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【背・脊】 背(ハイ・せ・せい・そむく)と脊(セキ)はどちらも常用漢字で部首も同じ「にくづき」。意味も字形も似ていることから、脊は「往々誤って『背』と混用される」(現代漢語例解辞典)とのこと。脊椎とは、背骨を構成する一つ一つの骨を表します。 #そっくり漢字 pic.x.com/XEe9ADe1tz
【寒・塞】 似た字ですが部首が異なります。寒(カン・さむい)は常用漢字で部首は「うかんむり」。塞(サイ・ソク・ふさぐ)は人名用漢字だったのが、2010年に常用漢字に追加されたもの。部首は「うかんむり」ではなく「土」になります。 #そっくり漢字 pic.x.com/eu1DogNOpA
【侍・待】 右側のつくりの部分が「寺」で同じですが、音読みは侍(ジ)と待(タイ)で異なります。侍は「目上の人に仕える」意から「さむらい」の訓も。待には「まつ」のほか「もてなす」意味があって、招待、接待などの熟語がそれに当たります。 #そっくり漢字 pic.x.com/tjq0qurazp
【獄・嶽】 牢獄という語がありますが、獄(ゴク)は「ろうや」の意味。この字の上に山が付く嶽(ガク)は「高い山」を表します。スポーツ紙で大相撲の大嶽(おおたけ)親方を大獄親方と誤った記事を見たことがあります。これでは部屋のイメージが全く違ってしまいますよね。 #そっくり漢字 pic.x.com/aylf9w5stv
【勾・匂】 部首「つつみがまえ」の字。勾(コウ)には「まがる、かたむく」意味があり、傾斜や斜面を「勾配」と言いますね。一方の匂は「におう」で、良い香りを表します。同じ「におう」でも臭は主に不快なくさみで使われます。 #そっくり漢字 pic.x.com/ht5oybmqls
【諭・論】 諭(ユ・さとす)と論(ロン)は、どちらも後に「旨」がつく熟語があります。かつてテレビ番組で「諭旨(ゆし)退職」を「ろんしたいしょく」と誤読した事例を視聴しました。「諭旨」を「論旨」と思い込んでいる人に比べて、その逆は少ないように思われます。 #そっくり漢字 pic.x.com/43us8djxzx
【土・士】 土(ト・ド・つち)と士(シ)。上下の横棒の長さが異なります。たまに「土」に点を打った字を見ることがありますが、この点は「漢代の石碑で、『士』との混同を避けるため」(角川新字源)のものだったそうです。昔からこの2字はよく間違われたということなのでしょう。 #そっくり漢字 pic.x.com/gkpl0dzbob
【昜・易】 昜(ヨウ)と易(エキ・イ)。「易」は貿易、容易などでよく使われる字。一方の「昜」は太陽の「陽」や場所の「場」などのつくりの部分でおなじみですが、「昜」単独ではあまり見かけません。小学生の時、書き取りで「湯」の右側を「易」と間違えてしまった記憶があります。 #そっくり漢字 pic.x.com/sedz7t3r3x