✳︎ザ・メニュー✳︎ 爆笑&絶叫の中での鑑賞体験。スリリングな共感性羞恥。無理ある展開すらも、大きな魅力にかえて、単純な映画的面白さで映画館を包み込む。ミッドサマーなエンディングに謎の余韻を感じつつ、映画館を去ることに。賛否分かれそうなラスト。 #あおに映画を語らせて pic.twitter.com/iJV84PLXmN

✳︎ライフ・オブ・デビッド・ゲイル✳︎ アラン・パーカー監督作ということで、発せられるメッセージが強烈。この題材を所謂どんでん返し映画として使うことに賛否がありそうだが、最初から最後まで確り楽しめる一作。ラストは鬱だが予想の範囲内で、少し拍子抜け。 #あおに映画を語らせて pic.twitter.com/0or6XwGJnj

✳︎MUD マッド✳︎ 謎の男と、少年たちの、ひと夏の交流。謎の男に何かを感じ共鳴する少年が、痛みと苦みを抱えながら成長する姿に、不思議な感情が襲いかかる。少年は男に影響を受けながら、でもまた違った大人になっていくんだろう。しみじみ...。 #あおに映画を語らせて pic.twitter.com/7dNLeA7GKf

✳︎ピアニスト✳︎ ミヒャエル・ハネケの物事を見る視線、人間を眺める視線が冷たくて怖い。抑圧から逃げられない人間の狂気。理解しようとする前に一歩引いてしまった。イザベル・ユペールの演技は、ナイフのように鋭く美しい。圧巻の演技。 #あおに映画を語らせて pic.twitter.com/tzgMTula98

✳︎ペルシャン・レッスン 戦場の教室✳︎ ペルシャ人と偽り、一命を取り留めたユダヤ人の主人公だが、本当は知りもしないペルシャ語を、大尉に教えることとなり...。ラストシーン、偽の言語を作り出し教えることが、あることと綺麗に残酷にリンクし、力強く空へ舞う。良作。 #あおに映画を語らせて pic.twitter.com/jeeV0uRI1S

✳︎アンジェラ✳︎ 映像が白黒であるからか、非常に美しく雰囲気はある。やはり、パリの街並みは麗しい。ただ登場人物の造形が薄い、薄すぎる。残るものが非常に少ないラブストーリー。リュック・ベッソン監督、合わないなぁと思うことが多い...。 #あおに映画を語らせて pic.twitter.com/3yBOZspTfj

✳︎ロング・ショット 僕と彼女のありえない恋✳︎ よくあるロマコメのプロットに、現代の視点からスパイスが加えられているのが良き。シャーリズ・セロンとセス・ローゲン、最高の組み合わせ。強い個性をぶつけ合いながら、惹かれ合う姿にほれぼれ。こういう作品好き！ #あおに映画を語らせて pic.twitter.com/AYpDWYdbu5

✳︎母という名の女✳︎ 静かに、でも激しく始まる本作。じわじわと画面から漏れ出す母親という女の狂気。ラストもハッピーエンドを被ったモヤモヤエンディング。彼女が狂っているのか、我々が「母」を押しつけているのか。恐るべし、ミシェル・フランコ監督。 #あおに映画を語らせて pic.twitter.com/XtsErSGO6h

✳︎ジュディ 虹の彼方に✳︎ ジュディ・ガーランドの晩年を描いた作品。煌びやかな部分しか見えないショービジネスの世界の裏側は、辛すぎる事実ばかり。もう少しジュディについて、何層も深堀りして欲しかったが、レネー・ゼルウィガーの演技が圧巻なので満足。 #あおに映画を語らせて pic.twitter.com/Qa2HF6Dinu

✳︎フォードvsフェラーリ✳︎ カーレースに興味がなくとも、大興奮間違いなし。最強の撮影と音響で、すごい没入感。また、本作で描かれる理不尽さは普段の社会にも蔓延するもので、妙に共感してしまった。良くも悪くもアメリカ的で、でも案外現実的な作品。 #あおに映画を語らせて pic.twitter.com/eoHx7RWPIq

✳︎ザ・トリップ✳︎ 面白すぎる！最初観た時、思わぬ拾い物だと思った。冷めきった夫婦が、お互いにお互いを消そうと計画を遂行していくが...。さりげない伏線に、予想できない展開、次々と現れる癖の強い刺客たち。叫んで、笑って、泣いて。おすすめ。 #あおに映画を語らせて pic.twitter.com/wECwRRDkeK

✳︎1917 命をかけた伝令✳︎ サム・メンデスが送るワンカット風戦争映画。ワンカットであることばかりに話題が集中したのはもどかしいが、ワンカットであったからこその力強さ、緊張感があったのも事実。ジョージ・マッケイの圧倒的演技に息ができなくなる。 #あおに映画を語らせて pic.twitter.com/9WlSixKxXt

✳︎リチャード・ジュエル✳︎ さすがクリント・イーストウッド。実話で、何とも恐ろしい話。普段自分はニュースを観ながら何を言っていただろう、感じていただろう。メディアが人生を簡単に変える。権力を振りかざす者、利用する者、一緒に叩く者。今だからこそ観てほしい。 #あおに映画を語らせて pic.twitter.com/2x9sBOOarK

✳︎ブルー・バイユー✳︎ 胸が苦しくなるシーンの連続。決して他人事ではない社会問題。ジャスティン・チョンをはじめとして、俳優陣の演技が力強く素晴らしい。重要なテーマが若干御涙頂戴にみえるのは引っかかったが、重要な一本であることには間違いない。 #あおに映画を語らせて pic.twitter.com/klTok1Fgb1

✳︎マリッジ・ストーリー✳︎ 脚本が美しすぎる。単なる憎しみ合いだけの離婚劇ではない。巧みな対比構造も用いて、昔の頃を詳細に描いてないのに、2人の今までの関係が、浮かび上がるのが非常に巧い。オープニング、そしてあのラスト。ハンカチ必須の大傑作。 #あおに映画を語らせて pic.twitter.com/sVlv1Owdim