#創作のアホみたいな話 ロザリー「仙人よりは多少マシというだけで節々で人外じみた外道な判断するんじゃ人間の魔術師とは言わないわよ死神さん　口尖らしてもあんたちょっとその気になれば封印されし死の魔物どもを裾の端からちょいちょい出せるでしょ」 ウノ「あらー見える？　…あんたもマギかあ」

#創作のアホみたいな話 ロザリー「あつらえたように全員アデルロウ滞在には不向きな性質だし　隠し里みたいなあそこなら落ち着けるんじゃないかしら」 メント「亜人枠3人はともかく強盗さんはあくまで元…なんすよね？」 ウノ「僕も亜人枠なんだ」 ロザリー「森の魔術師そのまんまじゃない…」

#創作のアホみたいな話 まるこ「ところでにゅーこめんばーはどこに泊まるべきなのだ？　イゲの妹はイニーリーユ伯の別荘の一室を借りるそうだがタダズの愚問臭はどうしたものか」 メント「何かひとつの言葉になってるっすねその四人衆」 ロザリー「今や児童館になってる畑の家ならいいんじゃない？」

#創作のアホみたいな話 まるこ「もこちゅんpower☆islandにおこめが投入される予定は」 鳥「……」 まるこ「一週間後とする」 鳥「！！！！」 人「発布なされた」 人「米の季節じゃ」 メント「ｷｨ毎年毎年…動物以外なんとかしたいんすけどねえ…」 まるこ「ちゅんみたいに役立つのも来るし…」

#創作のアホみたいな話 カイゲイン「あなたもマギではないの？」 ウノ「一度は人里に下ったからね　僕は人の食べ物にさして抵抗はないよ　だが森の魔術師の偏食ぶりも知ってる　僕もそうだったからね　マギのママズキッチン…そりゃ提供が遅れたらトラウマになるのも無理からぬ話だ」

#創作のアホみたいな話 客「魔術師が適当にざっくり作ってようやくママの味になるのさ　森の魔術師はママが用意した食事しか食べない」 双子「ママ？」 ウノ「黒い樹海で育つもの全てのことさ　黒い樹海から飛び出してきたマギの舌を満足させるケーキなのか…そりゃあ死活問題だ」

#創作のアホみたいな話 カイゲイン「1階にもあるのか　よしその店で勘弁してもらおう」 双子「えー」 双子「そりゃうまいけどさあ専門店だし」 客「名産地の農地でとれた最高級の素材を使ってプロのパティシエが作ればそりゃあうまいよ　でも森の魔術師はパティシエじゃねえ　森の素材で片手間に作る」

#創作のアホみたいな話 カイゲイン「えーんわかりましたよ」 ウノ「本来この店に伝統のフルーツパンがあるんだって？　地獄の一丁目には何でもあるんだなあ…魔術師の町と言うだけある　でも1階にも何件かお菓子屋やパン屋があったのに妙にこの店評判いいね　そんなに旨いのかい？」

#創作のアホみたいな話 カイゲイン「ケーキが望まれている…魔術師は菓子に弱いというのは正しかった」 双子「犬作ってやったんだから何かくれ」 カイゲイン「タチアキだけど姉さんが勝手に連れてっちゃった…今後は姉さん家の飼い犬になることでしょう　短い間だった…」 双子「だが作ったのは確か」

#創作のアホみたいな話 通信機「深く心に刻み付けた」 客「？　何だ？」 まるこ「気にするな　それより栗ぱんは今年も安定供給される予定である」 客「わーい」 客「わーい」 客「栗もいいけどいい加減焼き菓子だけは飽きてきたからちゃんとしたケーキ用意してくんない！？」 カイゲイン「ううっ」

#創作のアホみたいな話 客「攻略しようにも得るものもなし　入り込めても得するものでもないから立ち寄っただけで出てきちまった　魚釣りしてたら巨人が襲ってくるし魔境なことは間違いないんだが…　何か宝があれば面白そうだがあったとしても友情とか結婚ドレスとかしょうもないものしかなさそうだ」

#創作のアホみたいな話 客「見かけない子供…というか見慣れない装束だなあ　どこから来たんだ」 ドサ「妖精圏」 客「魔境から来たのか………そういやあのあたりの巨人族はこんな感じの服を着てたな」 ドサ「……」 客「…あのあたりの服なのか？　あそこも小地獄ではあるが特異な文化があってなあ…」

#創作のアホみたいな話 客「貴族の」 カルプレ「もらったんだぞ　奪ったとかじゃない…といっても誤解されるか」 カイゲイン「うそじゃないのは分かるよ　だって俺の姪の化粧だし」 客「スッパダの化粧か」 カイゲイン「スッパダじゃありません　というか姪のですよ姪」

#創作のアホみたいな話 客「ドーランを変えるのは恥って嫌がる奴らばっかりだったから意表を付かれた気分だ」 カルプレ「むやみにかえると肌荒れするからな　もらったのは高級の白粉だから案外悪くないし…人里にいる間はこれがいいかなと」 ダスク「貴族の女性が使う化粧ならそりゃ質はいいだろうな」

#創作のアホみたいな話 ドサ「すみませんズが高くて　ぽわぽわが増えたぽわわ」 ポイニクス「やめろ鬣をもみくちゃにするな　さっきセットしたばっかなのに」 客「ていうか人間の肌色したゴブリンじゃんあんた　肌色を変えるだけでずいぶん印象変わるもんだなあ」 カルプレ「人に混じるにはいいかと」

#創作のアホみたいな話 ポイニクス「ところであの人相のよくない奴らは誰なんだ？　またよくわからん人を拾ってくるひしの悪い癖か…」 まるこ「タダとズと愚問」 ポイニクス「唯の頭の愚問」 ダスク「人相が悪い…すみません人相が悪くて　強盗だったもので…」 カルプレ「人相が悪いですむのか…？」

#創作のアホみたいな話 客「まるこｫｫｩ」 客「久々まるこー」 まるこ「存分にまるこロスを癒すがよい　ところでポじさんは何故蟻やぐらから出てこぬ」 ポイニクス「お前の代わりに尻をもまれすぎて最近丸みを帯びてきた気がする…雄なのに　齢30代のおじさんなのに可愛いと言われ尻をもまれる…」

#創作のアホみたいな話 フィッシー「ちょいどころか全身余すところなくぎっしり虚悪だったんですが」 通信機「虚悪ではないが凶悪な置き土産を残しに残しおったやつにとっては私なぞさぞやかわいいのだろう…」 メント「はいはい感動の再会はそこまでっすよ　帰ったり着たりで忙しいから片付け開始」

#創作のアホみたいな話 通信機「消えろクソ親父」 カトラハバル「倅立派になって…父は嬉しい　ちょいワル親父ってやつになってしまったことには責任を感じるけど」 通信機「帰れ忘却の河の果てに」 ミラーナ「えっ　つまりあのカイ試作機おじいさま……」 カイゲイン「俺は父に似ていたんだねえ…」

#創作のアホみたいな話 ミラーナ「言われなくてもそうするわよ……ところであの微妙に隠れきれてないカイ2号機みたいな奴誰！？」 カトラハバル「試作機です」 カイゲイン「父さん(真)です」 カトラハバル「あの赤ん坊がいっちょまえに親父ムーヴしていて時の流れを感じていたところです」

#創作のアホみたいな話 通信機「キリエレンは人間のヴォレンにはついていくが私にはついてきてはくれない…　だとしたらなおのことけじめをつけなければな」 ミラーナ「結局母さんなの…あんたは」 通信機「そうだよ　私とお前たちとはどこまでも平行線のままだ　だから好きに生きていけ　私は知らん」

#創作のアホみたいな話 通信機「うちの娘はどうしてこうやかましいのだろう…ティトもギャンギャンとけたたましい女だったが」 ミラーナ「お前に似たんだろ　ごまかすんじゃないわよ」 通信機「死ぬさ　ヴォレンは3年の刑期を終えて改めて死ぬ　だから私は…本当の意味でヴォレンを名乗れなくなるな」

#創作のアホみたいな話 まるこ「そう叫ぶな　しりをもむがよい」 ミラーナ「ｶｯ」 まるこ「大胆に力強くもむでない　怒りというより戸惑いに近いのだろうが」 ミラーナ「当たり前じゃない　あと1年で消えるんじゃなかったの！？　妖魔って、要は死なないわけじゃないの　どうするのよ死後刑期は！？」

#創作のアホみたいな話 ミラーナ「何なのよこいつ！？」 フィッシー「ヘルゲイは妖精圏の新王である妖魔シジマールになりました…一応人間のヘルゲイもいるけどあちらはオプションらしいです」 ミラーナ「妖魔！？　化け物になったってこと！？」 フィッシー「残念ながら…」 通信機「そう怒るな」

#創作のアホみたいな話 ミラーナ「うるさい　私はお前を許さないから　家族を壊し国を壊した悪魔が今さら何をしたところで」 通信機「許されたくてやっているわけじゃない　何かしらんがうまいこと出来たというだけだ　お前の仲なんて興味ないから改善するつもりもない　好きに嫌うがいい」

#創作のアホみたいな話 ミラーナ「ぎゃっ何！？　誰よ　何なの　どこにも繋がってないのに誰が…」 通信機「父だったものでーす」 カイゲイン「わーやめろミア　魔水を捨てるな　捨ててもそいつには意味がない」 通信機「私も大概なのは自負しているが生存者は皆劇的に変わったな…逞しくなって」

#創作のアホみたいな話 ミラーナ「しかもあいつが助け出したって何！？　自分で消しておいて！　今さら善行を積んだところでせいぜい転生先はたまねぎかニラよ…ザクザクに切り刻まれくたくたに煮詰められる生涯を終えた先に何があるかはしらないけど」 通信機「残念ながらシジミに転生しました」

#創作のアホみたいな話 カイゲイン「というか、タイミングよく来て何なんだよ…」 ミラーナ「母様から聞いて驚いたわよ　ティト姉さんが……帰ってきたって何！？　黄泉の国から戻ってきたとかじゃなくて！？　母さんに聞こうとしたら店に寄った方がいいって言われたからきたのよ」

#創作のアホみたいな話 まるこ「うむ　イゲの立場が変わろうとしりは逃げぬぞ　もみたくなったら来るがよい　そしてもむがよい」 カイゲイン「ううっ　まるこｩ」 ミラーナ「甘えるのはいいけどナナさんにご迷惑かけないようにして頂戴」 カイゲイン「それはまあ　大丈夫ですし　…うん」

#創作のアホみたいな話 ミラーナ「兄さんも今まで世話になったのなら支えてやる側になればよろしいのよ　わずかに趣味で技術を持つ富豪とかもいますし　何も出来ない貴族は今時恥ずかしいのだから」 カイゲイン「そ　そうか…そうだな　今までよくしてくれた恩を返せる立場になれたと思おう」

#創作のアホみたいな話 ミラーナ「ありがとう　殴らないように気を付けますわ」 フィッシー「兄妹なら引き継ぎしやすそうだな　じゃあ頑張って」 カイゲイン「えええ　でも…貴族も所属してるって」 ミラーナ「貴族だって知識を共有したいのもいますしパトロンは貴族がやる事よ」

#創作のアホみたいな話 ミラーナ「まだまだ拙い技師ですが皆様の生活に貢献出来るよう精一杯勤めます　改めてよろしくお願いします」 フィッシー「女性の技師か…元々技師自体がまだ色々と色眼鏡で見られやすい職だ　女性ともなると理不尽な事を言われるかもしれんが、その時は我々に言って下さい」

#創作のアホみたいな話 ミラーナ「私は無策で家を捨てるような無鉄砲じゃないわよ　あなたも情けない事言って恥をかかせないで　……お久しぶりですわね勇者様方　カイゲインの代理です」 メント「やあ遥々お疲れ様っす」 フィッシー「いやあ…見違えるなあ」 まるこ「何となく昔のイゲを思い出すぞ」

#創作のアホみたいな話 カイゲイン「そんな　俺は3年雑用だったのにお前は2年の間に現場につけたのか…そんな…女なのに…」 ミラーナ「何の下準備もなく放り込まれた素人と１０年近く独学と座学をやってきた奴の違いよ　イニーリーユで私がただ花よ蝶よと貴族の令嬢してただけだと思った？」

#創作のアホみたいな話 ミラーナ「カイって呼ばれても『なんかなー』的に兄さん奇妙な顔してた理由が何となくわかったわ　2年ミラーナだったんだもの…ミアって名乗るのも何だかね」 カイゲイン「うっそ　誰だお前！？　ほっそいお嬢様だったはずなのに何かゴツッ！？」 ミラーナ「現場職してたし」

#創作のアホみたいな話 カイゲイン「次の技師が…そんな…俺はいよいよ過去の人になるのか　助けてまるこ　俺は…貴族社会とかやだよー」 まるこ「耐えよ…」 ミラーナ「というか貴族だって普通に所属者いるわよ」 カイゲイン「！？　………だ　誰」 ミラーナ「ミアよ　…って、なんか今さらね」

#創作のアホみたいな話 フィッシー「引き継ぐというか、俺に業務を戻すだけだ　あまり深刻に考えるなよ…別に完全に別れるとは言わないんだ」 メント「あーそうそう　引き継ぎといえば　イゲさんの業務を引き継いで鍛えていって欲しい人がいるってギルドから連絡が来てるんすよ」 カイゲイン「えっ」

#創作のアホみたいな話 メント「とはいえ…君は引退と引き継ぎの業務をやらないといけないんすけどね…」 カイゲイン「うっ　うう　領主と技師の兼業は…だめなんですか…」 メント「いいとはいえないっす　趣味でやるというのもギルドの方に申し訳ないっしょ」 カイゲイン「それはそうなんだけど…」

#創作のアホみたいな話 メント「ムカつくっす　今年は店のバージョンアップを重点的にやるっす　虚悪は確かに！　大変っすけど！」 カトラハバル「虚悪放置なんかい」 カイゲイン「イニーリーユは成り行きとご厚意で助けて貰っただけでひしさんはお店の人なんだ　店を盛り上げていかないと」