#文字あそび 上霞～うわがすみ～ 上の方に霞がかかっている様子。 pic.twitter.com/eNYDr6QJ4y

#文字あそび こくう～黒雨～ 黒の雨神さまがお出まししやるよ お前たちはお家へお入りな にぃは雨神さまにお話しがあるでな お話ししとうて、お会いしとうて ようよう願いを叶えてくりゃさった 雨神さま、黒の雨神さま この身を洗ってくださんせ この身を攫ってくださんせ 雲に隠してくださんせ pic.twitter.com/0BkkzsuyZ5

#文字あそび 黒雨～こくう～ 真っ黒な雨雲から降ってくる雨。 空が黒くなってしまうような土砂降りの雨や豪雨。 pic.twitter.com/3Zg7YYsXmN

#文字あそび かんうんやかく～閑雲野鶴 閑雲野鶴、聞こえは良いけど 要するに現実逃避だよ 失敗すれば閑雲野鶴 失恋しても閑雲野鶴 で、今度は？ 　こんなところまでやってきて 　まくしたてる君はまだ気づかない 　これは目標達成のための現実逃避 　さぁ、もう一歩 　ここは君と僕のための世界だよ pic.twitter.com/MBMWxGhCxf

#文字あそび 閑雲野鶴～かんうんやかく～ 何事にもとらわれず、のんびりと自然を楽しみながら暮らすこと。悠々と自由に暮らす境遇。 pic.twitter.com/4iXxnlylFO

#文字あそび もくざ～黙座～ 沈黙が金なのか屑鉄なのかなんて 時と成り行き次第さ あぁ、受取り手のお頭も大切だな 賢いふりして下手な気を回すヤツ 本当に賢くて真実を見抜くヤツ 保身に走って自滅するヤツだっているさ さて、あんたならどう読むかい ●写真：むにさん@160muni911 pic.twitter.com/0NOfHax5BI

#文字あそび 黙座～もくざ～ 黙ったまま座っていること。 ●写真：むにさん@160muni911 pic.twitter.com/tB6UwqQe2A

#文字あそび むらさき～紫草～ むらさきのにほえる妹、ってさ 倫理的にどうなのって思うよね 時代的に云々じゃなくてさ 教科書に載せるのがさ 　ぶつぶつと言いながらも 　手にした赤いマーカーは 　正確無比に添削と採点を繰り返してく 　赤マーカーのにほえる君、 　俺は心の底から共感できるけどね pic.twitter.com/KfekSLDHKq

#文字あそび 紫草～むらさき～ 日当たりのよい野原に生え、6~7月ころ、五弁の白い花を咲かせる多年草。 花が白いのに「紫草」と呼ぶのは、群れて咲くから、もしくは、根の「紫根」を紫色の染料としたから。 むらさきのにほえる妹を～（万葉集）でも知られている。 pic.twitter.com/1TOBF46WU0

#文字あそび みちわけいし～道分石～ ほんの出来心でございました 少し迷って、それからお戻りくだされば、と そうしたら今度こそ わたくしの元に留まってくださるのでは、と 行くことしかおできにならぬあの方は わたくしが動かした道分石に捕らわれて もう何年もあのお山を巡っておいでなのです pic.twitter.com/sEsIGCsbnM

#文字あそび 道分石～みちわけいし～ 分かれ道などに立てた道しるべの石。 pic.twitter.com/MqE5V6vEcT

#文字あそび なるかみづき～鳴神月～ 鳴神の兄上は喧しくてなりません あぁ 民に雨が入用なのは存じております しとしとと降らせることだって お出来ではございませんか あんなにぴかぴかと光って あんなにごろごろと吠えなくたって 　ざっと降らせた後の美しい陽光を 　誰彼かまわず振りまくなんて pic.twitter.com/IMYvP70UJy

#文字あそび 鳴神月～なるかみづき～ 旧暦六月の異称。 雷の多い月であることから。 pic.twitter.com/XUczcMxRjM

#文字あそび いえかぜ～家風～ 帰りたいと思わぬ吾は 情が薄いのでしょうか 家風ばかりに気を取られる吾は 心が弱いのでしょうか 残してきたものへの想いが 尽きることはないのです 恙なく健やかでいて欲しい 苦しみなく穏やかでいて欲しい 帰りたいとは思いませぬが 帰れないとも思うのです pic.twitter.com/LR8vuMy8LJ

#文字あそび 家風～いえかぜ～ 自分の家、故郷の家の方向から吹いてくる風。 pic.twitter.com/UgOfG8Bl3r

#文字あそび きつねびより～狐日和～ お狐さまが遊びよるんですわ こげな日は山へ入っちゃいかんとです お狐さまに遊ばれて戻ってこれんがです けんど、明日はよかですよ お狐さんがたんと土産もん置いていかれますけん あの大きな欅の洞ですわ 何があるか、何を見るかは人それぞれですけんど pic.twitter.com/XilwlM8gr4

#文字あそび 狐日和～きつねびより～ 降っていたかと思うと急に照ったりと、人を惑わすような一定しない天候をいう。 pic.twitter.com/Sd4Sh4usVv

#文字あそび おきなぐさ～翁草～ まぁ、随分な変わりようですこと どなたさまかと思いましたよ あの時のお連れ様はどうなさいましたか あぁ、先に昇られましたか では、あなたもあの方に見合うお姿でなければ お任せくださいな あの日のままのお姿に あの方とほほ笑まれていたあの日のままに pic.twitter.com/D5ImzRqLC0

#文字あそび 翁草～おきなぐさ～ 野山に自生し、4～5月ごろ、伸びた茎の先に暗赤色の釣鐘のような花をつけるキンポウゲ科の多年草。 花が終わると雄蕊が白い羽毛のついた実となり、その姿が白髪のように見えることからこの名がついた。 「白頭翁」とも。 pic.twitter.com/j9M3aRaDqG

#文字あそび かいこうへんしょう～回光返照～ わかってんだろ あれは最後の光だよ あぁ、なんてきれいなんだろうな 別れの前にあんな姿見せてくれるなんてなぁ おれたちの頭ん中では ずーっとあの姿で笑ってるってことだ …なんかずりぃけどな でもさ、そんなところも おれたちのあいつらしいよな pic.twitter.com/hHkYSnjdSj

#文字あそび 回光返照～かいこうへんしょう～ 滅びる前に、束の間の勢いや輝きを取り戻すこと。 死の前に一時的に持ち直すこと。 pic.twitter.com/9Hhf3CRU6b

#文字あそび さいけい～細径～ 気づいてしまったのです 見つけてしまったのですよ 知ってしまったからには 知らぬころには戻れません ほら、こうやって一歩 それから、こうしてもう一歩 進めば進むほどに 続く径の先の、そのまた先に 請い願う一筋の光が招くのです ●写真：むにさん@160muni911 pic.twitter.com/XkogGQ3Bww

#文字あそび 細径～さいけい～ 幅の狭い道。小道。ほそみち。 ●写真：むにさん@160muni911 pic.twitter.com/4G1EQlMVUu

#文字あそび あおたかぜ～青田風～ 青々とした風に前髪を揺らして君は 僕を映した瞳で笑いかける 青々とした風に背を押されて僕は 一歩を君へと踏み出してみよう 青々とした風は一瞬を逃さず 二人の間でくるくると舞い踊るのだろう 青々と焼きついたこの時間を 僕らはどれだけ守り続けられるのだろう pic.twitter.com/zgYReTKxoC

#文字あそび 青田風～あおたかぜ～ 稲が青々と育った青田をそよがせて吹く風。 pic.twitter.com/yv4LqU07ix

#文字あそび ゆだま～湯玉 そんなにぽこぽこ泡を出すんじゃないよ 人の子みたいに、みっともない いいかい、おれたちはね 簡単に気持ちを見せるなんてことはしないんだ どんなに心が煮え立ってもね ゆらゆら揺れるくらいにしとかなくちゃ 湯玉はね、とっておきなんだ 大事に大事にしまっておくんだよ pic.twitter.com/W8iMFyrTxB

#文字あそび 湯玉～ゆだま～ 湯が煮え立つとき、表面に湧きたつ泡。 pic.twitter.com/nLUBayVklS

#文字あそび じゅうう～十雨～ 良き雨にございますな 良き恵みの雨でございます 良き恵みは良き祈りから 良き祈りは良き願いから 良き願いは良き思いから 良き思いは良き日々から 良き日々は良き糧から 良き糧は良き恵みから 良き里は良き巡りにてなされるもの さて、我らも良き一助となりましょうぞ pic.twitter.com/hApNZGy0SD

#文字あそび 十雨～じゅうう～ 十日ごとに雨が降ること。 ほどよく降る雨。 気候が順調で豊年日和であるという意も。 pic.twitter.com/ubVrOAkxRq