#コマンドプロンプト・BATを使いこなす 67 システム環境変数を 文字列として加工し， ドライブ名だけを切り出してみよう。 echo %ProgramFiles:~0,2% →C: PC内で Program Files が存在する ドライブ名が分かる。

#コマンドプロンプト・BATを使いこなす 66 set とだけ入力すると， 現在定義されている環境変数を 全て一覧表示できる。 表示される情報の例： ALLUSERSPROFILE=C:￥ProgramData APPDATA=C:￥Users￥user￥AppData￥Roaming CommonProgramFiles=C:￥Program Files￥Common Files ・・・

#コマンドプロンプト・BATを使いこなす 65 Windowsのシステム設定に関する重要な情報は， 環境変数で参照できる。 echo %ProgramFiles% →C:￥Program Files￥ この場合はスペースを含んでいるので， 変数利用時は "～" で囲むこと。 例： "%ProgramFiles%FFFTP￥ffftp.exe"

#コマンドプロンプト・BATを使いこなす 64 コマンドプロンプト上では， %V などの変数を利用できる。 バッチファイル中で同じ事をやりたい場合 % を %% と表記するのを忘れないこと。

#コマンドプロンプト・BATを使いこなす 63 カウントダウンして，時間が来たら 特定の処理を実行するバッチ language-and-engineering.hatenablog.jp/entry/20140918… SETコマンドの算術演算で， 残り時間を引き算してゆく。 rem 残り秒数を表示 ※遅延展開のために!で囲んでいる点に注意 cls echo 残り!COUNT_NOKORI!秒

#コマンドプロンプト・BATを使いこなす 62 バッチファイル内で指定秒数だけ待機 ▶Windows XPまでの場合： sleepに相当するコマンドが無いので，pingで代用。 　rem 5秒待つ 　ping localhost -n 5 > nul ▶Windows Vista以降の場合： timeoutコマンドがある。 　timeout 5

#コマンドプロンプト・BATを使いこなす 61 バッチでif文： 「if exist」でファイルの存在確認ができる。 set TMP_FILE_NAME=hoge.txt rem ファイルがあれば削除 if exist %TMP_FILE_NAME% ( del %TMP_FILE_NAME% ) language-and-engineering.hatenablog.jp/entry/20130502…

#コマンドプロンプト・BATを使いこなす 60 バッチで変数の加工 　if not '%hoge%'=='' set hoge=%hoge:~0,1% %変数名:~0,1% 文字列の0文字目から1文字分を抽出。 上記では，hogeという変数名を 先頭１文字だけに加工して，代入しなおしている。

#コマンドプロンプト・BATを使いこなす 59 rem キー入力を受け付ける set /p hoge=aかbを押してください： rem 空白でなければ，先頭の１文字だけ切り出す if not '%hoge%'=='' set hoge=%hoge:~0,1% if '%hoge%'=='a' goto label_a if '%hoge%'=='b' goto label_b language-and-engineering.hatenablog.jp/entry/20081208…

#コマンドプロンプト・BATを使いこなす 58 pause コマンドは，何かキーを押すまで待機する。 バッチの終了部分や， 処理後に目視で画面を確認すべきタイミングで pause を書くことが多い。 突然ウィンドウが消えてしまうと 処理が成功したか失敗したか不明になり，よくないので。

#コマンドプロンプト・BATを使いこなす 57 インタラクティブなバッチを作るには？ 　set /p hoge=文字列を入力してEnter押下： set /p は，ユーザ入力値を環境変数に格納する。 例： >set /p hoge=入力してください： 入力してください：fuga >echo %hoge% fuga

#コマンドプロンプト・BATを使いこなす 55 BATからBATを呼び出す： ・call でファイル名を指定すれば， 「同じプロセス内で」別バッチを呼び出せる。 ・start で呼び出した場合は， 「別プロセスで」別バッチを呼び出す。 language-and-engineering.hatenablog.jp/entry/20130502…

#コマンドプロンプト・BATを使いこなす 54 プログラミングにおいて「コピペ」は悪！ コピペは深刻な極悪行為で， 「重大な犯罪」と言ってもいい。 コピペをしないためには， 複数のバッチファイル間で 共通処理を別バッチに分離し， 適宜呼び出せばよい。 callまたはstartで呼び出せる。

#コマンドプロンプト・BATを使いこなす 53 バッチを分割する方法： call で， ラベル(コロン付きの文字列)を指定すれば サブルーチンを呼び出せたのと同じように 　call バッチファイル名 で，別BATファイル名を指定すれば 別バッチを呼び出せる。 分割・構造化・共通部品の切り出しが可能。

#コマンドプロンプト・BATを使いこなす 52 バッチでサブルーチン： 外部バッチファイルに 　exit /b 数字（＝終了コード） という記述があって， その外部バッチファイルを 　call　バッチファイル名 で呼べば， 数字を %errorlevel% に設定して戻ってくる。 language-and-engineering.hatenablog.jp/entry/20130502…

#コマンドプロンプト・BATを使いこなす 51 バッチ内のルーチンから， 呼び出し元に「値を返却」するには 環境変数 %errorlevel% を使う。 これは，Linux の Bash でいうところの 　$?（終了ステータス） に相当する。

#コマンドプロンプト・BATを使いこなす 50 バッチでサブルーチンを 作る際の注意点： サブルーチンからメインルーチンに戻る際には， 　exit /b する。 /b オプションを付けないと， バッチ全体が終了してしまう。 language-and-engineering.hatenablog.jp/entry/20130502…

#コマンドプロンプト・BATを使いこなす 49 bashのuniqコマンドを，Windows BATで実現 language-and-engineering.hatenablog.jp/entry/20101202… 重複行を排除するUNIQ操作は， ・ソートして， ・一行ずつサブルーチンに渡し，前回の引数と同じかどうか判定 ・重複しないものだけ中間ファイルに保管 という流れで実現可能。

#コマンドプロンプト・BATを使いこなす 48 バッチで，サブルーチン(関数)の作り方： ・ラベル(コロン付きの文字列)を goto ではなく callで呼び出せば， サブルーチンになる。 ・サブルーチンには，ルーチン専用の 独自の引数を渡すことが可能。 サブルーチン内では %1 などで参照できる。

#コマンドプロンプト・BATを使いこなす 47 バッチでサブルーチン： Hello, Worldの "World" の部分を ルーチンの引数に渡してみよう。 引数付きでcallする。 call :hello hoge exit rem Hello,引数 :hello echo Hello, %1! exit /b 実行結果 Hello, hoge!

#コマンドプロンプト・BATを使いこなす 46 :hoge rem 何かの処理 pause goto hoge コロンで始まる行は，ラベル。 goto文は，ラベルにジャンプすることができる。 ※上記の例だと無限ループになる。 while文のようなもの。

#コマンドプロンプト・BATを使いこなす 45 バッチを構造化すべき： 「プログラムの構造化」は非常に重要。 BATは文法の制約上， ソースコードを構造化し辛いが できる範囲で構造を作っておこう。 最低限，ユーザのキー入力を受け付け 処理を分岐させる。ぐらいの構造化はできるように。

#コマンドプロンプト・BATを使いこなす 44 for文をネストする時の注意点： for文が二重になっている場合， ネストされたfor文内で コロン付きのラベルに飛ぼうとして 「goto」すると，エラーになる。 gotoのかわりに callでサブルーチンを呼べばよい。 language-and-engineering.hatenablog.jp/entry/20111030…

#コマンドプロンプト・BATを使いこなす 43 ① a1￥a2￥a3 ② b1 という，２つのフォルダ構造があるとする。 カレントディレクトリが a1 の時， ｘｃｏｐｙ a2 b1 とすると ② b1￥a3 となる(a2がコピーされない)。 末尾に￥を付け ｘｃｏｐｙ a2 b1￥ とすると ② b1￥a2￥a3 となる。

#コマンドプロンプト・BATを使いこなす 42 カレントディレクトリ以下の 全てのフォルダから JPGファイルを探索・コピー 同名ファイルを上書きせず， フォルダ構造を保ってコピーしたい場合… 　ｘｃｏｐｙ /S /H *.jpg d:￥img￥ language-and-engineering.hatenablog.jp/entry/20081001…

#コマンドプロンプト・BATを使いこなす 41 フォルダ以下の全JPGファイルを 一つのフォルダ上にコピー for /R %V in (*.jpg) do ｃｏｐｙ /Y "%V" d:￥img￥ ※ｃｏｐｙ /Y A B　…同名のファイルは上書きコピー。 forの/Rオプションはディレクトリを再帰検索 language-and-engineering.hatenablog.jp/entry/20081001…

#コマンドプロンプト・BATを使いこなす 40 フォルダ内の全SQLファイルを 一斉に実行する（PostgreSQLの例） for %V in ( *.sql ) do psql -d DBNAME -U USERNAME -f %V language-and-engineering.hatenablog.jp/entry/20081001…

#コマンドプロンプト・BATを使いこなす 39 BAT内でfor文： 　for %i in (*.txt) do ( echo %i ) 現在のフォルダ内を ワイルドカードでファイル検索し， *.txt　にマッチするファイル名を表示。 ※BATファイル中では %%i のように %を重ねることを忘れずに。 language-and-engineering.hatenablog.jp/entry/20130502…

#コマンドプロンプト・BATを使いこなす 38 このフォルダにある全テキストファイルを一斉に開く for %V in ( *.txt ) do %V 検出したファイル名が，変数 %V に代入される。 全マッチ結果で，do 以下のコマンド実行。 language-and-engineering.hatenablog.jp/entry/20081001…

#コマンドプロンプト・BATを使いこなす 37 プログラミングの入門時 まっさきに押さえるべきポイントは 「制御構文」や「構造化の方法」。 BATのデメリットとして "構造型プログラムが書きづらい" とよく言われるが 制御構文の書き方を正確に習得しよう。 サブルーチンやfor文の使いようがキモ

#コマンドプロンプト・BATを使いこなす 36 コマンドプロンプトのfindstrコマンドは 正規表現が中途半端…。 「0回以上の繰り返し」は*で表せるが， 「1回以上の繰り返し」を表わす記号が無い。 (+は使えない) echo abc | findstr "^[0-9]*" →マッチしたとみなされ，"abc"が返る。

#コマンドプロンプト・BATを使いこなす 35 プロジェクトで修正待ちの箇所を 一斉検出したい。 全phpファイルから， TODO扱いになっている部分を抜き出し 行番号付きで保管： 　findstr /n /s "TODO" *.php > todo.txt

#コマンドプロンプト・BATを使いこなす 34 "hoge foo" というつながりを含むような テキストファイルを検索： 　findstr /n /s /c:"hoge foo" *.txt /c オプションで，検索ワードが一くくりになる。

#コマンドプロンプト・BATを使いこなす 32 dirコマンドの出力結果は 個別のファイル名やフォルダ名以外に フォルダごとの要約や空行も含まれる。 それらを出力から除去するには 先頭に数字(更新日時)が現れる行だけを findstr で抽出。 dir /S /TW | findstr "^[0-9]" | sort /r | more

#コマンドプロンプト・BATを使いこなす 31 フォルダ階層を再帰的にたどって 全ファイル・全フォルダを タイムスタンプ順にソート： dir /S /TW | findstr "^2022" | sort /r | more /S で再帰的スキャン /TW で更新日時を表示 findstr で出力の先頭が2022年となっている行だけを抽出

#コマンドプロンプト・BATを使いこなす 30 カレントフォルダ上のファイルを タイムスタンプ順にソートするには /o がソート順オプション。 /odで日時順にソート(※作成日時ではなく更新日時順) 日付の古い方から新しい方へ dir /b /a-d /od 新しい方から古い方へ dir /b /a-d /o-d

#コマンドプロンプト・BATを使いこなす 29 カレント配下を再帰的にたどると 拡張子 .jpg のファイルはいくつ？ dir /s /b /a-D | findstr ".jpg$" | find /c /v "" dirで再帰的にファイルをスキャンし findstr で拡張子を指定し 出力の行数をカウントすれば ファイルの個数を数えられる。

#コマンドプロンプト・BATを使いこなす 28 コマンド出力結果から空行を除去 orebibou.com/ja/home/201409… ipconfig | findstr "." 出力の行数が減り，多少見やすくなるか。 ワイルドカードで，たとえ1文字でも 何かにマッチすればOK。 (※スペースやタブなどは マッチしてしまうので注意)

#コマンドプロンプト・BATを使いこなす 26 カレントディレクトリの直下に存在する 全フォルダ名を列挙： dir /b ↑ ショートカットリンク(※拡張子.lnk)も 出力に含まれてしまう。 dir /b | findstr /v /i .lnk$ こうすれば除外できる。 web-dev-qa-db-ja.com/ja/windows-7/w… .