移り行く季節 #小さな物語 #みんなの家 #ふらっと pic.twitter.com/CghKvndt4J

冬眠明けに失敗したように　ぼんやりしている　夢に見ていた春が来たというのに　これは夢なのだと思っている　目覚めたら　どこに行けばよいのか分からない　目覚めた先なんて無いのかもしれない　だから　夢から夢へと渡り歩く　もうどこにも戻らない　もうどこにも戻れない #ゆめ　#小さな物語　#詩

約半年振りの #ホキ美術館 。 初めて見る作品が多くて面白かった。 第５回 #私の代表作展 私が見てきたのは第４回からなので、Gallery８の展示が全面的に変わっていて新鮮。 #小さな物語 #廣戸絵美 生身の子供が「等身大」に描かれていて、子供と作者との目線がピッタリ一致しているのが分かる。 pic.twitter.com/pZrRIOK2IF

(2/2) 　君は失恋したつもりだろうが　彼女こそ失恋しているのだよ　君が思っていたよりも　彼女はずっと大人だったのに ↑続き↑　#失恋　#小さな物語　#詩

(1/2) 　君が宿命のように愛していた彼女と　卒業したら　もう会ってもいないんだってね　自動的に毎日会える　同じクラス　というシステムを　失ったぐらいで　浪人だけが理由じゃあるまい 　君は失恋したつもりだろうが ↓続く↓　#失恋　#小さな物語　#詩

いつもピンクの服を着て　お父さんに手をひかれ　不機嫌そうに歩いてた　あの子はどうしているだろう　姿を見なくなったのは　去年の四月からだから　今は小学二年生　「せんぱい」になっているだろう　友だちたくさんできたかな #小さな物語　#詩 実は　#七五

(2/2) 　愛する人にも見せたくないほどの　だから自分の夢の中に置いてきた　自分にしか触れられないように 　それを思い出したくなったら　夢の中に戻る　そして大事なそれを　誰にも邪魔されることなく　愛おしむ ↑続き↑　#ゆめ　#小さな物語　#詩

(1/2) 　今朝の夢の中に置いてきた　何を　思い出せない　夢の中に置いてきてしまったものは　もう思い出せない 　とても大事なものだったのだ　生きていくために不可欠な　愛する人にも見せたくないほどの　だから ↓続く↓　#ゆめ　#小さな物語　#詩

あの幽霊は　実は自分ではなかったか　年に一度　花を食べるために　樹の根本から起きてくる　うっとりと夜の香りを嗅いで　花の色香に酔っている　花幽霊 ↑続き↑　(3/3)　#さくら　#花幽霊　#小さな物語　#詩

でも一度だけ姿を見た　あれは夢の中だった　あの時の桜を　風を　匂いを音を　肌寒さを　確かに覚えている　鮮烈に思い出せる 　あの幽霊は　実は ↑続き↑　↓続く↓ #さくら　#花幽霊　#小さな物語　#詩

花幽霊　５ 　その桜の樹の下に　花の時期だけ現われる　幽霊がいるらしいことを知っている　会ったことはないし　他に知っている人もいないようなのに　なぜだろう 　会ってみようと思って行ってもまず会えない　でも一度だけ姿を見た　あれは ↓続く↓　#さくら　#花幽霊　#小さな物語　#詩