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#これを見た人は中華風の画像のお恵みを #AIイラスト #AIイラスト初心者 #馬娘的霊幻道士 って参加してみたはいいけどなんか俺のだけクセ強くないすか!?笑
キャバァーン!電子音が鳴り響き、決断的購入が為された! 「またいらっしゃいな」 見送りの言葉を背に、赤影とネヴァーダイズの二人はまた、商店街の人混みへと紛れていったーー ♦︎続く♦︎ 8 #アイム・ア・ネヴァーダイズ #オリジナルウマ娘
「あぁ、それなら…」 値段を聞き終え、赤影は財布を取り出そうとする。 しかし、いくら探せども見つからない。 (しまった) ウカツ!彼は己の財布を忘れてきてしまったのだ! 「電子決済も可能ですよ」 見かねた店主が、彼を諭す。 そしてーー 7 #アイム・ア・ネヴァーダイズ #オリジナルウマ娘
「ハハハ、悪い悪い。だが俺を撮ってもつまらんだろう?」 「だからと言って…」 むぅ、とむくれるネヴァーダイズ。 そんな彼女の姿に、「その表情も初めて見るな」、と一言送る赤影。 そして少し考え込み、 「このカメラ、いくらですか」 尋ねた。 6 #アイム・ア・ネヴァーダイズ #オリジナルウマ娘
マナーを守りフラッシュこそ焚かれていないものの、突然のシャッター音。 驚いたネヴァーダイズは、「イヤーッ!」照れの混じったカラテシャウトを響かせ、赤影へ軽いショートフックを振るう! 「ヌゥーッ !」 赤影は右の手でそれを受け止めた! 5 #アイム・ア・ネヴァーダイズ #オリジナルウマ娘
と手招いた。 そこは、写真撮影用のスペースであった。 「ここは昔、写真館でね?こういう所は残してあるのよ」 へぇ、と返しカメラを構える赤影。 そしてーーパシャリ。スペース内に立つネヴァーダイズを撮影! 「と、トレーナー=サン!?」 4 #アイム・ア・ネヴァーダイズ #オリジナルウマ娘
「どうも」「ドーモ」 2人が軽く会釈をすると、老婆もまた返す。 「そのカメラに興味がおありで?」 「あ、ああ。そうなります…ね」 「よかったら一枚、如何でしょう?」 「いいのですか?」 「ええ」 老婆はにこりと笑うと、彼らを奥のスペースへ 3 #アイム・ア・ネヴァーダイズ #オリジナルウマ娘
「カメラ、お好きなんですか」 「いや…特別そういうわけではないのだが…なぜだろうな」 2人が並んでカメラを眺めていた、その時。 「おや、若いお客さんとは珍しい」 店の奥から年老いた女性が歩いてきた。 2 #アイム・ア・ネヴァーダイズ #オリジナルウマ娘
それからしばらく、赤影とネヴァーダイズの2人は商店街を散策していた。 そんな中、赤影があるものに興味を示す。 「ほう…これは中々」 古式ゆかしいリサイクルショップのショーウィンドウに飾られたそれは、古ぼけたポラロイドカメラであった。 1 #アイム・ア・ネヴァーダイズ #オリジナルウマ娘
「そう…なんですか」 「ああ。いつもの仏頂面よりよっぽどいいと思う」 その赤影の言葉に、黙りこくるネヴァーダイズ。 しかしその顔にはーー確かな少しばかりの照れが混ざっていた。 ♦︎続く♦︎ 23 #アイム・ア・ネヴァーダイズ #オリジナルウマ娘
そうして、彼らは八百屋を後にした。 後方からは、店主の「また来なよ!」という見送りの声が響いている。 ネヴァーダイズは少し振り向き、小さく手を振って返した。 そんな様子を見ていた赤影はーー言った。 「今のお前…いい顔してるぞ」 22 #アイム・ア・ネヴァーダイズ #オリジナルウマ娘
「おうとも!美味いもの食って笑う!特にお嬢ちゃんぐらいなら尚更さ!」 「ありがとう、ございます……!」 人参をぎゅ、と両の手で握り、深々とオジギするネヴァーダイズ。 「ありがとうございます」 その様子を見ていた赤影もまた、礼を言う。 21 #アイム・ア・ネヴァーダイズ #オリジナルウマ娘
「ささ、いつまでも辛気臭い顔してちゃいけねぇや!ほれ!」 そう言って、店主は大振りな人参を一本、ネヴァーダイズへと手渡した。 「持っていきな!これも何かの縁って奴だ!」 「…いいん、ですか」 20 #アイム・ア・ネヴァーダイズ #オリジナルウマ娘
「届くのでしょうか…オヒガンに」 「そう信じるっきゃねぇわな」 そこまで言うと、互いに言葉が止んだ。 そしてパシリ、と手を合わせ、店主がパッと笑顔になる。 19 #アイム・ア・ネヴァーダイズ #オリジナルウマ娘
「向こうがどう思ってるかはわかんねぇけどよ。元気だぞ、安心しろよ、って見せてやればいいのさ…それが、生き残った奴のすべき事だと、俺ぁ思うね」 店主はネヴァーダイズの目を見つめながら、力強く言い放った。 ネヴァーダイズは返しに呟く。 18 #アイム・ア・ネヴァーダイズ #オリジナルウマ娘
「そりゃ、辛いさ…けどよいつまでもしょげたままじゃ、あの世にいるアイツらも心配で仕方ねぇってもんさ。だから、こうして八百屋やってんのさ!」 「…!」 その言葉に、ネヴァーダイズは目を見開く。 17 #アイム・ア・ネヴァーダイズ #オリジナルウマ娘