#1日1大ラブ #沖縄そばの日 沖縄そばが近所のスーパーに売っていないので、強力粉を買ってきて大輔は自分で作った。 この時ばかりは、自由な側と呆れる側が逆転した。 ラブ「通販で買った方が安いし楽だよ」 大輔「俺は今夜食いてえの」 あゆみ「ホームベーカリーが製麺機にもなるから使ってね♪」

#1日1大ラブ #人と色の日 #自分色記念日 ラブの色と大輔の色は違う。 その違いが時に衝突を生む。 だがラブは大輔色を、大輔はラブ色を、それぞれ常に肯定する(たまに文句は言う)。 相手を自分色に染めはしない。 傍から見れば筆洗いの底に溜まった汚水に見えても、ふたりは混ざり合い行きていく。

#1日1大ラブ #世界手洗いの日 子供たちの新生児・乳幼児期頃。 桃園家には、そこら中に手洗い用の石鹸と消毒液が設置してあった。 子供たちに触れる時、手洗いは必須である。 設置したのが、ラブの生まれ付きガサツな性格を考慮した大輔なのは言うまでもない。

#1日1大ラブ #美味しいスッポンの日 センシティブな内容なので今日はテキスト画像で。 ALTにオマケ有 pic.x.com/enSWMwMGB3

#1日1大ラブ #さつまいもの日 芋類を食べた後、万人が想像する心配事といえば、おならだろう。 せつな「ふたりが結婚した後に、相手の前で初めておならしたのっていつ？」 大輔「ラブは婚姻届出したその場でだったよな」 ラブ「それで笑ってた時に大輔もしたよね」 せつな「0日目とはたまげたわ」

#1日1大ラブ #PRの日 →ラブ「大輔の魅力に気付かないなんて、どいつもこいつも見る目ないよね」 大輔「俺にモテて欲しいのか欲しくないのかどっちなんだよ…」

#1日1大ラブ #PRの日 ラブが人前でも、いや、人前をわざわざ選んで大輔を愛でて見せるのには、理由がある。 ラブ「大輔はあたしのだ、って日頃からアピールしとかないとね。悪い虫が付くかもしれないじゃん」 大輔「心配しなくても、俺ラブ以外の女性からそういう目で見られたことないぞ」 →

#1日1大ラブ #とってもいい朝食の日 出された朝食を食べ終えた後、ラブはよく冷蔵庫を漁る。 「…昨日のタコライスの残りがあるぞ」 「わーい！大輔大好き〜♥」 食欲のテンションが十代のままなラブに、朝から肉料理を用意しておくのも大輔の役目である。

#1日1大ラブ #赤ちゃんの日 ふたりに生まれた子供たちがスヤスヤと眠る顔を、大輔とラブは幸せそうに見つめる。 大輔「俺の分も幸せになってくれよな」 親は子供の為なら自己犠牲も厭わないと言うが、ラブがその場で訂正した。 ラブ「それは違うでしょ、みんなで幸せになるの」

#1日1大ラブ #熟睡の日 悪夢、特に「敵から守りきれず大輔が死ぬ」という夢に襲われた時、ラブが用いる最強の特効薬は大輔の人間抱き枕である。 その出番が来ると、大輔には長い夜になる。 ラブ「生理現象だからいいのに」 大輔「俺が離れたら泣くだろ」 トイレを我慢するのが大変だからだ。

#1日1大ラブ #永遠の日 誰もが知っている通り(？)、桃園ラブと桃園大輔は永遠の愛を誓った夫婦である。 まゆ「永遠の愛…憧れちゃいます！」 ラブ「そんなキラキラなもんじゃないよ、しょうもないことで喧嘩してばっかだし」 大輔「部屋の掃除で物を定位置から動かした、とかな」

#1日1大ラブ #おなかを大切にする日 日が経つにつれ、ラブのお腹が大きくなってくる。 ラブの胎内で子供たちが育っていく毎に、大輔の中で「父親になった」という実感が膨らんできた。 ラブの腹が当たりそうな家のあちこちに緩衝材を貼り付けていたのも、その気持の表れと言える。

#1日1大ラブ #夢を叶える日 大掃除中、ラブが幼稚園時代のアルバムを見つける。 卒業写真と一緒に、その頃の夢が書いてあった。 大輔「『みんなで幸せゲット』…めちゃくちゃ叶えてるじゃんか」 ラブ「えへへ…今その『みんな』の最初に来るのは、大輔だからね」 大輔「ありがとな」

#1日1大ラブ #みそおでんの日 ダンサーとして全国を行脚した後、ご当地グルメやお土産を買うのがラブの密かな楽しみである。 名古屋からの帰り、桃園家に買ってきたのは「つけてみそかけてみそ」だった。 大輔「…どう食いたい？」 ラブ「大輔の作ってくれるものなら何でも！」

#1日1大ラブ #天使の日 ② まさか誰も思うまい。 大輔「どいつもこいつも好き放題言いやがって、ラブはラブだろ」 ラブ「あたしは天使より人間でいたいな。美希たんにブッキーにせつな、お母さんとお母さんと一緒にいたいもん…もちろん大輔ともね」 大輔「じゃあ、この家は俺とラブの天国だな」

#1日1大ラブ #天使の日 ① 「またキュアピーチが巨大怪獣を撃破しました、正に地上に降りた天使といった所でしょうか！」 テレビの報道番組は、キュアピーチを無責任に褒め称えるコメントで溢れ返っている。 家でポテチ食べながらそれを見ている桃園ラブと、キュアピーチが同一人物だとは→

#1日1大ラブ #とろみ調味料の日 桃園家のトーフチャンプルーは日によって姿形を変える。 トマトを入れてイタリア風にしたり。 春にはキャベツを入れたり。 今日は水溶き片栗粉でとろみを付け、豆板醤とラー油で四川風にしたり。 大輔「麻婆豆腐は禁句な」 ラブ「どっちも一緒に食べてるみたい♥」

#1日1大ラブ #豆腐の日 ② あゆみ「野菜やお肉の種類を変えれば簡単にアレンジができるから、チャンプルーって主婦に優しいわね」 大輔「俺の中じゃ、楽したい時に作る料理ですけどね(笑)」 あゆみ「楽は正義よ」 せつな「沖縄料理もすっかり桃園家の一要素ね」

#1日1大ラブ #豆腐の日 大輔の婿入り後、桃園家では豆腐の消費量が増えた あゆみとラブのハンバーグと同じく、大輔の得意料理であるトーフチャンプルーが桃園家の新定番となったからである 野菜も摂れるし、桃園家の全員トーフチャンプルは好きだ 島豆腐が手に入らないことが、唯一の悩みであった

#1日1大ラブ #コーヒーの日 ラブと大輔行きつけの喫茶店。 そこの店員は、ラブと大輔夫婦が来店すると、喜ぶと同時に戦々恐々となる。 「店長！福の神が来ました！」 「…準備しろ」 ふたりの甘々な様子を前に、客たちが次々とコーヒーを注文して売上が上がるからである。

#1日1大ラブ #奥様の日 大輔は妻を指して「奥さん」と呼ぶのを嫌う 「妻は『家の奥』にいるもの」という考えで、愛するラブを束縛したくないからだ 先日、セールスの電話にラブが応対した時の件をリスペクトしての事でもある セールス「ご主人様は…」 ラブ「うちに『主人』はいません ｶﾞﾁｬ」

#1日1大ラブ #世界心臓デー 妻であるラブの妊娠中、大輔は仕事から帰宅後の夜に毎日必ずすることがあった。 ラップの芯をラブのお腹に当て、子供の心音を聞くことである。 ラブ「今だけは大輔もあたしの子だね」 大輔「その言い方だと複雑な気分」

#1日1大ラブ #プライバシー・デー どれだけ仲が良くても、相手に踏み込まれたくない所はある。 その領域に、相手を受け入れるのが夫婦である。 例えば大輔が単独で遊びに出かける時は、必ずラブの監査が入る。 一緒に行くグループに、女がひとりでもいればラブの承認は決して下りない。

#1日1大ラブ #女性ドライバーの日 運転免許を取得した日。 大輔とせつなとあゆみを乗せ、ラブは嬉々として初ドライブに出かけた。 帰宅した一同は、ラブ以外死んだ魚のような目になっていた。 ラブ「あー、楽しかった！」 あゆみ「…」 せつな「車怖い車怖い車怖」 大輔「…これからは俺が運転する」

#1日1大ラブ #くつろぎの日 夫である大輔は、キュアピーチから桃園ラブに帰る場所である。 大輔を抱き枕代わりに脱力しきったラブと、怪物と戦うキュアピーチが同一人物だとは誰も思うまい。 大輔「ピーチのファンが見たら卒倒するな」 ラブ「知り合いでもない人に幻滅されても痛くも痒くもないよ」

#1日1大ラブ #主婦休みの日 大輔は両親がよく姉の仕事に同伴して家を空けていたため、家事全般を任されることが多かった。 大輔「お義母さん今日はお休みしててください」 あゆみ「助かるわ〜」 家事要員でもある大輔の存在は桃園家の負担を大いに軽減している。 あゆみにとっても、自慢の婿である。

#1日1大ラブ #掃除の日 ラブと大輔では、掃除は大輔の方が得意である。 いや、「ラブが整理整頓超苦手」、と言った方が正確か。 二人の部屋の掃除も、子供の時から「桃園さん係」を務めてきた大輔の役目である。 今日も、明日有効期限が切れるスーパーのクーポンがベッド下から見つかった所だ。

#1日1大ラブ #おいしい小麦粉の日 桃園家で、大輔が手作りするおやつの定番は「ちんびん」と「ヒラヤーチー」である。 ラブ「あたしが子供の時から作ってくれてたよね〜」 大輔「最初チヂミに間違われた時は結構ショックだった」 ラブ「インフルも移しちゃったしね」 沖縄料理は、思い出と共に―

#1日1大ラブ #カーフリーデー 桃園ラブと大輔夫婦では専ら、大輔が運転する側である。 歩く時は自分が車道側を歩…こうとするが、大抵の場合「イケメン」的な挙動は不可能である。 何故なら、ラブは衝動に任せて先にどんどん行ってしまうからだ。 大輔「…まるで犬の散歩だ」

#1日1大ラブ #ガトーショコラの日 キラパティでリオといちかに教わり、ガトーショコラを作り食べたラブと大輔。 いちかに褒められ喜ぶ大輔に、ラブの目線が突き刺さる。 いちか「人様の男に手は出しませんよ、確かに大輔さんは魅力的ではありますけど…」 今度はいちかにリオの目線が突き刺さった。

#1日1大ラブ #バスの日 双子のベビーカーは、どうしてもスペースを取る。 それ故ラブが子連れで出かけると、バスや電車でも邪魔者扱いする目線がグサグサと突き刺さる。 大輔「こいつら、自分も赤ちゃんだったこと忘れてるのか？」 その目線たちの盾となり、家族を守るのは、大輔の役割だ。

#1日1大ラブ #育休を考える日 桃園大輔は、愛する妻であるラブの出産に伴い１年間の育児休暇を取得した。 大輔を「いいパパ」「いい旦那さん」と周りが褒めてくれるのはラブも嬉しいが、同時に複雑な気持ちもある。 「男女逆でも同じように言っただろうか？」 という疑問が頭から離れないからだ。

#1日1大ラブ #しまくとぅばの日 桃園ラブと大輔の間に生まれた双子のうち、女の子には「カナ」と名付けられた。 「かなさんどー」は、しまくとぅば(=島言葉)で「愛してるよ」の意味。 自分の名前と、大輔の沖縄の要素。その両方を持った名前を、沢山ある候補から選んだのはラブだった。