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古井由吉が「小説家は書きたいことがなくなってからが本番」みたいなことを言っていたようだが、絵も同じかもしれない。うまく言えないけれど、描きたいものがなくなってからようやく「絵自体」に向かうことができるのかもしれない。先日の展示が終わり、そんなことを考えた。
キロク。昨年末ごろから今日まで、およそ半年に読んだもの。芭蕉全発句、その解説本として、芭蕉の世界。連歌集、古井由吉の山躁賦、漱石の草枕、月曜社から刊行されたマラルメのディヴァガシオン、徒然草、枕草子。月一冊くらいのペースかな。これからも日本の古典に親しんでいきたい。
私は川村二郎や篠田一士ら、世界文学を解した批評家を尊敬する者だが、『ウェルギリウスの死』のような作風は、同時代の日本の小説に皆無であった。ブロッホの紹介者から出発した古井由吉が「逃亡」したのを、私は深く恨んでもいる。『詩への小路』のような仕事こそ、もっとなされるべきだったのに。
私は川村二郎や篠田一士ら、世界文学を解した批評家を尊敬している。『ウェルギリウスの死』のような作風は、同時代の日本の小説に皆無であった。ブロッホの紹介者から出発した古井由吉が「逃亡」したのを、私は深く恨んでもいる。『詩への小路』のような仕事こそ、もっとなされるべきだったのに。
あるいは、それはもっと迂遠なモノになる可能性もある。村上春樹、古井由吉、大江健三郎がそれぞれ見出した「旅」、「歴史」、「郷里」における自己の同一性を、僕たちはある意味で前時代的なモノとして受け止め、それをもっと過激に敷衍してゆかねばならない。
西村賢太の死去を受けて、未読の作品を読もうとAmazonを覗いたら、その悉くが絶版、古書価格が高騰しているのを知り、これは今のうちに入手できる本は買い求めといたほうが無難だな、と未読の古井由吉とか小島信夫の作品を一気に入手した。大江健三郎も一部の作品が古書で高額で取引されている。
大江「明快な言葉がどうして難解になるかというと、言葉がその人自身の形を持っているからだと思います。逆に、難解でないものは、しばしば説明的で、形がない。説明的と明快さは違います。むしろ「明快」な言葉の反対に「説明的」な言葉があります。」1/2 『文学の淵を渡る』大江健三郎, 古井由吉著 pic.twitter.com/ZnGcsTtaK8
2024年5月 #読書記録 この道/古井由吉 あらくれ•新世帯/徳田秋声 法華経 くるぶし/町田康 紫式部日記 こびとが打ち上げた小さなボール/チョ•セヒ スッタニパータ 十六夜橋/石牟礼道子 今昔物語集 戦争は、/ジョゼ•ジョルゼ•レトリア 魔の山 上/トーマス•マン pic.twitter.com/oCAJE3m5F3
まだギリギリ私の世代だと古井由吉への畏敬みたいな感情は残っている気がするが、今の大学生くらいの子が古井由吉を愛読するのは理解に苦しむな。死後に山崎ナオコーラにセクハラ暴露されてからは、文章に古井由吉の笑顔が二重写しに見える気がして、私なんかはウッとなってしまい、ちょっと読めない。
透明感といえばW村上こそが(限りなく透明に近いというフレーズとは関係なく)元祖なんじゃないかという気がするし、それより前の世代は大江健三郎しかり古井由吉しかり倉橋由美子しかりどこか近代文学チックな濁りがあるように思うのよね
井原西鶴『本朝二十不孝』 武田麟太郎『簪』 川崎長太郎『老残』 嘉村礒多『業苦』 正宗白鳥『入江のほとり』 椎名麟三『深夜の酒宴』 島崎藤村『千曲川のスケッチ』 太宰治『竹青』 古井由吉『仮往生伝試文』 車谷長吉『鹽壺の匙』 #名刺代わりの小説10選
決して意味が分かりにくいとか想像しづらいとかいう話ではなく、ということを絶妙という言葉に頼って表現しました。自評の中に古井由吉、ベケットの名前があり、なるほど。 いくつかの作品はnoteにも投稿されているのでぜひ。個人的には本で、縦読みで読めて良かったです! note.com/tonatsu
軸になる柳田國男はもちろん古井由吉や小島信夫、田山花袋といった日本文学の先人へのオマージュを通じて「風景=情景」の細部がラストの海のシーンに結実する部分もやりたいことがあからさますぎて若干鼻につく。
学部ゼミ課題で乗代雄介『旅する練習』を読んだが、読みやすさと文学性を高度かつ器用に両立しているなとは 思いつつ綺麗にまとまりすぎかなという気もした。ライト文芸にも括られがちな舞城とか桜庭の方がハチャメチャだし文学を選択する必然性が作品にあると思う。
古井由吉『杳子』 第64回(1970年)芥川賞受賞作品。 偶然の出会いと印象的な再会から交際が始まった「彼」と「杳子」。 神経を病んでいる杳子に、様々な感情を抱きながらも彼は杳子に惹かれていく。… pic.twitter.com/sfrkvxbkRH
「槿」古井由吉著(講談社文芸文庫) 追悼という帯があり、古井由吉先生の訃報に立ち止まり。 そうなんです正祐が読んでいたのはこの青い美しい本なんです。 「箱に入ってる上製本持ってます」 と、かーやまさん。 「わたしも!」 「盆土産と十七の短篇」三浦哲郎著(中央公論) いい本なんです。 pic.twitter.com/0mO4Ouaqka
吉原治良ってずっと円ばっかり書いてる河原温みたいな人だと思ってたら後半10年くらいらしい(10年やり続けるのも凄いが)。古井由吉の表紙になっていたのもその印象を強めているかもしれない。 pic.twitter.com/VNbce7XUjT
小説を書くたびに内容に適した文体を作っています。 夏に向けて制作しているホラー短篇集の材料は、このあたり。 古井由吉『辻』 国枝史郎『神州纐纈城』 上田秋成『雨月物語』 柳田國男の本 石川淳『至福千年』 アンソロジー『日本文学における美と情念の世界』 山崎俊夫『美童』 pic.twitter.com/iVGjSwtc3f
古井由吉は杳子を読んだ時に霧のゆうな文体に難儀してたが杳子のお姉さんと電話で視界が良好になった感覚が衝撃でそれから古井作品は電話に注目してる。 たしか槿の付録の書評でも西尾幹二が違う理由で槿における電話に言及してた記憶がある。
Twitterもういいや、って思ってたタイミングだったのもあり、ここには書いてなかったのですが、昨年9月に博士号を取得しました。 博論題目は「古井由吉論:その文学的展開と方法論的試行錯誤について」です。未発表の部分が多いので、まず雑誌投稿しつつ、ゆくゆくは本にも出来たらと思っています。 pic.twitter.com/esTZ5TMCWw
x.gd/wZ25S ドゥイノ・エレギー 第3歌 vww24 ライナー・マリア・リルケ 古井由吉 訳 平出隆 改行 『詩への小路』で古井由吉があえて行なった「悲歌」の散文形への翻訳に対して、諒諾を得て施す改行作業。詩と散文の二項問題をめぐって深い対話を交わした小説家と詩人による協働。 pic.twitter.com/s2zIjLAHEG
#今日買った本を紹介する 石原慎太郎『北壁』 島田荘司『占星術殺人事件』 北杜夫『マンボウ恐妻記』 古井由吉『辻』 堀田善衛『広場の孤独』 村田沙耶香『地球星人』『消滅世界』 福永武彦『加田伶太郎全集』 木村俊道『文明と教養の<政治>』 #読書好きと繋がりたい pic.twitter.com/6Yi4d0af6f
古井由吉/夜の香り #過去読了 amzn.to/3ruFkTl よその家を訪れて、手洗いに立つのが守夫は好きでない。その家の秘所に押入っている気恥かしさが起る。それに、いままでそこの家族と談笑していた気分からいきなり切離されて、一人勝手に物を思う自由を与えられるのも居心地が悪い。 #読...
x.gd/bAnM3 ドゥイノ・エレギー 第2歌 vww23 ライナー・マリア・リルケ 古井由吉 訳 平出隆 改行 『詩への小路』で古井由吉があえて行なった「悲歌」の散文形への翻訳に対して、諒諾を得て施す改行作業。詩と散文の二項問題をめぐって深い対話を交わした小説家と詩人による協働。 pic.twitter.com/UdjSVnigrZ
春日武彦『無意味なものと不気味なもの』(中公文庫)が発売。古井由吉、ラヴクラフト、日影丈吉、ブラッドベリ、車谷長吉などの作品を取り上げ、精神の暗部に触れる無意味で不気味なものを論じる異色の文学エッセイです。解説は朝宮運河さん。好評の『恐怖の正体』とともにご一読を。 pic.twitter.com/xswawzCtL7
「一一人の目は何でも見るものだ。何も見ていないものだ。」古井由吉『椋鳥』 今日のようにときおり涼風に嬲られながら歩くのもいい。考えごとをしているつもりでも歩くたびに考えごとは後ろへ後ろへ流れてゆく。 杜若@檜町公園 pic.twitter.com/dXzNtt7ZMI
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