『新潮』6月号の創刊120周年を記念した、小山田浩子さん×滝口悠生さん×上田岳弘さんによる鼎談「新潮新人賞から十年」。こちらの構成を担当しました。この10年を振り返り、三人でデビュー作と転換点となった作品を読み直すという企画です。それぞれの小説の原風景が語られていて、後半では（→） pic.twitter.com/rqhlc8kDMJ

上田岳弘『太陽・惑星』#読了 不思議な小説だ。人物名は常にフルネームで表記、情景描写は一切なく、物語は淡々と進む。 紙面はIT機材のマニュアルか解説書の如く余白を残さず文字で埋まり、音楽のように変調が繰り返され読み手を飽きさせない。 言葉の洪水による得体の知れぬ読後感がなぜか心地よい。 pic.twitter.com/qClh5VDFJk

【5/7発売予定】『新潮 2024年 06 月号　世界を揺さぶる文學、未来を切り拓く文學』村上春樹　川上未映子書下ろし小説　宮本輝　島田雅彦　小山田浩子　滝口悠生　上田岳弘　他　amzn.to/44sO7Zq pic.twitter.com/nMxUDHcDPN

上田岳弘『旅のない』を読了。表題作を含む４つの短編集。コロナ禍を生きた人々の姿を描いている点で共通している。解説の荒川洋治が言う様に表題作が傑出している。人が生きる物語自体が全て虚構であると言うオチだが、語りはまた騙りであるのだ。 pic.twitter.com/hH4CDmfTHy

次はアーヴィングかフォークナーの長編を読もうと強く決意しているのだが、今日、本屋に行ったら新刊コーナーで『決定版カフカ短編集』と上田岳弘『旅のない』を見つけてしまい、二冊とも買っていた。短編は気軽に手を出せるので、一編だけ読んでみようという気になっている。強い決意はどこへやら。 pic.twitter.com/Mi5IPjQHzi

上田岳弘『ニムロッド』#読了 一人称の〝僕〟が語りながら、三人称の女性の描写と劇中劇と言うべき小説中小説が差し込まれる。 飛べない駄目な飛行機、哲学とコードでできた仮想通貨の存在感。不思議な魅力を持った物語だった。このような読後感は久しぶりだ。この作家の他の作品が読みたくなった。 pic.twitter.com/Y0dQQy9WjM

#熊ぐらたんの買った本 ①上田岳弘『旅のない』 ②町田康訳『宇治拾遺物語』 ③島田潤一郎『長い読書』 ①川端康成賞受賞作「旅のない」だけ先に読みましたが、虚実の境界に揺さぶりをかける質の高い短編で面白い。②祝文庫化。文庫版あとがき、日本中世文学研究者の小峰和明氏による解説付。③夏葉 pic.twitter.com/vpv1MGib2p

『旅のない／上田岳弘』読了。短編集…だよな？表題作にもなっている最後の「旅のない」が好き。 pic.twitter.com/roeLUWxBuw

上田岳弘著「最愛の」#読了 学生時代、密かに文通をしていた女性との恋。彼女は「会えない」と繰り返す。 私は主人公と文通の女性の物語はもちろんだけど、主人公の「仮初めの」人間関係も心に残っている。 仮初めでも、1度あっただけでも、その時交わした言葉はその人を造るんだなと。 pic.twitter.com/rrNsrHUiUh

上田岳弘さんの『ニムロッド』を読む。 仮想通貨を採掘する僕。 外資系証券会社勤務の恋人。 小説をまた書き始めた元同僚。 そして駄目な飛行機。 読み進めるほどに、私たちはどこまで私たちなのかわからなくなってくる。 あたかも窓の外には、もはや人間の影が見えなくなってしまっているかのように。 pic.twitter.com/X5Aiiy6mqu

🐻‍❄️4月刊好評発売中です！今月は、輪渡颯介さん『捻れ家 古道具屋　皆塵堂』、上田岳弘さん『旅のない』、タイガからは、森博嗣さん『何故エリーズは語らなかったのか？ Why Didn’t Elise Speak？』など、激推し作が盛りだくさん！　お近くの書店でチェックしてみてください📚 kodanshabunko.com pic.twitter.com/SWHQopMXxp

K+ICO/上田岳弘/読了 これは面白い。芥川賞作家らしい、心の葛藤の表現力、赤裸々に語られる人間の暗部、中緩みのないストーリー展開…資本主義のシステムの末端にいるのは誰か？彼ら彼女達は搾取されているのか？人間の強さとは何か？「罪と罰」を読みたくなる本です✨ pic.twitter.com/AkoaY2QLCL

上田岳弘さんの『旅のない』を読む。 旅とは何だろうか。 書きかけの小説のように。 宛先のない手紙のように。 でも、辿り着くことができなければ、そもそもそれは旅なのだろうか。 コロナ禍を経て、何かを失った私たち。 何を失ったかさえ分からない私たち。 喪失の予感があまりに美しい、短編４編。 pic.twitter.com/DaOltwqlsP

『旅のない』上田岳弘amzn.to/3Q16zlA １０歳と６歳のボーイズは、亀甲柄と市松模様のマスクでやって来た。弟の息子たちを預かることになった夫婦を描いた「ボーイズ」など、コロナ禍中の日々を映す４つのストーリーを収録した短篇集。#本日発売 #お薦め本 pic.twitter.com/8I4giI3PhC

#講談社文庫 さん発売です✨ #下村敦史 さん 「 #白医 」 #くどうれいん さん 「 #虎のたましい人魚の涙 」 #上田岳弘 さん 「 #旅のない 」 #輪渡颯介 さん 「 #捻れ家 古道具屋 皆塵堂」 #大沢在昌 さん 「 #悪魔には悪魔を 」 #遠田潤子 さん 「 #人でなしの櫻 」 #講談社 #文庫 pic.twitter.com/7yXIN0mEH0

講談社文庫　新刊入荷② くどうれいん「虎のたましい人魚の涙」 下村敦史「白医」 輪渡颯介「捻れ家　古道具屋皆塵堂」 高原英理「不機嫌な姫とブルックナー団」 上田岳弘「旅のない」 続） pic.twitter.com/ueRH1BpSfE

【4月刊】上田岳弘著『旅のない』 コロナ禍中の日々を映す４つのストーリー。芥川賞作家・上田岳弘、初めての短篇集。 解説：荒川洋治 カバー写真：伊丹豪 カバーデザイン：鈴木成一デザイン室 bookclub.kodansha.co.jp/product?item=0… pic.twitter.com/j1lVhqDTtw

【お知らせ】 4/6発売の新潮2024年5月号で「雨の日に自転車を漕ぎ出す」と題して上田岳弘さんの新刊『K＋ICO』（文藝春秋）の書評を書かせていただきました🦄💜 shinchosha.co.jp/sp/shincho/ pic.twitter.com/v9kNLywxe0

小説トリッパーと文學界最新号、そしてずっと読みたかった上田岳弘さん『太陽・惑星』を手に入れたので順々に読んでいきたいものです。少なくとも前者2つは4月中に読みたい……！ pic.twitter.com/Qu6IAWfF8A

『最愛の』(#上田岳弘/著）の重版分（#高橋一生 さんコメントの新帯版）が、書店に並びだしたようです✨✨ 編集担当は、丸善丸の内本店で数冊並んでいるのをこっそりと確認してきました…… ⏬『最愛の』あらすじ、上田岳弘さん×高橋一生さんの対談はコチラより bungei.shueisha.co.jp/shinkan/saiain… pic.twitter.com/kxVBfz2QYp

3/7発売🌷文學界4月号の表紙と目次です。筒井康隆さんと村田沙耶香さんの新連載がスタート！創作は町田康さん・長嶋有さん・滝口悠生さん・沼田真佑さん・井戸川射子さんほか短篇特集です。「身体を記す」は中村文則さん。上田岳弘さんインタビュー・長谷部浩さんの評論に、文學界新人賞の中間発表も。 pic.twitter.com/NBURbRcdIO