#世界の名言・珍言 「ガ島での敗戦は、戦によったのではなく、飢餓の自滅だったのであります（中略）全くわが軍部中央部の過誤によったものです」 ー今村均 1943年2月に自決の赦しを乞うた軍司令官を押しとどめた言葉。 ガダルカナル島では約３万の将兵のうち約５千が戦死、約１万５千が餓死した。 pic.x.com/qjthr8dd8o x.com/OZTs5S2ygYzicX…

#世界の名言・珍言 「下手人が私ならどれだけ良かったか」 ーウァレリウス・アシアティクス(ヨセフス『ユダヤ古代誌』19.1)。 カリグラ帝亡き後、犯人は誰かと騒ぐ民衆へ向けた言葉ですが、後に讒訴され破滅している点に、人の生命について軽々しく発言してはならない事を実感します。

#世界の名言・珍言 「いかなる富も、節度を欠いた者には充足をもたらさないのだ」 ーアイスキネス(ディオドロス『歴史叢書』17.4)。 収賄への糾弾。 自分が「何を望んでいるか」を把握すべきという示唆に富んだ言葉にも思えます。 画像はWikipediaより。 pic.x.com/jf5tpma6hn

#世界の名言・珍言 「山の傍で我らの馬飼いは住処を得よう。谷の傍で我らの羊飼いは食物を得るだろう」 ージャムカ(『元朝秘史』3.§118(03:29:05))。 テムジン(チンギス・ハン)が盟友と袂を別つ原因となった言葉。意味は様々に解釈され、謎めいた言葉の不思議な魅力を感じます。

#世界の名言・珍言 「ローマ軍は勝利を武勇や合戦ではなく、我々が知らないある種の技術や攻城法により得た。戦とは思い通りに行かぬものなのだ。」 ーウェルキンゲトリクス(カエサル『ガリア戦記』7.29)。 攻城技術だけでなく「不退転の意志」もローマ軍の強みに思えます。 画像はWIkipediaより。 pic.x.com/apytgyrc5k

#世界の名言・珍言 「我らの運命は材木ではなく、人馬にかかているのです」 ーマルドニオス(ヘロドトス『歴史』8.100) サラミスの海戦に敗れ意気消沈するクセルクセス1世を励ました祭の言葉。後にアレクサンドロス大王の騎兵部隊に敗れた事を見ると皮肉に思えます。 画像はWIkipediaより。 pic.x.com/lez0lne3pl

#世界の名言・珍言 「とうとうやったか」 ー昭和天皇 2・26事件の第一報に対する反応。青年将校の心情に理解を示していたようにも見える点が心中の複雑さを伺わせます。 画像はWIkipediaより。 pic.twitter.com/JwahLNqDft

#世界の名言・珍言 「それが道理」 ーコルブロ(カッシウス・ディオ『ローマ史』63.17.6) ネロ帝に自害を命じられた際の言葉。謀反を認めたとも、自身の愚かさを自嘲したとも解釈され、本心は外から容易には分からない事を象徴しています。 画像はWikipediaより。 pic.twitter.com/07DlyLBLEN

#世界の名言・珍言 「ディアゴラスよ、今すぐ生涯を閉じるべきですぞ。この先、今以上の喜びは味わえませぬからな」 ーあるスパルタ人(キケロ『トゥスクルム荘対談集』1.46)。 2人の息子がオリンピックで優勝した際の一幕。ある意味「成功体験」が重石となる事も感じさせます。 画像はWikipediaより。 pic.twitter.com/pSLRuN4xNT