羅老中失礼します。 犬に犬って名付けちゃう感じというか題名そのままに愛と死が描かれており、死んだものは生きている者にも大なる力を持ち得るものだが、生きているものは死んだ者に対してあまりに無力なのを残念に思う…しかし生き残った以上、僕は何かします。 #ダシヨ読了 #武者小路実篤 #愛と死 pic.twitter.com/5KNRa2L6PY

羅老中失礼します。 正直よくわからなかった作品を訳者違いで再読、うっすら覚えている線画に色が加えられていく感覚、年齢もあるのか以前よりどくどく染み込んで読書の妙味を堪能、相変わらずグラス家の人々とは関わりたくない、けど友達にもなりたい。 #ダシヨ読了 #サリンジャー #フラニーとズーイ pic.twitter.com/oIWBA3UbOa

羅老中失礼します。 最高のレストラン、最高の食事とデザート、できればずっと一緒にいたいと思っていてずっと一緒にいることはできない恋人、そんな瞬間が永遠に続くわけない…文章で味わうコース料理と初恋の妙味を同時に堪能できまして美味。 #ダシヨ読了 #村上龍 #はじめての夜二度目の夜最後の夜 pic.twitter.com/ztELFSNSKl

羅老中失礼します。 人間という有機体は人生にそぐわないようにできているー近代英国の香りを楽しみつつ、「詩や川や月やあの娘のことをあまりに考えすぎてかえって何も考えてなかったような気もした、ただわけもなく幸福だった」的な青春の味ご馳走様です。 #ダシヨ読了 #ゴールズワージー #林檎の樹 pic.twitter.com/oeQMs2Mlcy

羅老中失礼します。 夢と現実と今と過去と思い出と可能性がまぜこぜで、それでいてすっきり違和感なく柔らかな読み心地、たしかに実際に生きる僕らは多面的で複合的で曖昧でって再認識、そうこうしている内に百年と経つ、北極星だって移り変わるんです、歳差運動。 #ダシヨ読了 #朝吹真理子 #きことわ pic.twitter.com/tV3bnLZBNy

羅老中失礼します。 多様な視点から語られる絶対的権力者の物語、はじめは読み辛さが先行しましたが、気づけば脳内に膨大な情報が満ちており、人間の業がまざまざと浮き彫りに、人はみな孤独、過去には「独裁者の牧場」とも言われたラテンアメリカ恐るべし。 #ダシヨ読了 #ガルシアマルケス #族長の秋 pic.twitter.com/MoGwxnGKkP

授乳中失礼します。 主人公の箱男が記述者で。気付けばニセ箱男が記述者で。となると箱男は作中人物と化し。でも最後はやっぱ箱男が記述者で。を書いてるのが安部公房で…シャラップ！心地良いパニックは流石！箱の中の描写が陰湿！「砂の女」の砂も然り！天晴れ！ #ダシヨ読了 #安部公房 #箱男 pic.twitter.com/oTsows3KxB