こへ滝。 夏もとうに過ぎ、人気のない海辺を歩く。 「なんだか、七松先輩と2人きりの世界にいるみたいです」 そう言って、滝夜叉丸が笑う。 その横顔がオレンジ色の夕日に照らされていて、小平太は目を細める。 「あぁ。そうだな」 世界中の誰よりもきれいだと思った。 季語は「秋の浜」 #こへ滝 pic.x.com/cmE9rTTK7C

こへ滝。 好きだ、と告げられた。団子屋。 「私にこんなことを言われて、困ってしまうよな」 小平太が串を皿にもどす。その手に、ひとひらの雪。 「春だというのにえらく冷えるな」  こちらへおいで、と滝夜叉丸の肩を抱こうとして、やめる。 与えられないその温度をさみしいと思った。 #こへ滝 pic.x.com/SNYwUq7u0Q

越境 葛葉ライドウ 将来的には 将門様を… 仲魔にすると言うより 遭遇したら 即くっついてきそう ゴウトは 綾部で #こへ滝 pic.x.com/s8hprvjG4B

こへ滝。 夜空を眺める2人。 秋の澄んだ空気に星が美しくきわだつ。 「これだけ綺麗だと、星が落ちてきそうな気がしますね」 少し怖いです、と滝夜叉丸がはにかむ。 そうか？と首をかしげる小平太だったが、 すぐに「その時は私が守ってやるから安心しろ！」と笑った。   季語は、秋の星。 #こへ滝 pic.x.com/uWp4C2SgEK