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空と雲をオールで水に混ぜ込んで湖を行く初秋のボート #tanka #短歌 #七文半の足あと 湖沼で手漕ぎボートに乗るのが好きです。気が進まない妻も乗れば乗ったで楽しんでいます。近頃はスワンボートが流行りですが少々趣きにかけます。ゆっくりオールで漕げばゆっくりボートが進み季節が流れてゆきます。 pic.x.com/cIfnZ7HYZ7

岩間啓二@MozuHana

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買ってすぐソフトクリームおっことし少女が笑ふ我なら泣くに #tanka #短歌 #七文半の足あと 「箸が転んでもおかしい年頃」と言います。フードコートでの出来事。私なら泣きたくなるようなことにもよく笑う。若さっていいですね。 百人一首の14番「われならなくに」(私ではないのに)の言葉遊びです。 pic.x.com/9V9ll3819P

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図書館の席のどこかで鳴る電話この着メロは中年ならむ #tanka #短歌 #七文半の足あと この短歌が読売新聞歌壇の小池光選一席で掲載「どんな曲がながれたのだろう。」と評にありましたが、ここで発表!昭和に人気テレビドラマ「水戸黄門」の主題歌♪人生楽ありゃ苦もあるさ♪です。二度繰り返しました。 pic.x.com/t17tXp1DOK

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#tanka #短歌 #七文半の足あと クリムトの接吻の絵のやうにしてユリの花咲く庭のかたすみ クリムトの「接吻」は妖艶にして甘美、立って美女を抱きしめ、金の衣の男が覆いかぶさるようにキスをする絵です。私はこの絵を見るとユリを思い、ユリを見るとこの絵を思います。こんな情熱的な恋がしたかった。 pic.x.com/gWgtsQMGmw

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夢のこと夢で説明してゐたが覚めてしまへばわけわからない #tanka #短歌 #七文半の足あと 夢を見ている夢を見ることがあります。ああ夢だったかと夢でホッとすることもあります。こんな夢を見たんだと人に説明する夢を見ることもあります。夢は単純で、複雑。夢の中の夢の話はまるで夢のような話です。 pic.x.com/cklN3gBLzm

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雨上がり水たまりにも空が来てゆっくり雲がくぐりぬけゆく #tanka #短歌 #七文半の足あと この歌が読売歌壇俵万智選一席でのった週の夏の午後、雨上がりの図書館を出ると水たまりがありたたずみました。この歌と同じ光景があり、自分のシナリオが映画化されたようで感動しました。短歌はいいもんです。 pic.x.com/FuATtl4PXF

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老人はみんな帽子と気がついて今日は無帽でスーパーに行く #tanka #短歌 #七文半の足あと 帽子を被っている高齢者をよく見かけます。年寄りはなぜ帽子を被るのか?高齢者の半数は転倒を経験します。頭部が危ない!その保護に帽子は有効と医師も推奨しています。年寄臭くなると無帽なのは無謀なのです! pic.x.com/n6yQu7ZRZM

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あのスプーンどこへいったか食べるとき苺をつぶすこともなくなり #tanka #短歌 #七文半の足あと 昭和には苺を食べる作法のようなものがありました。苺に砂糖とミルクをかけ潰します。苺潰し専用スプーンも使いました。今は苺が甘いのでそのまま砂糖なし。でも探すと苺スプーン売ってます。何に使うの? pic.x.com/HxQlVHbE60

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方代の歌集を開くベランダにテントウムシが活字を登る #tanka #短歌 #七文半の足あと テントウムシは太陽の化身,お天道様の虫です。上へ上へ登ります。蝿なら追い払いますがテントウムシならジッと見てしまいます。英語ではLady bugマリア様の虫、縁起のいい幸運を呼ぶ宝石の虫。山崎方代も好きかな? pic.x.com/MPLExZ6qHp

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何人も敵を倒してゲーム終ふなぜ敵なのかわからないまま #tanka #短歌 #七文半の足あと ディスプレイの中で自動小銃を乱射すると次々に現れる兵士がバタバタと倒れます。それに私は快感を感じゲーム終了後は嫌悪感をおぼえます。私は人に暴力を振るうことを好みません。なのにこの快感!例え架空でも。 pic.x.com/8UcLLRqs6U

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紫陽花の柄のゆかたは紫陽花を見にいくときは着てはいけない #tanka #短歌 #七文半の足あと 日経歌壇で穂村弘氏に一席で選ばれ、何故「着てはいけない」のだろう、と評で言われましたが作者の私にもわかりません。何となくそう感じたのです。そんなことってありません?謎のある短歌も楽しいものです。 pic.x.com/qAEyfWc45B

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流れても流れてもまた広瀬川初夏の光りを運びつづける #tanka #短歌 #七文半の足あと 広瀬川は伊達政宗の居城のある青葉山を取り囲むように巡って流れます。天然の濠です。天守閣は作らず市民は青葉城を天守台と呼びます。ここから仙台市街や仙台平野、太平洋まで望めます。もちろん広瀬川も真下に。 x.com/MozuHana/statu…

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広瀬川は日本に十数本ありますが、これは「青葉城恋唄」で有名な仙台の街中を流れる川。環境省選定の名水百選にも選ばれた清流です。子供の頃は川遊びでメダカをとり、高校の頃は授業を抜け出し河原から鮎釣りの人をぼんやり眺めたりしてました。読売で選んでくれた俵さんも一時近くにお住まいでした。 pic.x.com/694OohtQxD

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高知産ピーマンの中に詰まってる坂本竜馬も吸ってた空気 #tanka #短歌 #七文半の足あと 昔「頭がピーマン」という言葉がちょっと流行ったことがありました。ピーマンほど空間のある野菜はありません。大根だって白菜だってびっしり中身が詰まってます。でも大根じゃ青椒肉絲は作れませんから好きです。 pic.x.com/Xin6ynu3c9

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まどろめばありがたうねと妻がいふ春はあけぼの寝たふりをする #tanka #短歌 #七文半の足あと 「サラダ記念日」の俵さんのように私も恋の歌が詠みたかった。しかし短歌と出会った頃の私は「いい年」そこで妻を歌の中で、時に殺し時にいじり時に愛します。「春はあけぼの」が効いている、と俵さんの評。 pic.x.com/dFnyI1Uqxx

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ピザのへり奥歯でかんで思ふことあとどのぐらい生きるだらうか #tanka #短歌 #七文半の足あと ピザのへりもマズいというわけではありません。少し焦げたところが香ばしいのですが、固くて味がない。食パンの耳なら揚げて砂糖をまぶしたりしますが、ピザのへりはよくかみしめ、人生の行く末を思うのみ。 pic.x.com/9v0huaGyHb

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目が覚めて夢でよかったと思ふ夢近頃多し朝は納豆 #tanka #短歌 #七文半の足あと 日経歌壇で岡井隆氏に「加齢と共に「夢」も変る「朝は納豆」の結句は謎めいていて佳」と評を頂き、そうかこれが謎めいて良いのだと、ひとつ歌のコツのようなものを覚えました。いい歌人のいい言葉はありがたいものです。 pic.x.com/G8U73zgtBY

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ケータイで指示されながら肉を買ふ男のかごの葱と白滝 #tanka #短歌 #七文半の足あと スーパーでスーツ姿の男が「何グラムぐらい?」と電話で聞きながら牛肉のパックを見てました。かごから突き出た葱のを見て夕食はすき焼きか、焼き豆腐シイタケ白菜は?といらぬ心配をする私です。私も肉を食わねば。 pic.x.com/HnHhIpYDzi

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やわらかに腹を揺らした鯉のぼり春の光をすすりつづける #tanka #短歌 #七文半の足あと 四月下旬、予土線の日本一遅い新幹線?に乗って四万十川沿いをのんびりと旅したことがあります。清流と新緑、時々鯉のぼりが現れて素敵な時間。乗客は常に五六人、8時20分高知発で4時間かけて宇和島に着きました。 pic.x.com/gj2UWdZVKm

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ふたつある不安はいつか死ぬことと独り長生きしてしまふこと #tanka #短歌 #七文半の足あと 長生きすることは知人の死により多く出会うという事でもあります。この歌は日経歌壇で岡井隆氏に「超高齢化社会と共にもう一つの『不安』が加わった」と評を頂きましたが岡井氏も2020年92歳で亡くなりました。 pic.x.com/Yz8oL5YokS

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街灯のそばのつぼみが先ずひらく桜並木の春の順番 #tanka #短歌 #七文半の足あと 桜の楽しみ方も色々。満開ばかりを推重しすぎては損をします。満開の後は散るだけ。蕾に囲まれ数輪咲いた桜も乙なもの。光を感じるのか街灯の近くの蕾が早く咲くように見えます。あぁ、あと何回桜が見られるでしょうか。 pic.x.com/qCJlImLODM

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桜咲く前にしておくことがある何かはいへぬ桜も知らぬ #tanka #短歌 #七文半の足あと 春の楽しみは桜、そわそわします。この歌は日本経済新聞歌壇で岡井隆選一席でした。 評】「桜咲く前」は落ちつかぬもの。「しておくことがある」ように思うが桜にきいても駄目。本人にもわからない事があるものだ。 pic.x.com/x3FGc0diYY

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ハチミツがあふれるやうに蒲団ほす大マンションの春のベランダ #tanka #短歌 #七文半の足あと 干したふとんはお日様の匂いがします。この短歌は読売新聞歌壇で俵万智さんに選ばれて掲載、その年の年間賞にも選ばれました。俵さんに選ばれた短歌はこれまで百三十首ほど、私を覚えてくれてるでしょうか? pic.x.com/4nnJnzeff0

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しもやけの子はゐなくなり少女らはネオンのやうに爪を彩る #tanka #短歌 #七文半の足あと 「しもやけ」「あかぎれ」という言葉を聞かなくなりました。昭和には当たり前「しもやけおててがもうかゆい」と歌う童謡も忘れられました。蛇口をひねればお湯が出ます。マニキュアの手では水仕事は似合わない。 pic.x.com/ZV31DOOkwU

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春昼のセルフレジへと手をのばし唐揚げ弁当ピッと鳴かせる #tanka #短歌 #七文半の足あと スーパーのセルフレジでは商品がピッと鳴きます。この歌は昔、日本経済新聞の歌壇に掲載され穂村弘さんに【評】を頂きました。『一瞬だけ「唐揚げ」の鳥が生き返って「ピッ」と鳴いたのか。神のような〈私〉だ』 pic.x.com/tIC1w5S229

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箱だったテレビは薄くうすくなりいづれは消えてしまふであらう #tanka #短歌 #七文半の足あと 幼い頃、テレビは憧れでした。当時はブラウン管でしたから箱、今は言わば板です。いずれは紙、そして幽霊のように空間に映るのでしょうか。 この歌は以前、日本経済新聞の歌壇で故岡井隆氏に選ばれました。 pic.x.com/rjZQ8vgsHq

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土をとる球児の顔を写すためカメラマンらは地に寝そべりぬ #tanka #短歌 #七文半の足あと 高校野球、甲子園では1度しか負けません。1度も負けなかった1校が優勝カップを得、その他の学校は甲子園の土を取る権利を得ます。すべての球児には泣く権利が与えられカメラマンはそれを撮ります。何と平等な! pic.x.com/DHN4nTDrYU

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陽や水や風や波やの発電をテレビで見てるコーヒー沸かし #tanka #短歌 #七文半の足あと 東電福島第一原発事故後、いささか電気を使うことに罪悪感を感じつつ発電の種類を解説するテレビを見ていました。故岡井隆氏には「自然の力による発電。向うに原発がある。案外皆冷静にみている」と評されました。 pic.x.com/4lGKXXJPeY

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ゆらゆらと夜のスーパーさまよひぬあと三分で値下げの時刻 #tanka #短歌 #七文半の足あと スーパーは閉店1時間程前になると状況を見つつ生鮮食品の値下げ作業を始めます。それを狙う常連の客達もいて店内は臨戦態勢。事前に下見を終えた戦士らはカートを押し静かに時を待ちます。日本は平和な国です。 pic.x.com/Uzelsc9xy5

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退職後ケータイ持つをやめてから誰も私を捕まへられぬ #tanka #短歌 #七文半の足あと 私が退職した頃はまだガラケーの時代でした。解約してからスマホの時代になっても最近までずっと持たずにいました。この短歌は小池光氏に「持つのをやめてしまったとき解放の喜びが込み上げてきた」と評されました。 pic.x.com/Bh9rNfNYHO

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鯛焼きのしっぽをちぎる媼ゐて餡の具合をじっと見てゐる #tanka #短歌 #七文半の足あと 鯛焼きのシッポまで餡が入ってるかどうかは、そのお婆さんにとっては重要なことのようで、かなり真剣な目つきでした。この短歌は俵万智さんに「啄木が手を見るよりも、もっとリアルかもしれない」と評されました。 pic.x.com/PIXkiIQG5C

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洋楽のあたまになぜか「悲しき」がついてゐたころ我は少年 #tanka #短歌 #七文半の足あと 昔は欧米のポップスにはほとんど邦題(日本語の題名)が付けられました。それにはなぜか「悲しき○○」ってのが多かった。悲しき雨音、悲しきカンガルー、悲しき街角etc。適当だったのか?淋しい歌が多かった? pic.x.com/clsyxHog49

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