そんな訳で、遂にハラミ家と千佳子家が出会い、和気あいあいな雰囲気でパンケーキを楽しんでいたけど、肝心のマルシェの件は、結局、千佳子が再検討する旨をハラミに伝えただけで、それ以上の言及は無し。麻希は麻希で既にいろいろ動き出しているし、その辺がどうなるかも気になるところ。#漂うわたし

ところで、この #漂うわたし は、３人の主人公それぞれの視点や主観で語られる、独立した３作品のオムニバス。なので、例えば千佳子編での「文香」は、ハラミ編では「娘さん」や「文香ちゃん」になるんだよね。当然と言えば当然だけど、この言い換えって結構大変そうだなぁ、と今更ながら思ったり。⇒

さらに「パンケーキパパン」なる絵本まで。どうやら、kirikabuの夫婦の子供が小さい頃読んでいた絵本がハラミの家にもあって、実は文香もその本を知っていた（持っていた？）らしい。こうなると、どんな内容なのかとても気になる！意外とマルシェ実現のヒントもその中にあったりして…。#漂うわたし⇒

今回は、kirikabuの店主夫婦が登場。最初は、食べに行く前に消えてしまった幻のお店で、てっきりその回限りなのかと思っていたら、その後も頻繁に登場するようになり、気付いたら物語のキーとなる場所になっていたという⋯。ってことは、この夫婦もマルシェ関係でこれから度々登場する!?#漂うわたし⇒

自分のことをゆあちゃんと言う優亜。子供が一人称を自分の名前で言うのって、まだ一人称代名詞を知らなくて、周りが自分をそう呼んでいるからそれを真似しているのかな？もっとも、たまに大人になっても一人称が名前の人もいるけど。あれは、やはり子供の頃の癖が残っているんだろうか？#漂うわたし⇒

「#漂うわたし」第166回。取りあえず、前回と今回で分かったこと。イザオは結構甘い物好きらしい。そして、イザオの文香ちゃん呼びに反応するハラミ。そう言えば、以前千佳子に直美さんって呼ばれた時も反応してたっけ。彼女は、下の名前で呼んだり呼ばれたりすることにやや敏感だったりするのかも？⇒

もともと、千佳子の義母が、孫に着せるために息子の結婚が決まってすぐに買ったもの（女の子とは限らないのに）なので、既に21年くらい経ってるはず。そう考えると、質の高さと義母の隻眼には驚かされる。確か、ブランドタグは付いてなかったから、ひょっとすると既製品では無い可能性も!?#漂うわたし

今回のイラストにも描かれた、文香のお下がりワンピース。以前、幼い頃の写真は、これを着ている物ばかりと文香が言ってたけど、この分だとどうやら優亜の写真もそうなりそう。着る者を虜にし、映えさせ、その上いくら洗ってもくたびれない、唯一無二のデザインを持つ魔法のワンピース。#漂うわたし⇒

もっとも、前回も書いたように、個人的には文香とハラミ＆タヌキの絡みにも興味があって…。特に誰もが認める（何なら自分も？）美人のタヌキは、文香にとってもたぶん「ママが持ってないモノを持ってる憧れの女性」になりそうな気がするので、その辺のエピソードや会話を読んでみたい。#漂うわたし⇒

そんな訳で、ちょうど半年ぶりに登場の優亜。似たものや共通項を見つけては「おんなじ」と言っている、その様子をボルダリングに例えるのが如何にもこの作品らしい。そう言えば、タヌキの披露宴の時にも「おんなじ」って言ってたっけ。しかし、例のHAPPYが今やそんな事になってたとは！#漂うわたし⇒

３人の主人公同士の交流は当然想定してたけど、家族ぐるみの交流までは考えていなかった。しかも、先に来ていたのも千佳子達の方だったし。でも、これも主人公が後から店に入った方がテンポが良いことを考えれば、予想出来たかも。つか、主人公が千佳子からハラミに移ることを忘れてた。#漂うわたし⇒

「#漂うわたし」第165回。ハラミは「kirikabu」にタヌキと一緒に来るのでは？と予想したものの、実際に同行したのはイザオと優亜だった。確かに、登場頻度で言えばイザオと優亜の方が最近ご無沙汰だったし、千佳子編で文香が久々に登場したのなら、ハラミもそっちだと読むべきだった。まだまだ甘い!?⇒

泣きじゃくる３歳時の文香のイラストの髪を振り乱しているのが、リアルで好き。しかも、今回改めて観て気付いたけど、胸にはしっかりクローバーの刺繍が！後から描き足されたのかと思ったら、最初からだったのでさらにビックリ！まさか、こんなに早い時期から既に伏線が張られていたとは!?#漂うわたし

ところで、結局、どうなるか不明のままで終わってしまったマルシェの件。個人的には、この後、実は店内に先客としてハラミとタヌキがいて、偶然千佳子と会ったことで新たなアイデアが…みたいな展開を期待。何より、文香とハラミ達との絡みを読んでみたい。この３人気が合いそうだし。#漂うわたし⇒

そう考えると、頼る人の人選は非常に大事。そして、思考が文香にダダ漏れな千佳子。でも、考えようによっては、読まれるということは、それだけお互いの思考の方法や方向、癖が似ているということかも知れない。逆に、文字にしたり声に出してもこちらの意図が全く伝わらない人もいるし。#漂うわたし⇒

ただ、もっと人に頼ったり任せたりしろっていうのは確かにその通りなんだけど、実際にはなかなか出来ないのも凄く分かる。恐縮や遠慮とは別に、それってかなり勇気が要るから。もし、それで自分の意図とは違う方へ動いてしまったり、最悪、失敗して逆に仕事が増えることになったら…。#漂うわたし⇒

話の流れで考えたら、コーチの野間さんやマイさんに相談したりしそうなところ、ここで、「そう言えば、最近登場してないな」と思っていた文香を使う辺りが上手いなぁと感心。やはり、こういう時に一番説得力があるのは、これまで案件に関わっていない第三者視点のアドバイスなんだよね。#漂うわたし⇒

「#漂うわたし」第164回。いやぁ、今回は今の自分にメッチャ刺さる言葉のオンパレード。刺さり過ぎて、耳と心が少々痛くなってしまったくらい。とりあえず、マルシェの案件がいったん暗礁に乗り上げるところまでは想定通りで、問題は、誰が千佳子の想いを再び膨らませるのか？だったんだけど…。⇒