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ごきげんよう。 #古今のぼりて その1049。今日の歌は藤原時平。 もろこしの 吉野の山に こもるとも おくれむと思ふ われならなくに 伊勢集では藤原仲平の作とも。たとえ吉野山が唐土にあってもそこに隠遁するならついていきます、という大胆な想像が誹諧ポイント。 皆様の今日に幸多からんことを。

小梅井のぼり@ばーちゃるついったらー@thisisnotmytrap

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おはようございます。 #古今のぼりて その1048。今日の歌は平中興。 逢ふことの 今ははつかに なりぬれば 夜深からでは つきなかりけり 「はつか」に「二十日」、「つき」に「月」が掛かり、二十日の遅く出る月と逢う機会の少なさを絡ませます。 皆様の今日に幸多からんことを。

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おはようございます。 #古今のぼりて その1047。今日の歌はこちら。 さかしらに 夏は人まね 笹の葉の さやぐ霜夜を わが一人寝る 一人寝るのも夏と霜降る夜では大違い、という次第。「人まね」が歌では珍しく、そのあたりが誹諧ポイントとされています。 皆様の今日に幸多からんことを。

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おはようございます。 #古今のぼりて その1046。今日の歌はこちら。 鶯の 去年の宿りの ふるすとや われには人の つれなかるらむ 「ふるす」は「古す」と「古巣」の掛詞。鶯が古巣を捨てるように私も捨てるんですかという次第。なぜ誹諧かは謎にございます。 皆様の今日に幸多からんことを。

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おはようございます。 #古今のぼりて その1045。今日の歌はこちら。 いとはるる わが身は春の 駒なれや 野がひがてらに 放ちすてつる 「のがひ」は嫌って遠ざける意の「のがひ」と「野飼い」の掛詞。春の馬のごとく「のがひ」されて放っておかれてます、という次第。 皆様の今日に幸多からんことを。

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おはようございます。 #古今のぼりて その1044。今日の歌はこちら。 紅に 染めし心も たのまれず 人をあくには うつるてふなり 「あく」は「飽く」と「灰汁」の掛詞。飽くようなことがあれば灰汁に晒したように紅も褪せてしまいますよ、という次第。 皆様の今日に幸多からんことを。

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おはようございます。 #古今のぼりて その1043。今日の歌はこちら。 出でて行かむ 人をとどめむ よしなきに 隣の方に 鼻もひぬかな 「鼻もひぬ」はくしゃみが出ない意。万葉では下紐が解けるのと並列される思い人と逢う前兆とされましたが枕草子の頃には文字数。 皆様の今日に幸多からんことを。

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おはようございます。 #古今のぼりて その1042。今日の歌はこちら。 思ひけむ 人をぞともに 思はまし まさしやむくい なかりけりやは 清原深養父の作とされたりされなかったり。詳細文字数。前歌に続いて「思わぬゆえの報い」がテーマとなります。 皆様の今日に幸多からんことを。

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おはようございます。 #古今のぼりて その1041。今日の歌はこちら。 われを思ふ 人を思はぬ むくいにや わが思ふ人の われを思はぬ 一昨日ぶりの「思ふ」ラッシュ。さらに仏教色の強い「むくい」も使っており、合わせて思いっきり誹諧にございます。 皆様の今日に幸多からんことを。

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おはようございます。 #古今のぼりて その1040。今日の歌はこちら。 われをのみ 思ふといはば あるべきを いでや心は 大幣にして 「大幣」はここでは古今706・707よろしく引く手あまたなことの喩え。こちらの相手につひに寄る瀬はありやなしや…… 皆様の今日に幸多からんことを。

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おはようございます。 #古今のぼりて その1039。今日の歌はこちら。 思へども 思はずとのみ いふなれば いなや思はじ 思ふかひなし 怒涛の「思ふ」ラッシュ。内容は比較的素直で、要はそちらが思わないというならこちらも思いませんという次第。 皆様の今日に幸多からんことを。

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おはようございます。 #古今のぼりて その1038。今日の歌はこちら。 思ふてふ 人の心の くまごとに 立ち隠れつつ 見るよしもがな 心が言葉通りか確かめたい、というのを相手の心にこっそり入り込みたいという形で表現します。 皆様の今日に幸多からんことを。

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おはようございます。 #古今のぼりて その1037。今日の歌はこちら。 ことならば 思はずとやは 言ひはてぬ なぞ世の中の 玉襷なる 「玉襷」は万葉に用例の多い「掛く」にかかる枕詞。ここではさらに進んで「思いを掛ける」まで含意しているようです。 皆様の今日に幸多からんことを。

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おはようございます。 #古今のぼりて その1036。今日の歌は壬生忠岑。 隠れ沼の 下よりおふる ねぬなはの 寝ぬ名は立てじ くるないとひそ 「ねぬなは」は蓴菜の古名。そこから「寝ぬ名」を導き共寝の誘いに仕立てます。 皆様の今日に幸多からんことを。

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おはようございます。 #古今のぼりて その1035。今日の歌は凡河内躬恒。 蝉の羽の ひとへに薄き 夏衣 なればよりなむ ものにやはあらぬ 蝉の羽→薄い→夏衣という筋に衣の縁語を加え、思いが薄くとも慣れれば寄っていくでしょう、とまとめます。 皆様の今日に幸多からんことを。

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おはようございます。 #古今のぼりて その1034。今日の歌は紀淑人。 秋の野に 妻なき鹿の 年をへて なぞわが恋の かひよとぞ鳴く 妻を呼ぶことでおなじみの鹿の声を「かひよ」と聞きなし、妻がいないのに「我が恋の効よ」と鳴く鹿としてまとめます。 皆様の今日に幸多からんことを。

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おはようございます。 #古今のぼりて その1033。今日の歌は平貞文。 春の野の しげき草葉の 妻恋ひに 飛び立つ雉の ほろろとぞなく 聞きなしシリーズ。こちらは雉の声と涙を「ほろろとぞなく」で結びます。「ほろろ」を羽音と見る説もありますが詳細は文字数。 皆様の今日に幸多からんことを。

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おはようございます。 #古今のぼりて その1032。今日の歌はこちら。 思へども なほうとまれぬ 春霞 かからぬ山も あらじと思へば 普通に春か恋の巻にあってもよさそうな一首。あちこちに手を出す思い人の姿をどの山にもかかる霞になぞらえます。 皆様の今日に幸多からんことを。

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おはようございます。 #古今のぼりて その1031。今日の歌は藤原興風。 春霞 たなびく野辺の 若菜にも なりみてしかな 人も摘むやと 春の野辺の若菜というスタンダードな題に「あの人に摘まれたい」という謎の願望が加わってめでたく誹諧入りを果たしました。 皆様の今日に幸多からんことを。

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ごきげんよう。 #古今のぼりて その1030。今日の歌は小野小町。 人にあはむ つきのなきには 思ひおきて 胸走り火に 心焼けをり 前歌に続いて「つきなし」と「月」の掛詞。さらに「胸走り」と「走り火」も重ねて闇夜に燃える思いを詠みます。 皆様の今日に幸多からんことを。

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おはようございます。 #古今のぼりて その1029。今日の歌は紀有朋。 あひ見まく ほしは数なく ありながら 人につきなみ まどひこそすれ 「星」「月」の掛詞を用いて逢えずに惑う心を詠みます。竹取物語の求婚のあたりに出てくる言葉遊びっぽさを感じました。 皆様の今日に幸多からんことを。

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おはようございます。 #古今のぼりて その1028。今日の歌は紀乳母。 富士の嶺の ならぬ思ひに 燃えば燃え 神だに消たぬ むなし煙を 平中物語11段にも登場。そちらも踏まえると富士の煙になぞらえた燃える思いを雑にあしらう格好となります。 皆様の今日に幸多からんことを。

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おはようございます。 #古今のぼりて その1027。今日の歌はこちら。 あしひきの 山田のそほつ おのれさへ われをほしてふ うれはしきこと 「そほつ」は案山子のこと。さらに転じて身分の低い者と見るやら演劇じみた舞台設定やらの説があり、もうよく分かりませぬ。 皆様の今日に幸多からんことを。

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おはようございます。 #古今のぼりて その1026。今日の歌はこちら。 耳なしの 山のくちなし 得てしかな 思ひの色の 下染めにせむ 「耳なし」で「くちなし」の下染めなら思いを隠すにはもってこいという次第。なお、耳成山は梔子の産地とかではない模様。 皆様の今日に幸多からんことを。

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おはようございます。 #古今のぼりて その1025。今日の歌はこちら。 ありぬやと こころみがてら あひみねば たはぶれにくき までぞ恋しき どれだけ逢わずにいられるか実験してみた! ……とやるまでもない実験をして案の定な結果を得る人の図。 皆様の今日に幸多からんことを。

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おはようございます。 #古今のぼりて その1024。今日の歌はこちら。 恋しきが 方も方こそ ありと聞け 立てれ居れども なき心地かな 「方」の語釈であれこれありますが文字数ということにして深入りを控えます。 皆様の今日に幸多からんことを。

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おはようございます。 #古今のぼりて その1023。今日の歌はこちら。 枕より あとより恋の せめ来れば せむ方なみぞ 床中にをる 枕からも足元からも迫ってくるというジャパニーズホラー感。されど来るのは恋。 皆様の今日に幸多からんことを。

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おはようございます。 #古今のぼりて その1022。今日の歌はこちら。 いそのかみ 古りにし恋の 神さびて たたるにわれは 寝ぞ寝かねつる 昔の恋が気になって眠れないというただそれだけのことを神だの祟りだのとオーバーに表現するのが誹諧ポイント。 皆様の今日に幸多からんことを。

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おはようございます。 #古今のぼりて その1021。今日の歌は清原深養父。 冬ながら 春の隣の 近ければ 中垣よりぞ 花は散りける 詞書より立春の前日、隣家の方から雪が吹き込んだ折。お隣の春から花が吹き込んで来ました、と洒落たお知らせをしています。 皆様の今日に幸多からんことを。

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