著者のデビュー作にしてロサンゼルス・タイムズ文学賞を受賞し、ブッカー賞最終候補に選出されたことも納得。 読者をアフリカ世界に引き込み、有無を言わさず運命の行先へ連れていく力。これまでの読書体験とは異なったものを摂取できるはず。 #ぼくらが漁師だったころ

僕はアフリカについてはほとんど何も知らない。行ったことがあるのはモロッコ🇲🇦だけ。そこはコーソカイドの国で、いわゆるブラックアフリカは別世界だ。僕ら日本人が無邪気に考える貧しくも明るい国のイメージなど吹き飛ぶ痛ましく陰惨な作品世界に打ちのめされる。 #ぼくらが漁師だったころ

中盤。いやぁ…予想外に面白いな😳 狂人の予言で引き裂かれていく兄弟。 ナイジェリアでは選挙のたびに暴動が発生しがち。軍事政権の部隊に殺されることを恐れた兄弟は学校を離れ地元へ逃れた過去。そのような世界で生まれ育った作者ならではの迫真に圧倒される。 #ぼくらが漁師だったころ

最近、村に泥棒が入ったものの、村人達に捕まった。泥棒は首にタイヤをかけられ、その場で焼き殺される。特にキンタマの辺りがぼうぼうとよく燃えた。 た、多様性…（ムリ） #ぼくらが漁師だったころ