#超算数 ちなみに三上義夫の論文「我国に於ける洋算の発達」は、上垣の引用したものが初出dl.ndl.go.jp/pid/3441548/1/…。さて、小倉は戦後、横書きの話題を再説している。 小倉金之助「われ科学者たるを恥づ」『近代日本の数学』東京、新樹社、1956年 [初出1952年]、69-92ページ。dl.ndl.go.jp/pid/1375730/1/…

#超算数 小倉金之助の所論。上垣は『明治時代の数学』(1947)を引いている。この初出はNDL電書で一般公開されているので、画像で紹介する。 小倉金之助「明治時代の数学: 日本に於ける近代数学の成立過程」『学術の日本』第1篇 国民学術協会編 東京、中央公論社、5-108ページ。dl.ndl.go.jp/pid/1768250/1/… pic.twitter.com/W1DIn5N8Zd

#超算数 菊池大麓の主張に対して【「数学雑誌の外は初めての印刷物であろう」というのは、すでに見たように正確ではない】と論評するのは、ある問題を過小評価することにもつながる。横書きに関する小倉金之助の見解に立ち戻って考えるべきことがあるのだ。

#超算数 上垣の調査した文献は岡本が明治20年代に横書きの教科書を出したことが示唆するが、特定に至らなかった。ただし、上垣は多々羅恕平の『平面幾何学』(1888)を再発見しているdl.ndl.go.jp/pid/828826/1/1。これは三上義夫や小倉金之助の挙げなかった著作。上垣が、19世紀の数学者の言うところの

#超算数 小倉金之助は学閥に排除される苦渋を味わったとも。 猪野修治「書評：小倉金之助著『われ科学者たるを恥ず』(阿部博行編、法政大学出版局)」『化学史研究』第35号第3号(2008年9月20日)shonan-kk.net/abe.htm

#超算数 pictorial thinking (時枝正: youtube.com/watch?v=Wj5foq…)に対する抵抗は、日本の近代算数・数学教育の初期に制度化されていた。上の藤沢先生とは藤沢利喜太郎。おおくぼさんが画像を提供してくれているのは小倉金之助「『小学算術』に対する所感」(1938年12月講演dl.ndl.go.jp/pid/12607628/1…)。