なお音二郎は海外興行を成功させ帰還した後、実家の一角を1人の青年に貸します。家業の大工を捨て、菓子づくりに情熱を燃やしていた27歳の青年。彼こそ「鶴乃子」で有名な石村萬盛堂の創業者・石村善太郎氏でした。 この地は石村萬盛堂創業の地でもあるのです 3/3 #石村萬盛堂 #川上音二郎 #博多 #福岡 pic.x.com/hkpk8s5l2t

さて沖濱稲荷の近くで生まれたのが先日ポストした川上音二郎です。 彼の生家は、対馬小路の大きな藍問屋。実母を早くに亡くし、継母とそりが合わず14歳で家出したそうです。本人曰く西南戦争の影響で慌ただしい間隙を縫い大阪に密航。その後見つかり東京に向かったらしい。2/3 #川上音二郎 #博多 #福岡 pic.x.com/gdbfrj8sn4

その魂は、時折承天寺のお墓から抜け出し、この像から人々を眺めているのかも。 なお彼のドラマチックな生涯は、大河ドラマ「春の波涛」や三谷幸喜の舞台「恐れを知らぬ川上音二郎一座」等でも描かれています。6/6 #川上音二郎 #博多 #福岡 pic.x.com/snnql6yips

一座はイギリスで日本人初のレコーディングも実施。音二郎の声は入っていないものの、今でも聴けます。 帰国後、音二郎は博多に洋風劇場の初代・博多座を建設しました（写真は現在の博多座） 彼は博多の人から親しみを込めて"音しゃん"と呼ばれるのを喜んでいたそうです 5/6 #川上音二郎 #博多 #福岡 pic.x.com/e2vws5c6mw

後に音二郎は、日本初の女優となった妻 貞奴と共に海外興行に打って出ます。 アメリカでは売上をプロモーターに持ち逃げされ途方に暮れるも、シェークスピアのオセロを日本風に演って話題になったのを皮切りに、ヨーロッパでも成功しフランスでは勲章までもらっています。4/6 #川上音二郎 #博多 #福岡 pic.x.com/g5sdwcnl57

例えば「権利、幸福嫌いな人に、自由湯（党）をば飲ませたい。オッペケペー、オッペケペー、オッペケペッポ、ペッポッポ」といった具合。 桃太郎のような服装は京都で演じた歌舞伎「八犬伝」の端役の衣装。本人が気に入り、この扮装で演じることにしたそうです。3/6 #川上音二郎 #博多 #福岡 pic.x.com/nbfmrwwrj1

しかし明治政府が自由民権の演説を取り締まり出すと"ならば芝居で表現してやる"と活動の場を変えます。そして関西で落語をしていた頃、高座の芸にあったのが世間の出来事をおかしく語る"オッペケペー"で、これに自由民権を絡めて評判になったのが"オッペケペー節"でした 2/6 #川上音二郎 #博多 #福岡 pic.x.com/tgpogofqbh

中洲駅5番出口を出てすぐ。博多座と向かい合う形で立つ川上音二郎の像。 これは音楽に合わせて世相を切る唄「オッペケペー節」を演じる音二郎を捉えたものです。 音二郎は博多出身ですが若くして家出した血気盛んな青年。やがて当時盛んだった自由民権運動に感化されます。1/6 #川上音二郎 #博多 #福岡 pic.x.com/phk9qeb6fs

#茅ヶ崎 #高砂緑地 #茅ヶ崎市 の古くからの景観を残す #緑地公園 で、市民の憩いの場。 【明治】俳優 #川上音二郎 が愛妻と暮らす。 【大正】#原安三郎 氏(元日本化薬・会長)の別荘(#松籟荘)となる。 【昭和】市が購入して #日本庭園 を構える。現在は #茅ヶ崎市美術館 もある。 #茅ヶ崎観光 pic.x.com/uaguucyucu

グッモ🤘 #川上音二郎 #オッペケペー節 pic.x.com/zr887qlneo