『#堀田善衞とドストエフスキー　#大審問官 の現代性』 #核兵器禁止条約 の発効 「現代のあらゆるものは、萌芽としてドストエーフスキイにある。たとえば、原子爆弾は現代の大審問官であるかもしれない。」（#堀田善衞） x.com/stakaha5/statu…

#堀田善衞 の自伝的な長編小説『若き日の詩人たちの肖像』では、戦局が厳しくなると「卒業期繰り上げ」が行われたことや、1943年の出陣学徒壮行大会も詳しく描かれている。 （写真は「赤紙」と呼ばれる「召集令状」）。x.com/stakaha5/statu…

「それまでにはどうにかなるだろう」というのが、開戦とその後の「戦争指導理念」であった。 それは「厳密な、各方面からする統一ある計算に基づくものでもなかった（…）近代的な区分けとは別な、所詮は日本的なとでもいうよりほかに尻のもってゆきようのないものだった。」 #堀田善衞『記念碑』

#堀田善衞『記念碑』（1955） 太平洋戦争末期の日本を舞台に国策通信会社の外信部に勤務するかたわら、枢密院顧問官深田英人の個人秘書もしている石射康子と特攻隊に志願したその息子など戦時下に生きる知識人をとおして近代化と「日本的な価値観」の根源に迫ろうとする力作。x.com/stakaha5/statu…