#川本三郎格付け 『遠い声』B 川本三郎としては異色作。「スイッチ」連載の掌編。基本的に心境小説だがたまに幻想小説にもなる。都会散策の楽しさ「鉛筆削り」映画館でピアノの実演を聞いた「アプライトピアノ」旅の寂しさ「放球基地」「ヒスイ海岸」端正な幻想小説二部作「ジャワの切手」「不発弾」

#川本三郎格付け 『東京は遠かった　改めて読む松本清張』C 今一つ食い足りない。結局のところ清張はあまり川本三郎と合わない気がする。それでも「物語の生まれる場所、甲州」「小説が書けなくなった作家、時代から忘れられた作家」は読ませる。旧著から再録した映画「張込み」論も。

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#川本三郎格付け 共著 1999『今日も映画日和』（和田誠・瀬戸川猛資と）B 2005『誇り高き西部劇』（逢坂剛と）C 2008『本と映画と「70年」を語ろう』（鈴木邦男と）C 2010『昭和文壇実録　小説家たちの休日』（樋口進と）AA 2014『日本映画 隠れた名作　 昭和30年代前後』（筒井清忠と）AA

#川本三郎格付け 2013『映画は呼んでいる』B 2013『ギャバンの帽子、アルヌールのコート 懐かしのヨーロッパ映画』E 2015『ひとり居の記』B 2017『「男はつらいよ」を旅する』AA 2018『「それでもなお」の文学』C 2019『台湾、ローカル線、そして荷風』B 2023『映画の木洩れ日』B

#川本三郎格付け 2005『時代劇ここにあり』C 2006『村上春樹論集成』B 2007『名作写真と歩く、昭和の東京』B 2007『ミステリと東京』C 2009『現代映画、その歩むところに心せよ』A 2010『いまも、君を想う』AA 2011『小説を、映画を、鉄道が走る』B 2013『そして、人生はつづく』A

#川本三郎格付け 1996『君美わしく 戦後日本映画女優讃』AAA 1998『続々々・映画の昭和雑貨店』AAA 1998『日本映画を歩く ロケ地を訪ねて』A 1999『映画の昭和雑貨店 完結編』AAA 2001『あのエッセイこの随筆』AA 2002『はるかな本、遠い絵』A 2002『荷風好日』AA 2004『映画を見ればわかること』B

#川本三郎格付け 1991『フィールド・オブ・イノセンス』A 1993『クリスの緑の眼、イーストウッドの拍車』A 1994『映画の昭和雑貨店』AAA 1994『今ひとたびの戦後日本映画』AAA 1995『続・映画の昭和雑貨店』AAA 1995『火の見櫓の上の海 東京から房総へ』AA 1996『続々・映画の昭和雑貨店』AAA

#川本三郎格付け　 1977『同時代を生きる「気分」』D 1981『走れナフタリン少年』C 1981『雑エンタテインメント』A 1982『町を歩いて映画のなかへ』C 1987『映画のランニングキャッチ』B 1988『マイ・バック・ページ ある60年代の物語』C 1991『ハリウッド大通り』B

最近また川本三郎さんの本をよく読んでいる。著作が膨大なので全体像を把握するために一回整理しておきたい。ということで #川本三郎格付け をやってみる。川本さんは映画を星取表で裁断するような評論はしたくないと言っておりこんなやり方は非・川本三郎的なのだがこうでもしないと整理つかない。