第901夜 宰相は最終的にいい結果になるから過程は説明しなかったんだろうね。 #リアル千夜一夜物語

第900夜 夢占いが信じられていた時代の恐ろしい夢ってのは縁起が悪いのも含めて本当に恐ろしかったのだろうな #リアル千夜一夜物語

シマスは王の夢の話に、それは吉兆ですとアドバイスした。気を良くした王は全国から占い師を呼び吉兆の中身を聞いた。それは息子ができるというものであったが、話には続きがあり、その子は民に対し苛烈な政治をするようになるとのことだった。そしてある例え話を始めた #リアル千夜一夜物語

第900夜 ジャリアット王と宰相シマスの話。 インドにジャリアットという王がおり、民に善政を敷いていた。そしてその側近には知略に長ける宰相のシマスがいた。ジャリアット王は子宝に恵まれなかった。そんなある日、王は恐ろしい夢を見てすぐさまシマスを呼んだ。(続 #リアル千夜一夜物語

第899夜 すぐにでも結婚できると思ったらそのあと2年も離れ離れになればそりゃ気も狂うよなぁ #リアル千夜一夜物語

男が船長に奴隷女の話を聞くと、彼女は男が海に落ちて亡くなったと思い込み、取り乱してずっと喪に服していると話した。男はすぐに奴隷女の下に向かい、再会を喜んだ。そこに主人もやってきて、彼女の身分を解放し、2人の結婚を認めた。こうして、2人は末長く幸せに暮らした #リアル千夜一夜物語

第899夜 バッソラーに着いた男だったが、肝心の奴隷女の居場所が分からなかった。仕方なく商人の家に居候し、商いを手伝うことで生計を立てた。そんな生活が2年続き、再会は半ば諦めていた男だったが、ある祭りに参加したときに、奴隷女との再会を果たした船の船長に再会した(続 #リアル千夜一夜物語

第898夜 また大事な場面で眠りこけるやつ来たな.....安心で緊張が取れてしまったのかな #リアル千夜一夜物語

主人はバグダッドの歌を聴くために彼女を買ったのだが、2人の事情を知り、バッソラーに到着次第奴隷女を解放して男に娶せてあげると約束した。2人は大層喜び、お礼に主人達に歌を披露した。しかし、男は次の港で用を足した際に眠りこけてしまい、置いてけぼりを喰らってしまった #リアル千夜一夜物語

第898夜 船に戻った奴隷女はルートに手を触れるとすぐに調律がかつての主人のものになっていることに気づき、船の中に彼がいると確信した。早速男の捜索が始まったので、男は自分がその人であると名乗り出た。男が仔細を語ると、今の主人の一門は彼を不憫に思った(続 #リアル千夜一夜物語

第897夜 これ、奴隷女側から私を売って？と言ってるのが辛い、だとしても同じ船に載せようとするのはおぉ神よなんたる試練をお与えになるのですか！ #リアル千夜一夜物語

男は船乗りに扮して船に乗ったが、そこに奴隷女と現在の主人が乗ってきた。男は奴隷女に自分の存在を知らせる必要があると考え、彼女が使っていたルートを勝手に自分がよく使う階調に調整した #リアル千夜一夜物語

第897夜 落魄れた男と奴隷女の話。ある男が1人の奴隷女を買った。2人は愛し合っていたが、彼女を買ったせいで無一文になっていた。男は泣く泣く女を売ったが、その売上を誰かに盗まれてしまった。生きる希望を失った男だったが、友人の助言により別の地へ赴くことにした(続 #リアル千夜一夜物語

第896夜 ただ隣にいて欲しいだけなら奴隷のまま女を持ってても良かったのに、すぐさま身分を解放して結婚してるのが男の義理堅さみたいなのを感じられていいね #リアル千夜一夜物語

すぐさま男は彼女に自由な身分を与えて結婚した。しかし、フランクと故国の戦争が終わり、フランクの奴隷を全て返還することになった。それは元奴隷である女も対象であったが、女は帰国は望まないことを示した。こうして2人は末長く幸せに暮らした #リアル千夜一夜物語

第896夜 捕虜がいる部屋に通された男は、王からこの中から1人奴隷を選んでいいと言われた。そしてその中には例のフランク人の女がいた。男は迷わずその女を選んだ。かつて、彼女の母親に数百ディナールを渡しても得られなかった関係に、たった十ディナールでなれたのである(続 #リアル千夜一夜物語

第895夜 敬虔なのかそうじゃないのかはっきりしろ #リアル千夜一夜物語

これが数度つづき、女は完全に拗ねてしまった。そんな時、男は回教の国に帰ることになった。戦争が近付いていたためだった。女を忘れられなかった男は、故国で奴隷商になった。ある日、王に安値で奴隷を売った男は、見返りに差額分でフランクの奴隷を1人貰えることになった #リアル千夜一夜物語

第895夜 ある上エジプト人の男とフランク人の女の話。黒人であるその男は、フランクの領地で亜麻を売る商人であった。男はよく亜麻を買いにくるフランク人の女に惚れていた。そこで、男は女を自宅に連れ込んだ。しかし、直前で回教徒としての理性が働き、手は出さなかった。(続 #リアル千夜一夜物語

第894夜 異教徒のために回教徒を裏切るような真似はしないと言い切った教主かっこいいなぁ。 #リアル千夜一夜物語

こうしてヌル・アル・ディンと姫は夫婦になった。そしてしばらくしてヌル・アル・ディンは両親のことが恋しくなったので、家出して以来数年越しの帰省をした。夫婦共々盛大に迎え入れられ、そこで末長く幸せに暮らした #リアル千夜一夜物語

第894夜 ミリアム姫は回教に帰依したことを伝え、回教の教主が異端者の言うことを聞くべきではないと伝えた。教主はミリアム姫の考えを受け入れ、姫とヌル・アル・ディンの安全を保証し、2人の結婚を認めた。フランスの大臣はこれに対し威嚇したが、姫によって斬り殺された(続 #リアル千夜一夜物語

第893夜 話を聞いて2人の運命がどう転がるか気になるねぇ #リアル千夜一夜物語

第893夜 フランスからの手紙を受け取った教主はすぐ領土の各地に書簡を送り、ヌル・アル・ディン達を捕まえるよう指示した。そんなわけで彼らはダマスカスに着いたところで捕らえられ、教主のいるバグダッドまで連れてこられた。教主はまず彼らの話を聞くことにした #リアル千夜一夜物語

第892夜 兄弟も無慈悲に屠る姫は覚悟が決まりすぎてる #リアル千夜一夜物語

第892夜 姫は次々と兄弟を倒して行った。これを見た部下達は姫には敵わないと逃げ出し、父王も娘がこちらには帰ってこない事を悟り、都に帰った。息子を失い、姫に負けた悔しさが募るばかりであった王が頼ったのは教主、アッラシードであった。 #リアル千夜一夜物語

第891夜 ヌル・アル・ディンはしがない商人だからこういう場面では力になれない......！ミリアム姫単騎で大丈夫なのか！？ #リアル千夜一夜物語

第891夜 ヌル・アル・ディン達が草原で休憩していると、遠くから父王の軍勢が走ってきた。逃亡がバレたのである。既に例の老人は引責で処されていた。最初の相手はミリアム姫の兄であった。兄は姫にキリストへの再帰依を命じたが、姫はこれをせせら笑った #リアル千夜一夜物語

第890夜 ミリアム姫、昨日と今日でいきなり強さを全面に出してきたな 障害になる泥棒を殺し、居眠りする恋人の頭を叩いてでも恋に邁進する乙女いいぞ #リアル千夜一夜物語

城門に戻ってきた姫は恋人を叩き起こし、今度こそ城を脱出した。その後はひたすら野を駆けていき、ある河口の草原に辿り着いた #リアル千夜一夜物語

第890夜 城門に着いたヌル・アル・ディンだったが、その場で眠りについてしまった。その隙に馬泥棒がやってきて、馬の手綱を取られた。そこに、ミリアム姫がやってきた。闇夜で泥棒を恋人と勘違いした姫はそのまま泥棒と共に城を出たが、すぐさま別人とわかり、彼を殺した(続 #リアル千夜一夜物語

第889夜 今度こそトラブルなく事が進んでくれよ......！ #リアル千夜一夜物語

第889夜 ミリアム姫は、ヌル・アル・ディンに脱出計画を手紙にしたため、厩に投げ入れた。それは、夜になったら王の馬2頭に鞍をつけて街の城門に来いというものであった。ヌル・アル・ディンは早速行動に移し、城門で待機した。姫も、例の老人を酔い潰し、城門に向かった #リアル千夜一夜物語

第888夜 2人の愛は変わらないのに立場だけが大きく変わっているのが如実に現れていて辛い #リアル千夜一夜物語

ヌル・アル・ディンの姿は恋煩いで完全に痩せ衰えていた。そして別離の悲しみを詩にして詠んでいた。姫はそれを聞いて涙を流し、対句を吟じた。その詩はヌル・アル・ディンの耳にも入っていた #リアル千夜一夜物語

第888夜 例の老人には娘がいた。彼女は姫に、厩にいる男の話をした。姫が窓から厩を覗いてみると、それは確かにヌル・アル・ディンであった。老人の娘にはそうとは言わなかったが、彼女が別の用事でいなくなったのを見計らって再度姫は彼の姿を眺めた。(続 #リアル千夜一夜物語

第887夜 ともすればなろう小説のような展開 #リアル千夜一夜物語

早速ヌル・アル・ディンは馬に出鱈目な処方を行った。すると、なんと馬の目は本当に回復し、馬を連れてきた大臣にとても感謝された。そして馬の世話係を任命され、自由に生活できることになった。そこにある人物がやってきた。それはあの老人の娘であった #リアル千夜一夜物語

第887夜 ヌル・アル・ディンは処刑までの間、厩に置かれることになった。その時、王が大事にしている馬が2頭厩にやってきた。うちの1頭は白内障で治療のしようが無いという状況だった。ここでヌル・アル・ディンは、治療と称してあの馬の目を潰せば死ねるのではと考えた(続 #リアル千夜一夜物語