今日の数字を仕上げずに将来の事業はない。ただ将来の事業は、今日の事業だけでは創れない。

コーヒーか？牛乳か？選べない時は、カフェ・オ・レの時があっても良い。人生も一緒。

人は、本当に忘れやすい生き物です。 【時間経過による忘却度合】 20 分後→42%忘れる 1 時間後→56%忘れる 1 日後→74%忘れる 1 週間後→77%忘れる 1 か月後→79%忘れる 毎朝、顔を洗うたびに自分の顔をちゃんと見ないと、2カ月後には、自分が誰だかわからなくなるんじゃないか心配。

『お時間ください』と『教えてください』。この一言が言えないから、人より成長できないんです。

心が疲れている時、ただ話しを聞いてもらいたい時がある。ただ気持ちを受け止めてもらいたい時がある。聞いてもらうだけで、また前を向いて歩きだすことができることがある。正論で問題を解決してほしいわけじゃない。“正論”がいつも“正しい“とは限らないから。

同僚と研修に参加。開始前、事後アンケートに『大変満足できた』を選択し記入する同僚。理由をたずねると『最初から最も高い評価をつけると、その評価に見合うように自分自身が主体的に聴いて、質問できるようになれるんだ』と返答。得るものが無いのではない。何事も捉え方次第と教えてくれた同僚。

勉強はした方が良い。だが『もの知り』の人生が幸せな人生とは限らない。ものを知らずに試行錯誤して何かに気づく人は、自力で無から有を生み出す幸せがある。発見する喜びがある。やたらと答えらしきものを知ってしまった人生は、結末を知って映画を観るようなもの。効率的かもしれないけど、つまらな…

人生はうんていに似ている。握った棒を手放す勇気と次の棒を掴む意欲が試される。力むと次の棒へと手が出ない。掴みにいくことで初めて棒までの距離感、必要な振り幅がわかる。もし掴めなくても残した手がしっかりグリップしていれば、落下することはない。必要なのは腕力だけではなく、リズムとセンス…

歳下の師を当然に持つ時代。

嫌いなことをやり続ける我慢ほど、無駄なことはない。必要なのは『忍耐』ではなく、好きなことを見つけにいく『勇気』。嫌いなことを我慢して幸せになれるほど人生は甘くない。

“動”と“静”は、意志を持って選択する時、いずれも“動”となる。すなわち自らの意志なく動く時、それは動的に見えても動ではない。今の状態が、自ら動いているのか、動かされているのか。時々確認を。

メンバーに主体的になってもらいたい時、指示よりも『次に挑戦する時にどんな手伝いができる？』と質問する支援の方が良い。引き戸を引くように強制的に引き出した主体性は、一時的。本当の主体性は、コーヒー豆を挽くように考えさせる問いかけが必要。主体性は、引き出すのではなく挽き出すもの。

嫌なことが続くと、チャップリンの名言『人生は近くで見ると悲劇だが、遠くから見れば喜劇』を思い出す。嫌なことが起きると感情的になり、悲劇として捉えがちだが、振り返ってみると「あのことのおかげで…」と好転するきっかけになる場合もある。演劇も人生もその瞬間だけにとらわれないことが大切。

『あの人は私がいなきゃだめなの』という人に限って、『私』が『あの人』に依存している場合が多い。

マナーに縛られ過ぎると人間関係で満点は取れない。飲食店で大切な方を奥側の席に通すのはマナー。しかし、景色の良い窓際の席に通された時『良い景色ですので、手前のお席はいかがですか？』と一言声を掛けることができるかどうか。条件と環境に合わせて、ベターな選択を提案できることが粋なマナー。

目標と願望の違いは、期限が有るか無いか。

運動や勉強を習慣にしようとしてもなかなか続かない人は、目標が高すぎる場合が多い。例えば「毎日10km走る」ではなく「エスカレーターに乗らない」。「1日1冊本を読む」ではなく「1日1回本を開く」。どんなに忙しくなってもできるスモールステップの積み重ねがスキルを高めて、自信につながる。

挑戦とは、エスカレーターの逆走に似ている。スピード、タイミングを見誤ると即座に転倒する。成長するには、押し戻されるスピードより速く駆け上がる必要がある。気を抜けばすぐに押し戻される。押し戻しは、不安、恐怖、後悔など様々ある。振り切り全力で駆け上がれるか。上り切らねば、次の挑戦は見…

相手の言葉を『受け入れる』ことはできなくても『受け止める』ことはできる。さらに『受け流す』という選択肢もある。

物理的な扉の開閉は心の状態を表す。後から来る人のために扉を押さえておけるか。エレベーターに乗り込む人のために開くボタンを押せるか。心の余裕は、他人への気遣いに出る。ただ開けっ放しはしんどい。時々閉じて、また開けるのもいい。扉とは出入りのために開閉できるもの。心も同じ。

休み上手こそ、仕事上手。

人が傷つく瞬間には様々ある。罵声、無視、陰口など。いずれも気分を害する刺激を受けた時。ただこれらは刺激を受けた瞬間ではなく、受けた刺激に対して、ネガティブな反応を選択した瞬間に傷ついたことを認めて自らが傷つく選択をしている。そう考えると、傷つくかどうかも自分で選択できるということ…

おじさんには、かつて若者だった経験がある。しかし、おじさん経験のある若者はいない。おじさんだからこそ伝えられることがある。

『どうしたらいいですか？』は、相談ではありません。『Aを試して、効果がありませんでした。検証した結果、BとCという対策が考えられます。次は、Bを試したいと思います。なぜならば、●●だからです。いかがでしょうか？』これが相談です。

気がつくのと、気が効くのは違う。気づいても動けないなら、気づいていないのと同じ。

相手が納得するには『論破』ではなく『対話』が必要。マウントで説得しても効果は一時的。

過酷な環境でも自分という名の刃を研ぎ続けるから、いざという時に得たいものが得られる。他人にわざわざ言わない見えない所の準備と努力があるから、他人から求められた時に価値を提供できる。それを理解していれば、自分という名の刃を研がない理由は無い。

『できない理由』を探すのはNG。新たな挑戦に不安は付きもの。人は無意識にできない理由を探し、挑戦しない自分を納得させる。思い切って『お金』『時間』『周りの反対』を理由に挑戦を止めるのをNGとする自分ルールを作る。躊躇した時のために諦めない条件を先に決めておくと良い。