【卵を以て石に投ず】#荀子・議兵 　初めから勝負にならないことのたとえ。むだなことをすることのたとえ。損害ばかりで利益にならないことのたとえ。 #かきくけこじせいご #故事成語 #漢文

【無妄の人】#戦国策・楚策 　困難な場面に立ち至ったとき、思いがけずも駆けつけてくれる人。急場を図らずも救ってくれる人のこと。 #かきくけこじせいご #故事成語 #漢文

【井底の銀瓶】#白居易詩 　夫婦の縁が切れ、離別するたとえ。貴重な釣瓶の縄がむなしく切れてしまうことを男女のえにしにたとえていう。銀瓶は、水をくむ銀製の器。 #かきくけこじせいご #故事成語 #漢文

【全きを求むるの毀（そし）り】#孟子・離婁・上 　完全さを追求しているのに、かえって人から思いがけない非難を受けることがある。「毀」は、そしり、誹謗、非難。 #かきくけこじせいご #故事成語 #漢文

【舌耕（ぜっこう）】#拾遺記・後漢 　講義や演説などによって生計をたてること。「舌」は弁舌で、弁舌で田畑を耕すごとく糧を得る、という意。 #かきくけこじせいご #故事成語 #漢文

【草を打って蛇を驚かす】#南唐近事 　甲が懲罰を受けると乙が警戒し、恐れあわてること。 #かきくけこじせいご #故事成語 #漢文

【精神一到何事か成らざらん】#朱子語類・学 　心を一つのことに集中させれば、どんなに難しいことでも必ず成し遂げることができる、ということ。 #かきくけこじせいご #故事成語 #漢文

【人を射んとせば先ず馬を射よ】#杜甫詩・前出塞・其六 　目的を果たすためには、もっとも効果的な方法でその核心に向かってはたらきかけるのが早道である。 #かきくけこじせいご #故事成語 #漢文

【杞憂（きゆう）】#列子・天瑞 　無用の心配をする。とりこし苦労。「杞」は、今の河南省杞県にあった国の名。 #かきくけこじせいご #故事成語 #漢文

【魚の目に水見えず】#埤雅 （うおのめにみずみえず） ：重要なものなのにあまりに近すぎて、かえってそれに気づかないことのたとえ。#故事成語 #かきくけこじせいご #三省堂