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春と夏の境目は、いつも気まぐれだ。 目的地に着くと、池では大小さまざまな円の模様が映し出される。 天気予報も見ずに、ふらりと家を出たので、傘は無い。 雨雲の合間をぬって、あてもなく歩き続ける。 #それっぽいことを言ってるけど中身はない pic.twitter.com/dCWXbnhJ3S
何もかもに疲れ果ててしまった。 仕事のこと、家庭のこと、全てに。 瑠璃色の海の入口でそんなことを思う。 優しく全てを包み込むこの海は、どこまでも穏やかで静かだ。 すっかり癒やされた私は、来たときよりも足どりが軽くなっていた。 #それっぽいことを言ってるけど中身はない pic.twitter.com/nsVCJLqQRw
ふらりと郊外のファストフード店へ立寄る。 「子どものころ、このチェーン店でお誕生日会をやるのが夢だった。」と話す。 都会でヒエラルキー上位でお金持ちじゃないとできないこと。 今となっては、そう思わなくなったのは、憧れを手放したからなのか。 #それっぽいことを言ってるけど中身はない pic.twitter.com/1kRK1KKTsc
窓から下弦の月が覗いていた。 ベランダに出て携帯のカメラで撮ってみると、なんだかおもちゃのようで愛おしい。 少し怖いくらい静かだけど、一日でいちばん好きな時間。 もうすぐ、一日でいちばん嫌いな朝を連れてくる。 #それっぽいことを言ってるけど中身はない pic.twitter.com/kCoME5sm65
身体に纏わせる湿度が気だるさを感じる。 梅雨のはしりなのか。 職場の空気は重く、殺伐とした雰囲気になっている。 そこまで騒ぐことでも無いはずなのに。と思わなくはないが、当人としては死活問題なのだろう。 冷ややかに眺めながら、休憩を終える。 #それっぽいことを言ってるけど中身はない pic.twitter.com/YVI9eItOrZ
つつじの花から、かすかに甘い香りがする。 空が青くて高い。 泣きたくても泣けない日に限って、隠れる場所もなければ、悲しみを演出するものもない。 どこまでも澄んだ空が恨めしく、胸に痛い初夏の一日。 #それっぽいことを言ってるけど中身はない pic.twitter.com/swZR8Xusdc
大型連休を前に、浮かれた空気を一蹴するような、冷たい雨。 モッコウバラは身を寄せ合い、いじらしく咲いているように見える。 天候や見え方しだいで違う捉え方ができてしまうのは、人生みたいだなと、ふとそんなことを思ってしまう。 #それっぽいことを言ってるけど中身はない pic.twitter.com/gr8kWm4dSV
細い細い糸のような雨と、それを避けるように行き交う人びとを、カフェからぼんやりと眺めている。 隣の席から聞こえる、無機質なキーボードを叩く音が耳ざわりで仕方がない。 心地よさと不快のはざまで揺れ動く、夜の入口。 #それっぽいことを言ってるけど中身はない pic.twitter.com/EyiKhc9Ll0