「今回の補給も遅れるみたいだね」 「未だ陸からの補給路しかない上に、陸戦ネウロイの妨害で思うようにいかないのよ」 「今回の補給は遅れないで欲しかったなあ」 「何か特別必要な物でも有るの？」 「アルコール類のストックが残り少ないから、いざというときの賄賂が無いんだ」 「賄賂が #クルロス

「エディータ、ただいま」 「お帰りなさい、今日の昼間は暑かったわね」 「朝夕はまだ肌寒いのに昼間は熱いせいで汗をかいたよ」 「皮のジャケットだと余計に熱が籠って熱いでしょうね」 「だからジャケット脱いだ後、若い整備兵が目のやり場に困っていたよ」 「なんとなく状況が思い浮かん #クルロス

非番に外出し、酒場の女の子を相手に楽しんでいるクルピンスキー。 帰り際には積極的なキスをされたが、「女の子が簡単にそんなことしたら駄目だよ」と軽く言って兵舎へと戻った。 自室へ帰ると何故かロスマンが、持参したのであろうお酒を飲みながら待っていた。 「ロスマン先生、どうして #クルロス

家でワインを飲んで寝る前のキスをする2人。 誰の目も気にする必要がないので深く長いキスが、当たり前になっていた。 お互いの口を離すと2人の間に細く引いた糸を手の甲で拭った。 「エディータ、本当にキスが上手くなったね」 「もう何年あなたとキスしていると思っているのよ」 「初めて #クルロス

502の日ということでだいぶ前に書いたクルロスを再掲 #b_witch #クルロス You're the one. | SUN #pixiv pixiv.net/novel/show.php…

まだ朝日が昇り始めていない薄暗い部屋で目を覚ましたクルピンスキー。 ベッドから身体を起こすと肌寒さで少し体を震わせた。 幾ら暖房が効いているとはいえ、一糸纏わずの体では流石に無理があった。 シーツと隣で自分と同じ様に何も身に付けずに眠っているロスマンの体温が恋しかったが、 #クルロス

「なんだか今日の貴方は物静かね」 「うん、そうかも」 「なんだか素っ気ない返事までするのね、何があったの？」 「…トゥルーデが魔法力の減退がくる前に僕と同じテスト部隊に転属するんだって」 「あら、JG52の時みたいに同じ部隊になるのね」 「そうなんだけど」 「なんだか歯切れの悪い #クルロス

「ロスマン先生、今度外出する時に服を買いに行かない？」 「嫌よ、既に私には予定が有るの」 「この前はそんな事言っていなかったよね、いつそんな予定が出来たの？」 「たった今出来たのよ」 「意地悪する先生も良いなあ」 「貴方ってどう避けても食い付いてくるわね」 「僕が知らない先生 #クルロス

「伯爵、そんな物陰でなに見てるの？」 「エーリカ、ロスマン先生を見ているんだよ」 「先生見るのを見るのに、わざわざ物陰に隠れる必要無いよね？」 「堂々と見せてもらえないものだからだよ」 「見せてもらえないもの？」 「見ていたら分かるよ…ほら、風で服が捲れて可愛いお尻が見えて #クルロス

クルピンスキーは珍しく、夜にロスマンを喫茶店に誘った。 「貴方が夜にアルコール抜きのお誘いをするとは思わなかったわ」 「ロスマン先生、僕だって夜にお酒以外のお誘いぐらいするよ」 「いつも私よりワインと仲良くしている姿ばかり見るからそう思ったのよ」 「僕が仲良くするのは先生と #クルロス

ある晩、仁王立ちしたロスマンの前で正座させられているクルピンスキー。 「私が言いたいことが何かもう分かるわよね？」 「いや～ちょっと心当たり無いかな」 「じゃあこの財布に詰め込まれるている名刺は、全部捨てて良いわね」 「それはちょっと…」 「はあ、私だってこうゆうお店に行く #クルロス

今日の #クルロス は以前書いたクルピンスキーすっぽかし事件の前日談です。 結局のところ泥酔した２人が約束を勘違い、忘れているのが重なり起こった事です。 なので、確認しなかったロスマン先生にも非は有ります。 そもそも泥酔した状態で、約束したかも怪しいので2人ともが悪いことにします。

機嫌が悪いロスマンを気遣ってとことん呑みに付き合っているクルピンスキー。 お互いに飲むごとにエスカレートしていく愚痴を言い合っている内に、すっかり泥酔していた。 「そもそも貴方がもっと夜の相手してくれないからよ」 「だってテストがたて込んでいてなかなか帰れないし、帰れても #クルロス

テーブルで向かい合って座っている２人。 ロスマンは左手で本を読み、クルピンスキーは空いた右手を美術品の様に優しく触っていた。 「貴方いつまで私の右手を触っているのよ」 「ロスマン先生の手が綺麗だからいつまでも触ってられるよ」 「そんな美術品を扱うように触られると気が散るわ」 #クルロス

今日のクルロスは以前行いましたアンケートの結果をもとに書きました。 #クルロス

度々ロスマンを怒らせるクルピンスキーだが、今回の色恋沙汰は許してもらえず出て行かれてしまった。 「今回ばかりは私も愛想が尽きたわ、暫く1人にさせてもらうわ」 そう告げると荷物をまとめて去っていった。 流石にクルピンスキーも堪えたが、今すぐどうこう出来ないので考える事にした。 #クルロス

ロスマンが入浴の際に髪を上げていた。 一緒に入浴していたクルピンスキーからは、普段髪で見えない白いうなじが見えていた。 手を伸ばして滑るようなうなじをなぞると、ロスマンが普段出さない様な高い声を出した。 「急に触らないでよ」 「だって綺麗なうなじだったから触りたくもなるよ」 #クルロス

朝に2人の寝室で甘い声が響いていた。 ロスマンの絞り出すような声を聞きながら、クルピンスキーはとある物を着けていた。 「エディータ、そんな声出されたら我慢できなくなるよ」 「声を抑えるのは無理よ」 「まあ確かにこれを着ける時はしょうがないよね」 そう言いながらクルピンスキーは #クルロス

クルピンスキーは窮地を迎えていた。 「これはどう言うことかしら？」 「まさかロスマン曹長も居るとは思わなかったわ」 あろうことか、女性と出掛ける予定がダブルブッキングしてしまった。 1人はロスマンだが、もう1人は苦労して約束を取り付けた夜間戦闘航空団前隊長のレント中佐だった。 #クルロス

「ねえねえエディータ」 「何？」 肩ん叩かれながら声を掛けられたロスマンがクルピンスキーの方に振り向いた。 「どう？綺麗かなあ？」 何故か指で口内が見えるくらい口を広げて舌を垂らしており、口内と舌の色が鮮やかな青色になっていた。 「また子供みたいな悪戯するわね、一体何で色を #クルロス

「今日は初めてエーリカから食事のお誘いをされて嬉しかったよ」 「エーリカも立派なフラウに成長してきているのね」 「エーリカも見ない間に成長してくれたのが嬉しいよ、ウルスラちゃんも顔を合わすけど益々綺麗になっているよ」 「双子揃って統合戦闘航空団所属している上に、方向は違っ #クルロス

兵舎から格納庫へ移動していたロスマンは、物陰でクルピンスキーが知らないウィッチに強く抱き締められる姿を見た。 もう見慣れた光景なので何も怒りも湧かず、その場を去った。 ロスマンが去った後、クルピンスキーはまだ抱き付いてくるウィッチを優しく突き放した。 「僕を好きになってく #クルロス

「随分と今日は両頬が赤いじゃないか、伯爵さんよ」 「そんな意地悪な言い方しないでよトゥルーデ」 「女性の心については任せて、と言っていたのは何処の誰だったか聞きたいものだ」 「僕だって失敗することはあるさ」 「先生に対してだけ同じ失敗をしては平手打ちされるのを繰り返している #クルロス

真っ昼間から平手打ちの乾いた音が鳴り響いていた。 「ロスマン先生、伯爵が頬っぺたが赤くなっていたけど大丈夫何ですか？」 「大丈夫よハルトマン、あの程度じゃ懲りないから」 「伯爵のことよく分かりますね」 「もう数え切れないくらい叩いたわね、あの人は慣れて寧ろ面の皮が厚くなって #クルロス

「最近この辺りで変質者が出ているみたいだね」 「暖かくなると出てきやすいわね」 「しかも女性ばかりを狙っているなんて許せないよ」 「私達も気を付けないといけないわね」 「僕なら平気だよ」 「なんで大丈夫なの？」 「なんでって、今日の帰りにその変質者に遭遇して撃退したからだよ」 #クルロス

「ロスマン先生、はいこれどうぞ」 「花束？これで私が靡くと思う？」 「口説いている訳じゃないさ、今日はパートナーデーだから日頃の感謝を込めてのプレゼントだよ」 「日頃の感謝だけでなくて、お詫びの意味も込められている様に感じるわ」 「日頃から迷惑を掛けているからね、せめて恋の #クルロス

「ロスマン先生」 「どうしたのハルトマン？」 「伯爵が不時着して藁に突き刺さっているけど、助けなくていいんですか？」 「ハルトマン、あの程度で助けていたらきりがないわよ、それに日頃の行いが悪い罰よ」 「でもロスマン先生は伯爵の事好きなんでしょ？」 「私があの人に好意を抱いて #クルロス

クルピンスキーは以前、ガランドに呼び出された喫茶店に居た。 短期間でまた来れたことは嬉しい、だが自分を呼び出した相手が 「トゥルト、そんなに緊急すること無いだろ、私とお前との仲じゃないか」 自身の恋愛の先生である先代伯爵でなければの話である。 「ガランドから聞いたぞ、出先で #クルロス

数日前に酒場でのいざこざで、夜の約束を不意にしたやり直しを持ち掛けたクルピンスキー。 約束を受けてくれると信じて、気分を昂らせて身体は準備済である。 「ねえエディータ、この前の約束を今夜やり直したいんだけど良いかい？」 「そうね、あれから私も我慢してそろそろ限界だからその #クルロス

先生の感情の起伏にいち早く気付くのは伯爵であってほしいと常々思っています 嬉しいときも悲しいときもね ｢先生、ご機嫌だね｣ ｢そうですか?いつも通りに見えますけど｣ ｢お前が言うならそうなんだろうな。何かしたのか｣ みたいな #クルロス

一応クルピンスキーの名誉の為に言いますが、今回に関してはクルピンスキーがだけが悪いわけではありません。 理由は後日、ツイートします。 #クルロス

先生の(伯爵に対する)怒りメーター 1.足を踏む(女の子をナンパしようとしてるとき) 2.腹パン(周りに実害が出そうなとき) 3.飛び蹴り(周りに実害が出たとき) 最終段階は全力の平手打ち そんなイメージ #クルロス

クルピンスキーが椅子に座って爪を整える姿を見ているロスマン。 次にいつもとは違う香水を振り掛けて、新しい化粧品で化粧をしていく姿を見る。 (今日の夜が楽しみだわ) ロスマンが何故そんなにもクルピンスキーが身支度している姿を見ているのか。 それは、夜のお誘いをする時に準備をする #クルロス

「はぁ…」 「何ため息をついているのよ」 「いやさあ、ロスマン先生と甘い恋をして愛し合ってることなんだけど」 「遂に妄想と現実の区別がつかなくなったの？すぐに入院するべきね」 「僕達が2人で愛し合ってる姿を端から見るとなんだか…」 「なんだか何よ」 「どことなく犯罪の雰囲気を #クルロス

初めての試みですが、アンケート結果によって話が変わる形式に挑戦してみます。 色恋沙汰でトラブルを起こしたクルピンスキー。 遂にロスマンに家を出ていかれて、頭を抱えるクルピンスキー。 すぐさまどうすれば良いか相談するため、相談相手を呼んだ。 選択肢から相談相手を選んで下さい #クルロス

「貴方またラブレターなんて貰ってきて、断るのに相手に期待させる様なことしないで」 「受け取らないで女の子を悲しませるのも可哀想だよ」 「その優しさが更に傷付けているのよ」 「誰にだって誰かを好意をぶつける自由があるよ、それが叶わないと分かっていてもね」 「貴方はいつもそうね #クルロス