akakilike「希望の家」 #拝見 。この劇場構造はまつもと市民芸術館に通う人なら既知のものだがそれも承知で敢えて新任芸術監督の初手として倉田さんは使っているんだと想う。かくし芸大会のような展開で演劇的に観るとどうしても発話しているダンサーに引っ張られるけど本当の凄さはその反対側にある。

突劇金魚「GFT版 贋作・桜の森の満開の下」 #拝見 。よく見かける単にこの戯曲がおもしろくて好きという所に陥ることなくその中にあるものを現代に引きずり出すような脚色と演出だった。あと突劇金魚の花吹雪は松竹より美しい。あの量をあの面倒臭い細工でやってることにみんな気づいてあげて欲しい。

kondaba「ユートピア」 #拝見 。『Play Through Place』の時よりも更に場所に刺さって作品は全く別物になっていた。視点をグローバルとローカル、過去と現代と未来と揺さぶりながら今は使われなくなった木工所の中を揺蕩いながら旅へと誘う。何気なく見せているが身体性にも独特の世界観を携えている。

くじら企画「流浪の手記」 #拝見 。題材は1960年代の話だが本作には2000年頃の時代のパッケージ感がある。海老さんがヒチローを演じたことで大竹野正典はリアルからイメージになったことを思い知らされた。小寿枝さんが今回どうしてこの作品を演りたかったのかはなんとなく理解できたような気がする。

劇団飛び道具「緑の花」 #拝見 。前半は様々なグローバルな問題のことを想わされるが後半ではグッとプライベートレベルに引き寄せられて自分ごとにさせられる。役者たちのそれらを預かったり手放したりするタイミングが絶妙で見事だ。こういうのを観るために自分は客席に座るのだとあらためて感じた。

#youtube #拝見 #イケイケ？#政治を全く語っていない 極○より世間知らずでワイワイガヤガヤ ？大丈夫か？ pic.twitter.com/yjcAckRXOk

あるいはエナメルの目をもつ乙女「こどもの一生」 #拝見 。面白過ぎてすっかり有名芸能人の商業公演用戯曲になっているけどこのスケールでこのメンバーで観ることができて90年の売名行為を思い出せた。この後クロムモリブデンやデス電所がググっと来たわけだけど今そんな成分欲してる人にもオススメ。