う」は、振り動かす、大きく揺すること。 #かきくけこじせいご #故事成語 #漢文